毎週恒例水曜日の週販記事。

ニンテンドースイッチが発売されてから、155週目となる2020年2月第3週の週販ランキングが

先程ファミ通で更新された!


先週は、任天堂が新型コロナウイルスの影響によって生産に影響が出ることを

正式に告知したためか、スイッチ本体を購入する人が多くいたようで

基本的に年末商戦後でソフトも目立った新作もなく、任天堂ハードが弱いこの時期でも

Liteとの合算で10万台以上の販売を記録したスイッチ。



確実に品薄が予想される状況が告知されたことによって、購入者が殺到したと考えられ

実際店舗や通販サイトでは、スイッチ発売の一年目のスイッチが手に入らなかった頃の

騒動がまた起きているような状況となっている。大手家電通販サイトなどでも

抽選販売を取るところが出始めており、現在のコロナウイルスの猛威を見る限り

この状況はまだまだしばらく続くと思われるような状況となっている。

その一方で、まだLiteの方はそれなりに販売が行われていてこちらは入手困難には至っていないようだ。

任天堂の告知でもLiteの生産困難は告知されておらず、Liteは別のところでの生産が

行われていると考えるのが自然であるが、新型コロナウイルスの影響がいつ来ても

おかしくはないと思うので、早く終息することを今はただ祈るしか無い。

Liteはあつ森の発売日に新色コーラルも発売されることが告知されており

しばらくはLiteがニンテンドースイッチの売上を支えることになりそうだ。


スイッチ本体の販売の懸念は尽きないが、部外者である人間が何かをできることもないので

ここからは新作ソフトを取り上げる。まず先週の大きなタイトルだったのは

スイッチで発売された、スイッチでは初となるDIVAの系統の初音ミク音ゲーの最新作

初音ミク Project DIVA MEGA39’sがセガより発売されている。



PSで出ていたDIVAシリーズが初の任天堂ハードに登場。

任天堂ハードには、ミクダヨーさんが押し出されたかわいいデザインになっていた

Project miraiシリーズが3DSで展開されていたのだが、こちらはだいぶ前にシリーズが終了している状態にある。

任天堂ハードでしばらく出ていなかったミクの久々の音ゲーというわけだが

女性や子供にも人気があるミクは、スイッチのメイン客層と相性が良かったようで

特にセガから目立った宣伝が行われなかったにも関わらず、量販店などでは

品切れが多く発生したようで、SEGAが公式で品薄を詫びるアナウンスなどもしていたようだ。

またDL版が好調という話も出ており、特にめぼしい新作がなかったこのところの動きだと

このタイトルが週販1位になるのはほぼ確実と言えるではないだろうか。


あとランクインするかも?といったタイトルとしてはコンパイルハートの

Death end re;Quest2がある。



コンパイルハートのいつもの美少女モノ。

ロングセラーにはならないが、一定の購入数が初週に記録される

メーカーとなっているので、TOP10に入る可能性はあるかもしれない。


他にもいくつかめぼしいタイトルはあるが、注目できるのはこれぐらい。

ノーマルスイッチの落ち込みが顕著になると思われる155週目の結果やいかに?


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ニンテンドースイッチ155週目は合算で8万台を売り上げる!初音ミク Project DIVA MEGA39’sが5.3万本売り上げTOPに!

先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。


【ソフト&ハード週間販売数】スイッチ『初音ミク プロジェクト ディーヴァ』が初登場1位! コロナウイルスの影響でスイッチが落ち込むもライトが3倍増【2/10~2/16】


ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。

 1位は、『初音ミク プロジェクト ディーヴァ メガミックス』が5.3万本を売り上げ、初登場1位になった。“初音ミク”が初めてNintendo Switch用ソフトとして発売されたが、直近のシリーズ作『初音ミク プロジェクト ディーヴァ DX』(プレイステーション4/2017年11月22日発売)の初週販売本数33527本と比べても、かなりの好スタートを切った。Joy-Conを手に持って遊ぶ“ミックスモード”も搭載されるなど、Nintendo Switchならではの楽しみかたも可能だ。100を超える楽曲、300以上の衣装(モジュール)を収録しており、長い期間楽しめそうだ。

 そのほか新作では、『Death end re;Quest2(デス エンド リクエスト2)』がTOP10入りしている。

 新型コロナウイルス感染症の影響で出荷遅延が発表されたNintendo Switch。先週は79352台と“駆け込み需要”で週販台数を伸ばしたが、今週は16896台と大きく数字を落とした。一方、Nintendo Switch Liteは先週21609台から約3倍の63443台と大幅増。新色“コーラル”が発表されたが、任天堂は発売中の3色も含め“3月中の出荷予定台数の生産は終了している”としており、当面の売上の中心はNintendo Switch Liteへとシフトされていくことが予想される。

ソフト推定販売本数TOP10

1位(初登場) Switch 初音ミク プロジェクト ディーヴァ メガミックス
53606本/セガゲームス/2020年2月13日発売

2位(先週3位) Switch ポケットモンスター ソード・シールド
24534本(累計 342万7385本)/ポケモン/2019年11月15日発売

3位(先週1位) PS4 グランブルーファンタジー ヴァーサス
12165本(累計 98413本)/サイゲームス/2020年2月6日発売

4位(先週7位) Switch Minecraft
11275本(累計 126万3898本)/日本マイクロソフト/2018年6月21日発売

5位(先週2位) Switch リングフィット アドベンチャー
10238本(累計 68万6144本)/任天堂/2019年10月18日発売

6位(先週5位) Switch 東北大学加齢医学研究所 川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のNintendo Switchトレーニング
9367本(累計 15万1548本)/任天堂/2019年12月27日発売

7位(先週6位) Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
9155本(累計 356万1812本)/任天堂/2018年12月7日発売

8位(先週8位) Switch マリオカート8 デラックス
8548本(累計 277万3951本)/任天堂/2017年4月28日発売

9位(初登場) PS4 Death end re;Quest2(デス エンド リクエスト2)
7003本/コンパイルハート/2020年2月13日発売

10位(先週4位) PS4 龍が如く7 光と闇の行方
6844本(累計 23万5303本)/セガゲームス/2020年1月16日発売

中略

※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。

ハード推定販売台数
Switch Lite/63443台(累計 135万4641台)
Switch/16869台(累計 1085万558台)
PS4/4912台(累計 730万6541台)
PS4 Pro/2920台(累計 144万1081台)
Xbox One X/22台(累計 18937台)
Xbox One S/19台(累計 92831台)
New 2DS LL/712台(累計 169万8053台)
New 3DS LL/45台(累計 588万6377台)

というわけで、ニンテンドースイッチの155週目はノーマルスイッチが16,869台

Liteが63,443台を売り上げ、前週からの累計売上台数は合算で12,205,199台となった。

ノーマルスイッチは大幅減。これはやはり予想通りだが、Liteがその分を補っている状況で、先週から3倍増という

凄まじい数値を記録している。Liteがうまくリスクヘッジしている形になっている。

廉価版という位置づけだったとは言え、結果的に見ればノーマルスイッチの不測の事態を

見越していたということも言えるのかもしれない。来月発売される予定のあつ森も

キラーソフトだが、Liteでのプレイ需要が大きいタイトルであるはずなので

総合的な普及台数的には、あまり変わらない状態を維持できるのかもしれない。

ファミ通の総評にもある通り、Liteは3月に販売する予定台数分を既に出荷済みということで

まだしばらくはLiteのほうで売上を維持することができそうだ。もっともコロナウイルスが

できるだけ早く終息することに越したことはないのだが…。


ソフトは予想通り初音ミクが一位。品切れが多かったのでもっと今のセガなら

出荷が絞られているのかと思っていたが、5万本以上売っていることに驚き。

公式からDL版の好調さも報告されているので、10万本程度なら軽々とクリアできそうだ。

miraiから久しくミクの新作はなかった任天堂ハードだったので、久々に出た

ミクということもあってかなりの需要があったのかもしれない。miraiから

そのままシフトしてきたユーザーもいるのではないだろうか?


新作ではもう一つ、やはりコンパイルハートのDeath end re;Quest2が9位にランクイン。

しかし、かつてのコンパイルハートの新作なら初週限定ではあるものの2万ぐらいは

軽々と売れていたことがあったので、その頃から比べるとかなり力は弱くなっている。

来週には一気に本数が下がるであろうことは間違いないので、最終的に1.5万本ぐらいの売上になりそうだ。


その他のタイトルはいつもどおり。龍7がかろうじて10位にランクインだが、来週には消えていそうだ。

最終的なパッケージ本数は25万本程度が予想される。前作6から比べると10万本以上売上を落とすことになりそうだ。

スイッチの脳トレが非常に安定した売上を維持し続けている。定価が安めということもあるが

このまましばらく似たような本数で推移し続けていって、気がついたらハーフとか

そんなことが十分有り得そうな推移となっている。リングフィットアドベンチャーは

確実に生産が苦しい状況になっているのが目に見える状況に。こちらもコロナウイルスが

落ち着くまで生産が厳しい状況になるとのことで、つくづく機会損失が痛い。

ただ一年中需要があり、旬と言ったものが存在しないソフトなので今後も

売れた数=出荷と感じられるような売上をしばらくは維持し続けていくことだろう。

TOP30は明日更新予定。


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