毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
今はコロナの影響で金曜日更新となっている。
昨日のTOP10では、ブロッコリーの新規ブランドであるLicoBiTsが出した
第一弾の乙女ゲーである泡沫のユークロニアが1位を獲得していた。
ゲーム自体の大きな新作が少なく、売上的には落ち着いた週であったということを差し引いても
完全オリジナルのスイッチ独占乙女ゲーが1位になったのは、色々と興味深い結果であった。
本体も7.1万台という、8年目とは思えない売れ方を新年度早々記録しており
8年目でもまだまだ意気軒昂といった様相を呈している。
任天堂が出すソフトの大型のものは、全盛期よりは減っており、今後は
次世代機を見据えて動いているであろうことが、なんとなくは察せられるが
今の時点では正式発表はないため、まだまだスイッチの勢いは持続しそうである。
そんな中での372週目のTOP30の結果について観ていきたいと思う。
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【ファミ通】2024年4月8日~2024年4月14日のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2024年4月8日~2024年4月14日
まずは恒例の新作消化率。
泡沫のユークロニアについては、60泡沫のユークロニアについては60~80%ということで
5桁本数売れてこの消化率ということは、乙女ゲーにしてはかなり強気の出荷をしていると思う。
乙女ゲー自体はジワ売れするようなタイトルではないが、この売上を記録すると踏むぐらいには
メーカーも小売もこのタイトルに可能性を感じていたということは、推測できる。
その他のTOP11以降の新作ソフトとしては、RPG MAKER WITHが27位に入っている。
いわゆる、ツクールシリーズの最新作であるが、こちらは緑色の消化率で市場としては
余らせ気味という判断になるが、ただ元々売れることを見越していない雰囲気があるので
こちらが投げ売りになる可能性はかなり低いだろうと考えられる。
その他には特筆すべきところは特に見当たらないが、ドラゴンズドグマ2とFFVII REBIRTHが
順調?に売上を落としており、あとはいつTOP30からも消えるかと言ったところになっている。
PSの有力ソフトは長くても、本当に1ヶ月程度が旬となっており、それ以降は
徐々に下がってそのままフェードアウトという動きになる。
Roninもそれが少し先な話であるだけで、あと1ヶ月もすれば跡形もなくなっているだろうと思われる。