かつて、PSなどでSIMPLEシリーズを展開し、今現在も様々なソフトを

各ハードに供給しているパブリッシャーであるD3パブリッシャー



SIMPLEシリーズで、一定の地位を得て、その後PSやXboxなどで

例えばお姉チャンバラや、ドリームクラブと言った、お色気路線のゲームを出すようになった。

また女性向けADVのVitaminシリーズなどもリリースをしている。

最近のヒット作は、地球防衛軍シリーズであろうか。



お色気系のゲームは少々下品なものが多く、そういったソフトの大体はPS関連で展開してきた。

そのうちの一つにオメガラビリンスがある。

2015年にVitaで一作目が発売され、2作目オメガラビリンスZが同じくPS VitaとPS4のマルチで発売された。

基本はローグライクRPGなのだが…ゲームについては各自ググっていただければと思う。


そしてその3作目となる『オメガラビリンスライフ』の制作・発売が発表された。

当然、プラットフォームはPS…になるかと思いきや、なんとスイッチ独占という

あまりにも意外なプラットフォームでの発売であることが告知されている。


今までPS関連でやってきて、ゲーム内容からおそらくPS独占だと思われていたタイトルが

まさかのスイッチに鞍替え…にわかには信じられない話であったが、後発で完全版でも

出すというオチなのだろう…と捉えて一人合点していたのだが、どうやらこのゲームは

現時点では少なくとも、今後もPSに出す予定はないらしい。D3の関係者が海外メディアに語ったようだ。


Sponsored Link

PS規制が原因か?『オメガラビリンスライフ』は現時点ではPSでは出す計画はないと海外のメディアにて報じられる。

前置きはさておき、まずは今回の話題のソースを紹介する。

G: Do you think you’ll ever consider going back to PlayStation platforms, maybe with future games of the series, or do you consider the Switch the best platform for the franchise?

YU: The best option would obviously be to put it on PlayStation, Nintendo, Xbox, and every available platform, but for now we’re focusing on Switch.

G: Is this something you prefer doing? Focusing on a single platform at first to release the best game that you can, and then considering other platforms?

YU: That’s correct. For now, we’d like to focus on the Switch version, and after that, we’ll think about releasing the game on other platforms.

あくまで現時点の話ではあるが、スイッチに焦点を当てて、他のプラットフォームはこれから考えていく…

つまり、現時点ではPSなどの他プラットフォームへの発売計画は無いという内容になる。

もちろん、今の段階の話でこれから先どうなるかはわからないが、これは割と衝撃的な発言ではある。


インタビューの最初に西洋でのリリースは出来るか?といった質問があるが

これは、前作のオメガラビリンスZが、欧州で出す際に、最後の最後で

SIEの意向で発売禁止になったことを踏まえての質問だと思われる。

北米・欧州における販売中止

本作は2018年初頭に北米と欧州でPQube Gamesから発売される予定だったが、2018年2月にオーストラリアの機関が審査を拒否したほか、ドイツの機関も審査を拒否しており、さらに同年3月には汎欧州ゲーム情報(PEGI)の一員であるビデオ規格委員会(英語版)(VSC)も審査を拒否したため、これらの国での販売が不可能となった。

VSCは声明の中で、本作はヌードをはじめとする過激な性表現を含んでおり、学校を舞台に年若い少女たちが多数登場することから、子どもを性的な対象にしていると指摘している。また、ローグライクRPGである本作の内容が18歳以下の子どもを魅了する可能性があり、作中の性的表現を一般的なものだと誤解するおそれがある点についてもVSCは指摘している。

One Angry GamerのBilly Dは、今回の審査拒否は、ゲーム内での性的表現への糾弾の影響によるものだと推測している。

これら審査機関の動向に加え、プラットフォーマーとしてのSIEの意向も加わり、PQubeは北米・欧州における本ソフトの発売を断念することになった[。

おそらく、今回のD3パブリッシャーの鞍替えは、当ブログでも幾つか記事にしている通り

SIEのセクシャル表現への規制に対して、規制が厳しすぎることが影響しているのではないかと思われる。


【ぶっちゃけ】light代表「(Dies iraeを発売するために)ソニーに申請したが、申請は全て英語で送れと言われている」


もちろんそんなことをバカ正直に話すわけがないので、だいぶぼかした表現にはなっているが

根底にあるのは、まずこの規制があることは間違いないだろう。そうでなければ、スイッチに

突然シリーズ3作目を独占でリリースすることは考えづらいからである。

これからSIEの規制がゆるくなれば、すぐにでも出す用意があるのではないかと思われるが

果たして、規制が厳しくなることはあれ、ゆるくことはあるのだろうか?

正直、そういった未来はSIEには個人的には見えないと感じており、こういったソフトまでが

スイッチに逃げ場を続々と求めてくる可能性は、今後かなり高くなったと言えるのではないだろうか。


にほんブログ村 ゲームブログへ
にほんブログ村