ここのところ、ニンテンドースイッチはもちろん

他のプラットフォームでも、重要な位置を占めつつあるインディーズタイトル。


既存の大手メーカーではなく、少数人数、あるいは個人で

開発するゲームをインディーズタイトルと呼んでいるが

このインディーズタイトルを重視し始めているのが任天堂。

Nindiesという造語を作ってまで、インディーズタイトルを揃えてきていることを

以前、インディーズのことに触れた記事で紹介した。


【続々と】魔神少女シリーズがスイッチにも!「魔神少女COMBAT×ブレイブダンジョン」が今夏配信決定!


任天堂が有望株なインディーズを公式で発掘しようとしていることは

インディーズでゲームを制作する開発者にとっても、朗報であることは間違いない。

任天堂からの支援も得られて、ゲームをリリースすることが出来るのだから。


Nindiesレーベルで、任天堂の本気度がわかるわけだが

遂に、任天堂が自前で自社ゲームのソフトを宣伝する媒体の一つ

ニャニャニャ!ネコマリオタイム

インディーズタイトルを放送する回が制作されアップされている。


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発売済み・新作合わせて34本ものタイトルのダイジェスト。

ネコマリオとネコピーチが、新作任天堂ハードソフトを

紹介しているニャニャニャ!ネコマリオタイムは、2014年2月に第一回が放送され



今現在も、定期的に放送が更新され、現在はなんと89回を数えている。



ニンテンドーダイレクトが新作発表会であるなら、このネコマリオタイムは既存のゲームの

ちょっとしたテクニックや小ネタなどを紹介している動画となっており、任天堂好きなら

チェックするべき番組の一つになっているのは間違いない。


今回は、いつものレギュラー放送と違った、特別回として

この5月にインディーズの開発者が集まる会合である

ビットサミットが、任天堂のお膝元の京都で開催されることを受けて

ニャンディーズスペシャルと称して、配信が行われている。



インディーズタイトルは、少人数の開発であることから

グラフィックなどに注力した大作ではなく、アイディア勝負の小粒なタイトルが多い。

今回のニャンディーズスペシャルで紹介されたのは、今後秋までにニンテンドースイッチで

発売されることが決定しているタイトルということで、任天堂の本気が伺える配信であると言えるだろう。


今は小粒な、名も知られていない会社であっても

ニンテンドースイッチという媒体で、面白いゲームを出すことができれば

注目度は高まるのは間違いない事実であり、開発者としても

非常にモチベーションが上がるのは間違いないのではなかろうか。


特に小粒なタイトルは、配信価格も安めに設定されるので

ソフトを買う任天堂ユーザー層としては、興味を持ったついでに

買ってみるかと思われることも多い。

一般的な大手メーカーのソフトが多数出ている、ニンテンドー3DSで

小粒なDL専用タイトルが出ているのは、こういった事情もある。


スマホでは、例え安値の買い切りであっても、購買まで踏み切る

ユーザーが少ないのは、DL数だけならとんでもない数値を記録した

スーパーマリオランが示している。1200円の買い切りソフトだが

日本では、高いなどと言われ、購入率は無料DLしたうちの7~8%程度と言われている。


ニンテンドースイッチで配信される小粒のタイトルは

スマホアプリで出すよりは、購入してくれる層が多い。

コレは元々、ニンテンドースイッチがゲーム機であるからという理由である。

スマホにインストールしてついでで出来るゲームとは違って、購入者はゲームをしたくて

探し求めて購入したいゲームをe-Shopで見つけるわけだから、これは当然の話でもある。

任天堂はソフトが増え、開発者はヒット作を生み出すことにより、今後のゲーム開発にも

また力を入れられるようになるかもしれない。双方にとってWIN-WINの市場が

出来つつあり、今後もこの流れは加速することは間違いないだろう。


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