毎週恒例水曜日の週販記事。今はコロナの影響で木曜日。

ニンテンドースイッチが発売されてから、185週目となる2020年9月第2週の週販ランキングが

先程ファミ通で更新された!


今年も残り3分の1を切った状態でも、今までの豊富なソフト資産と

コロナ禍という巣ごもり需要がどちらかと言えばプラスに働いている

ゲーム業界では、スイッチは絶好調の売上を維持している。

既に発売から3年半での国内累計販売台数が1500万台を突破しており

Liteという廉価版分のものが合算されていることを勘案しても

とんでもない勢いで売れているのは間違いない状況となっている。

ソフトランキングも、TOP30のうち任天堂のソフトが3分の2以上を占める状況が

永らく続いており、同じくコロナ禍で本体の製造が厳しいことになっていると思われる

PS4との差が、PS4の国内のやる気なさと相まってどんどん大きくなっている現状がある。

このまま、今年は4年目というハードが最も売れる時期のスイッチが独走状態となりそうだ。

その一方で、PS5の価格と発売日が本日発表。Xboxがその少し前の同じく発売日と価格を発表したことから

今年の年末商戦は、次世代機をひっ提げるPSとMS、そして4年目の最大の勢いを得ているスイッチとの激しい戦いが予想される。

今年の年末商戦の週販は色々と面白くなりそうだ。特に海外と比べても最速の発売地域として

360以来に日本での展開を強めようと画策しているように見えるMSの動きは要注目と言えるだろう。


さて、先週の新作ソフトであるが注目というか、ある意味問題作的なタイトルとして

発売されたのが、ファミコンから続くアンチファンタジーRPGシリーズとして

コアなファンがいるタイトルのシリーズ最新作であるMETAL MAX Xeno Rebornがマルチで発売されている。



ただこれは、元はPS4で発売されたあまりにも下世話なストーリー…

メタル●ックスなどと揶揄され非常に評判が悪かったMETAL MAX Xenoをリメイクした形ということで

リボーンというタイトルがついているのだが、評判が悪かった部分の作り直しどころか

ストーリーをばっさりカットし、更に操作性やシステム周りも何故か改悪されているというリメイクという言葉に

疑問符を付けざるを得ないあまりにも救いようのない出来のようで、ディープなファンが多いはずの

メタルマックスシリーズファンを激怒させる内容に至っている…正直初週すらもランクインするかどうか。

というか、ランクインして被害者がそれだけいたということを直視したくないようなタイトルとなっている。


その他のタイトルは、ことさら取り上げるようなタイトルはないが

バンナムのPS4でのタイトルとなっているProject CARS 3がランクインするかぐらいだろうか。

色々と激動の始まりを予感させる9月第2週の結果やいかに?


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ニンテンドースイッチ185週目は合算で8.3万台を売り上げる!リングフィットアドベンチャーが4.3万本売り上げ2週連続TOPに!

先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。


【ソフト&ハード週間販売数】『リングフィット』が首位をキープ! 『Minecraft』『メタルマックス』最新作もTOP10入り【9/7~9/13】


ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。

 1位の『リングフィット アドベンチャー』に続き、2位の『あつまれ どうぶつの森』、3位の『マリオカート8 デラックス』といった常連タイトルが上位を飾るなか、Switch『Minecraft Dungeons Hero Edition』が初登場4位にランクイン。

 こちらは『Minecraft(マインクラフト)』のスピンオフタイトルで、同作の世界観を活かしたアクションアドベンチャーゲーム。すでに配信中の本編に多数のダウンロードコンテンツを盛り込んだ、お得なパッケージ版となっている。

 また、人気RPGのシリーズ最新作『メタルマックス Xeno Reborn(ゼノリボーン)』も、プレイステーション4とNintendo Switchで発売され、好調なセールスを記録。初登場にして、両ハードのバージョンが7位(PS4)と8位(Switch)に食い込む結果となった。

ソフト推定販売本数TOP10

1位(前回1位) Switch リングフィット アドベンチャー
43459本(累計152万7444本)/任天堂/2019年10月18日

2位(前回3位) Switch あつまれ どうぶつの森
31558本(累計569万2156本)/任天堂/2020年3月20日

3位(前回4位) Switch マリオカート8 デラックス
12280本(累計315万7661本)/任天堂/2017年4月28日

4位(初登場) Switch Minecraft Dungeons Hero Edition
11450本(累計11450本)/日本マイクロソフト/2020年9月8日

5位(前回5位) Switch 世界のアソビ大全51
9620本(累計37万2040本)/任天堂/2020年6月5日

6位(前回2位) PS4 Marvel’s Avengers(アベンジャーズ)
7892本(累計50871本)/スクウェア・エニックス/2020年9月4日

7位(初登場) PS4 メタルマックス Xeno Reborn(ゼノリボーン)
7789本(累計7789本)/角川ゲームス/2020年9月10日

8位(初登場) Switch メタルマックス Xeno Reborn(ゼノリボーン)
7277本(累計7277本)/角川ゲームス/2020年9月10日

9位(前回8位) Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
6761本(累計382万4429本)/任天堂/2018年12月7日

10位(前回11位) Switch ポケットモンスター ソード・シールド
6492本(累計373万1449本)/ポケモン/2019年11月15日

中略

※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。

ハード推定販売台数
Switch/53462台(累計1254万2557台)
Switch Lite/30458台(累計261万4388台)
PS4/435台(累計764万4179台)
PS4 Pro/1726台(累計157万3150台)
Xbox One S/11台(累計93531台)
Xbox One X/24台(累計20801台)
Newニンテンドー2DS LL/824台(累計173万1135台)
Newニンテンドー3DS LL/25台(累計588万8491台)

というわけで、ニンテンドースイッチの185週目はノーマルスイッチが53,462台

Liteが30,458台を売り上げ、前週からの累計売上台数は合算で15,156,945台となった。

特に何もない週でもこれだけの売上を維持し続けるスイッチはもはや異次元の域に入ってきている。

その一方で、通常版のPSがおそらく歴代最低数値に。Proが盛り返したので合算3桁が回避されたが

それでも売上としては非常に厳しいことに。幸いなことは3DSシリーズが生産終了となったので

もはや2DS・3DSに売上が負けることはないだろうということ…無いよな?←


ソフトは驚異のジワ売れソフト、リングフィットアドベンチャーが先週に引き続き1位を獲得。

先週の6万越えほどまでは行かなかったが、それでも4.3万本売り上げており、当然ながらこの時期での

この売上はもはや驚異的としか言いようがない。累計販売本数も150万本を軽々と越え

来月の発売一周年のときにはすでに200万が見えているぐらいに売れている可能性が高そうだ。


そして残念なのはMETAL MAX Xeno Rebornである。マルチ両方ともランクインし

合算の売り上げはちょうど1.5万本ほどになっているが、これだけの被害者がいたということに…

来年はシリーズ30周年を迎えシリーズ3作品が胎動していると公式で告知されているが

まず今回の件で、コアなメタルマックスファンのいくらかは離れてしまったのではないだろうか。

30周年を間近に、自身でIPの価値を棄損していくスタイルは正直呆れるしか無い。


Tsushimaがついに10位圏外に。PSのソフトではだいぶ頑張ったほうだが

そろそろ終わりが見えているというところか。ただ他に良いソフトがあまり出ていないので

ランキング上位にならなくてもジワジワと売れるような気はしている。

スクエニのアベンジャーズももう…来週にはTOP10圏外となり、下手をすると今月中に

30位圏内からも消えてしまう可能性がある。とにかくPS4のソフトは旬が短い。

この傾向は新ハードのPS5になっても続いていくのだろうか…


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