毎週更新の週販記事。今年度よりメディアクリエイトが情報を公開しなくなったため

新たにファミ通のデータを使っての更新となる。

ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として

発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。

今はコロナで金曜日に更新が行われている。


今年も残り4ヶ月を切った9月第2週の結果は、相変わらずスイッチが

8.3万台以上を売り上げる結果となり、夏休み商戦が終わっても安定した売上を

記録し続けていることが明らかになっていた。ソフトはめぼしい新作がなかったことで

リングフィットアドベンチャーが発売から1年近くが経とうとしている状況であるにも関わらず

週販で1位を2週連続で取るという結果を残している。リングフィットアドベンチャー自体が

ずーっと品薄で入手しにくい状況が続いているとは言え、発売から1年近くが経っても

めぼしいタイトルが無い週には1位を取れるという、相変わらず任天堂タイトルの

息の長さを見せつけている形となっており、気づけばリングフィットアドベンチャーの

売上が150万本を超えているという事態にもなっている。今後もリングフィットアドベンチャーは

ジワジワ(というレベルではないが)売れていくのは間違いないのだろう。


ゲーム業界はPSとXboxの次世代機の発売日と価格が確定となっている。

そして任天堂は、昨日のダイレクトでついにサードの中ではもっとも

国内では大型になるタイトルであるカプコンのモンハンRISEが発表されるなど

各社強力な発表が固めて行われた。これらの結果が今年の週販にどのように

影響してくるのかも、ひとつの注目ポイントと言えよう。

2020年の残りの週販も色々と面白いことになりそうだ。

個人的に楽しみを見出しつつ、まずは185週目のTOP30の結果をまずは見ていくことにしよう。


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【ファミ通】2020年9月7日~2020年9月13日のソフトランキングTOP30

本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。

なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。









出典:ゲーム販売本数ランキング 集計期間:2020年9月7日~2020年9月13日


まずは恒例の新作消化率。メタルマックスは両方とも消化率がそこそこ。

しかし評判がとてつもなく悪いので、おそらく両方とも値崩れするのではないかと思う。

あとは昨日の週販記事でナチュラルにスルーしてしまったが

4位のマイクラダンジョンが消化率がとてつもなく低い状態になっている。

もっとも、これはマイクラのようにゲーム単体の価格として安いのと

マイクラ自体がジワ売れソフトなだけに、長期スパンで売っていくことを

もはや前提にしての出荷となっているとも考えられる。


他の新作であるProject CARS 3は24位。まぁこんなところだろうか。

ただ消化率を見ると、かなり市場にダダあまりという状況に…

右肩上がりで売上を上げるようなタイトルでもないだけに、これはワゴン投げ売り不可避か。


気づけば釣りスピが50万本間近に。これはスイッチの立派な定番タイトルとなった。

驚くのはなんと発売からまだ3週しか経ってない、FFCCのリマスターが

ふにゃべぇのパッケージ版に売上が負けているということ。

PS4版に至ってはTOP30にも入っておらずもはや論外。

ふにゃべえの値段は安いと言っても、消費税無し価格で比べると

1300円の違いしか無く、もはや外伝的タイトルとはいえFFの名が冠されたタイトルが

人気インディーズにその売上をまくられるという象徴的な事象が起こってしまっている。

最近のスクエニの凋落はひどく、PS5でFF16が発売されることが発表されても

あまり大きく盛り上がっていなかったように見受けられる。15の出来を見れば当然の反応ともいえるが…。

TOP30の売上の定番タイトルがスイッチにどんどん増えてきた。今後のランキングについては

まだまだスイッチ一強が続くのは間違いないだろう。


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