昨日の夜に、唐突に任天堂公式がニンテンドースイッチを活用した

新しいあそびを、今日の午前7時から

発表すると、電撃的に発表を行いました。



その予告通り、先程ページが更新され、任天堂が提唱する

新しいあそびの概要が紹介されました!

いかにも任天堂らしい、その新しいあそびの形とは一体?


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可能性は無限大?コントローラーを自作出来る「NINTENDO LABO」始動!

任天堂が公開した、新たなあそびの紹介映像からまずは貼ります。



というわけで、ダンボールを使った新たな入力デバイスの創作と

そのコントローラーに対応したゲームを提供する

NINTENDO LABO(ニンテンドーラボ)というタイトルです!


ダンボールで様々なガワを作り、そこにジョイコンをはめて

色々な遊びを楽しめるというコンセプトのようです。

昨日の発表の時点で、VR?とか以前話題にしていた体重計とか

脈拍計とか、そんな意見も巷では出ていましたが、そのすべてを

超える、まさに斜め上の発想の遊びが提供されます。こんなん予想できるか!


ダンボールを組み立てて、ジョイコンが入力デバイスになるものもあれば

なんとジョイコンが信号を受け取って、本体のタッチスクリーンがリモコン代わりになる

ラジコン遊びなど、まさかの発想。これが任天堂の遊びの発想力というところでしょうか。



以前、スイッチの本体の更新でコントローラーを探す機能ということで

本体で信号を送ると、登録したコントローラーを震えさせることが出来るという

機能が追加されましたが、この遊び方を織り込むための機能だったのでしょうね。

HD振動の微妙な振動のさせかたで、動き方を制御するのでしょう。

全く…誰がこんなん考えつくんだよ…。(驚嘆)


他にもつりコンや、バイクコン、まさかの家コン(?)などもあり

まさに遊び方が無限大に広がる可能性を秘めたデバイスだなと思います。


このNINTENDO Laboが狙っているのは、ズバリ親子

任天堂は発売に先駆けて、この新しいあそびを親子で体験できるイベントを

東京と大阪で開催するとのことです。


出典:https://www.nintendo.co.jp/labo/camp/index.html


受付は1月31日まで。上記のリンク先からエントリーページにいくことができます。

また、今回はあくまで親子限定とのこと。親子で色々試行錯誤しながら、自前の

入力デバイスを作ってもらうという試みになるのでしょう。


親子で作れる、自前のゲーム入力デバイスとなれば、当然ながらあれこれと子供に

楽しみながら、コントローラーを自作するいわゆる知育玩具という

捉え方も出来ます。そうなると、今度は親が子供が作れないものを作ってあげたりして

親としての威厳を示す(笑)ことも出来るかもしれませんね。


また、この手の工作系は、いわゆるガチ勢がとんでもないデバイスを作ってしまうということも

当たり前のことながら考えられるでしょう。インスタ映えするような見た目がすごいものもあれば

Youtubeやニコニコなどで作ってみた系動画が流行る可能性もあります。

ムーブメントを起こせる可能性の塊のコンテンツといえるのではないでしょうか。

作ったものの図面をpdf形式などで公開して、DL出来るようにするとか

このコンテンツで、一躍有名になるような一般人も出てくるかもしれません。


また、ダンボールで手軽に作れるというのも大きなポイントで

入力デバイスが壊れてしまっても、補修・あるいは自分で再度作り直すということが

気軽にできるのもポイントです。今まで、専用コントローラーが必要なゲームというのは

いくつもありましたが、メーカーが作ったコントローラーが壊れてしまえば

また、そのコントローラーを買い直す必要が当然ありました。

しかし、今回のニンテンドーラボでは、ガワが壊れてしまったらまた作り直せばいいだけなのです。

素材もダンボールですから、簡易な入力機能で事足りるものであれば、お金もほとんどかかりません。

手が器用な人なら、スーパーにあるダンボールを使って工作することも可能になるかもしれません。

元がダンボールですから、色を塗ったり、テープを貼ったりとカスタマイズも手軽に出来ます。

世界にひとつだけの自分専用コントローラーを作れるかもしれない…なんと夢のある話でしょうか。

今後は例えば、専用入力が必要なゲームなどでは、組み立て式のダンボールが予め

キットとして付いているパターンとか、あるいはコントローラーの作り方の図面などを

ソフトに封入しておく…といった対応を取るメーカーが出てきてもおかしくはないでしょう。

繰り返しになりますが、可能性の塊としか言えない内容で、今後の展開次第では

一般層を巻き込んでの大きなムーブメントを起こせるポテンシャルを持ったコンテンツだと思います。


任天堂はこの作って遊べるコントローラーをToy-conと名付けたようです。

4月20日に、トイコンのセットとして、2つの商品を発売するとのこと。


出典:https://www.nintendo.co.jp/labo/index.html


まずは任天堂からある程度の遊びのスタイルを提供し、そこから発想で広げてもらうというのが狙いなのでしょう。

前述したとおり、現代ではSNSでの拡散も気軽にできる時代ですから、自分が作った自信作を

インスタやツイッター、Youtubeなどに投稿するユーザーがうまくいけば次々と現れるでしょう。

そうなれば、あとは一般での拡散力に任せるだけです。例えば子供のコミュニティでは

自作したデバイスなどを見せあいっこするような光景も想像できますし、親同士が

その作り方を教え合うというようなコミュニティも形成される可能性もあります。

まさに、老舗のおもちゃ屋として、娯楽というものに真剣に向かい合ってきた

任天堂でしか出来ない遊びのスタイルであり、個人的には想像の遥か斜め上を行った

発表だったと感じました。もっとも、手が不器用な管理人は工作が非常に苦手なので

どちらかといえば、見る側に回りそうですけどねw

このデバイスを使った新たな可能性を、任天堂だけでなくサードも提示して欲しいと思う次第です。

そうそう。インディーズであっても、専用コントローラーを必要とさせるような

ゲームを作ろうと思えば、作れるのも地味にすごいことだと思います。

この機能のせいで、日本のダンボールが品薄に…いや流石にそれはないですね(汗)


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