毎週恒例水曜日の週販記事。今はコロナの影響で木曜日

ニンテンドースイッチが発売されてから、186週目となる2020年9月第3週の週販ランキングが

先程ファミ通で更新された!


今年も残り3ヶ月半。コロナ禍で大きく世界が変わった2020年は

ゲーム業界にも激動とも言える出来事が複数起こっている。

まずは11月に発売される、PS5とXbox Seriesという次世代機。

それぞれが高性能版と、廉価版的なものを発売することが決まっている。

特にXboxはone世代の日本での弱さについて、現在の責任者である

フィル・スペンサー氏が反省しており、次世代機のXbox Seriesは

日本が最速ロンチの地域に選ばれている。また性能が家庭用ゲーム機史上最強とされる

Xのほうは高いものの、もう一つの廉価版的なSについては、本日電撃的に

定価が日本では引き下げられることが発表されており、スイッチと同価格での

販売になることが正式に決定している。PS5のDEが39980円なので、一万円の

安い価格での販売ということになり、かなりのインパクトがある状態に。

とはいっても、ディスクレス自体がそこまで選ばれないとも思われるので

やはり、PS5とXboxのメインはそれぞれディスクが使えるほうが売れるのではないかとも思う。

また、マイクロソフトは既に当ブログでも記事にしたようにベセスダ・ソフトワークス及び

親会社のZenimaxを大型買収したことが既に報じられている他、日本ではセガに

何やら怪しい動きが出ているということで、Series Sの予約が始まる明日の前に

この記事を更新している頃には何かしらの発表がすでにされているのかもしれない。


とはいえ、次世代機の発売はまだ1ヶ月半ほど先。

今は通常の週販を更新することにする。最近某家電量販店に行ってみたのだが

スイッチのLiteのほうが普通に販売されている状況にあった。

どうやら、Liteのほうは通常の出荷状況に戻って普通に手に入れられるようになってきているようだ。

通常スイッチはまだ品切れしていたが、転売ヤーも転売価値が無くなったと思うと

一斉に引いていくきらいがあるので、今はPS5にそれらしき人々が群がっている状況を考えると

通常スイッチももうしばらくで普通に手に入るようになるのではないかと思う。

もっとも、これからまもなく任天堂ハードが非常に強くなる年末も近づくわけだが。

いずれにせよ、今余裕を持って購入できる時に購入しておくほうが安全ではあるだろう。

あとは少し注目したいのが生産終了が正式に発表された3DSシリーズの売上。

いよいよ新品は市場に出回らなくなるので駆け込みの需要がありそうだが果たして?


さて、先週の新作ソフトであるが、まずは大本命の

スーパーマリオ35周年の記念タイトルである名作と評価されている

3Dマリオ3作を一つのパッケージに収録した贅沢なタイトル

スーパーマリオ 3Dコレクションが発売されている。



10年前の25周年に発売されたのが、SFCのスーパーマリオコレクションの

Wii版+サントラ付きというものだったが、それは元々SFCで発売されていたものだったため

値段が安かったのだが、今回はフルプライスでの販売となっている。

流石に3作をまとめたのは今回が初であるということと、ゲーム内ではあるが

3作のサウンドトラックがついている形にもなるので、十分付加価値があるといえる。

ギャラクシー2が無かったとはいえ、値段に見合った内容であるのは間違いないだろう。

来年3月末までの期間限定発売ということも相まって、日本では弱い3Dマリオだが

初週の売上はまずトップを取れるのは確実。COMGのポイント(156pt)を

見る限りでは売上は15~20万ほどの間だろうか?発表が電撃的すぎたのが影響しているかも?


PS4側ではウイニングイレブンのデータアップデート版である

eFootball ウイニングイレブン 2021 SEASON UPDATEが発売。



選手データなどのアップデート版だけで基本的なシステムなどは

2020と変わりはないとのこと。その分値段が抑えられているが

評判はその分芳しくない。初週はそれなりに売れるだろう。


中華産艦これで、スイッチには1年ほどの後発マルチとなる

アズールレーン クロスウェーブがスイッチ版でも

コンパイルハートよりリリースが行われている。



元ネタがあってもコンパゲーはコンパゲーということ。

ただ初週はTOP10内に入りそうな雰囲気はある。


スイッチにもパワプロが出るようになって影が薄くなったが

バンナムの野球ゲーのプロ野球 ファミスタ 2020

スイッチ独占で発売されている。



ファミスタというタイトルは基本任天堂ハードをずっと踏襲している

由緒正しいシリーズだが、パワプロが一定の存在感を出している以上

こちらの売上はやや厳しそう。コロナ禍でプロ野球自体の盛り上がりが

例年に比べると下がっているのも追い打ちであるが、それはパワプロも条件は同じ。

個人的には野球ゲームと言えばファミスタの方が馴染んでいるので

こちらのタイトルもパワプロと同様に頑張って欲しいところだが…。


TGS次第では、今年の年末商戦などが大きく変わってきそうなところがあるが

まずは今の時点の週販を追いたい。気になる186週目の結果は見出しのあとで!


Sponsored Link

ニンテンドースイッチ186週目は合算で11万台を売り上げる!スーパーマリオ3Dコレクションが21万本売り上げTOPに!

先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。


【ソフト&ハード週間販売数】『スーパーマリオ 3Dコレクション』が21万本セールスで首位! 2DS生産終了の発表を受けハードの販売台数にも変動アリ【9/14~9/20】


ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。

 『スーパーマリオブラザーズ』35周年記念ソフトとして発売された『スーパーマリオ 3Dコレクション』が、約21万本を売り上げ、ランキング1位を獲得。

 続いて、人気スポーツゲームの最新作『eFootball ウイニングイレブン 2021 SEASON UPDATE』と『プロ野球 ファミスタ 2020』が、それぞれ4位と5位に。大ヒットスマホゲームが原作のNintendo Switch版『アズールレーン クロスウェーブ』も8位に食い込むなど、初登場のタイトルが4本ランクインする結果となった。

 ちなみに今回の集計期間中、ニンテンドー2DSおよび、ニンテンドー2DS LLの生産終了が発表された……ということもあってか、2機種合計で前週比5倍以上の5209台を販売。ニンテンドー 2DSシリーズの国内累計販売台数は173万6344台となっている。

ソフト推定販売本数TOP10
1位(初登場) Switch スーパーマリオ 3Dコレクション
21万136本(累計21万136本)/任天堂/2020年9月18日

2位(前回1位) Switch リングフィット アドベンチャー
48826本(累計157万6270本)/任天堂/2019年10月18日

3位(前回2位) Switch あつまれ どうぶつの森
32097本(累計572万4253本)/任天堂/2020年3月20日

4位(初登場) PS4 eFootball ウイニングイレブン 2021 SEASON UPDATE
26215本(累計26215本)/KONAMI/2020年9月17日

5位(初登場) Switch プロ野球 ファミスタ 2020
15129本(累計15129本)/バンダイナムコエンターテインメント/2020年9月17日

6位(前回3位) Switch マリオカート8 デラックス
13094本(累計317万0755本)/任天堂/2017年4月28日

7位(前回5位) Switch 世界のアソビ大全51
9572本(累計38万1612本)/任天堂/2020年6月5日

8位(初登場) Switch アズールレーン クロスウェーブ
7413本(累計7413本)/コンパイルハート/2020年9月17日

9位(前回10位) Switch ポケットモンスター ソード・シールド
6887本(累計373万8336本)/ポケモン/2019年11月15日

10位(前回9位) Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
6288本(累計383万717本)/任天堂/2018年12月7日

中略

※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。

ハード推定販売台数
Switch/77846台(累計1262万0403台)
Switch Lite/32183台(累計264万6571台)
PS4/1423台(累計764万5602台)
PS4 Pro/378台(累計157万3528台)
Xbox One S/13台(累計93544台)
Xbox One X/18台(累計20819台)
Newニンテンドー2DS LL/5209台(累計173万6344台)
Newニンテンドー3DS LL/63台(累計588万8554台)

というわけで、ニンテンドースイッチの186週目はノーマルスイッチが77,846台

Liteが32,183台を売り上げ、前週からの累計売上台数は合算で15,266,974台となった。

スイッチはまたしても11万台と6桁の大台に。マリオが多少牽引もしているだろう。一方のPS4も呆れるぐらいに変わらない。

そして予想通り、2DSLLが5.2千台とおそらくこれが最後であろう大きな売れ行きを見せた。

ゲーム機としては現役とは言え、ハードは生産終了ということで改めて9年半お疲れさまでした。


新作ソフトについては、予想通り3Dマリオコレクションが21万本のトップに。

日本では3Dマリオ自体が2Dに比べると人気が低いが、逆に海外での人気が圧倒的に高いので

確実に全世界では初週ミリオンを達成しているのは間違いないだろう。

次いで4位にeFootball ウイニングイレブン 2021 SEASON UPDATEがランクイン。

アップデート版とは言え、手頃な価格になっているのにこの売上は若干寂しいか。

というか、発売半年たったあつ森に負けているようでは…。

更には5位にファミスタがランクイン。やはりパワプロのほうが今の日本では

野球ゲームは人気があるということが改めて分かる初動。6桁の売上は厳しいだろうか。

8位にアズレンも予想通りランクイン。スイッチにはそこまでユーザーがいないはずなので

来週には下手をするとTOP30からすらも外れるような予感がしないでもないが。


他はいつもの任天堂定番タイトルだが、リングフィットが先週より

また若干数字を伸ばしており、このタイトルが落ち着くのはまだまだ先になりそうな気配を見せている。

一体今の日本での潜在的な需要はどれぐらいあるのか。全く底が見えないところが恐ろしい。


TGSが今週の日曜まで開催され、来週以降はその内容を踏まえた

動きの変化がまたあるのではないかと期待している。今年の年末商戦がいまから楽しみだ。


にほんブログ村 ゲームブログ ゲーム評論・レビューへ
にほんブログ村