ソニーが、同社傘下のゲーム開発企業Naughty Dog(ノーティードッグ)を率いるニール・ドラックマンのインタビュー記事を削除した。ドラックマンは同記事での発言が物議を醸していたが、実際にはそうした発言をしていなかったことが判明。ソニーは記事内の誤りを認め、ドラックマンとそのチームに謝罪した。
以下はソニーの発表文全文だ。
「本ウェブサイトに掲載したNaughty Dogのニール・ドラックマン氏のインタビュー記事について、再精査を行ったところ、(アニメーション、執筆、テクノロジー、AI、今後のプロジェクトなどについて)本人の見解と異なる、または価値観を正確に示していない記述があることが判明しました。ドラックマン氏の話した内容を正確にお伝えしなかったことから、ドラックマン氏およびそのチームの皆様にご迷惑をおかけしましたこと、お詫び申し上げます。Naughty Dogおよびソニー・インタラクティブエンタテインメントと再確認を行い、該当のインタビュー記事を削除しました」
記事中での最も重大な誤りは、ドラックマンがNaughty Dogの新作ゲームについて「ゲームに対する主流の認識を再定義するかもしれない」と言ったとされる部分だった。この発言は、ドラックマンが自身とその作品についてやや自信過剰であるかのような印象を与えたため、ソーシャルメディアで急速に拡散した。
中略
この発言に最も近いのは「私は、私たちが作っているこのゲームにわくわくしており、これは私たちにとって本当に新鮮なものであるが、それだけでなく世界にどのような反響を呼ぶのかをとても楽しみにしている」という部分だ。この段落全体をみても、物議を醸した表現に該当するものはなく、文章が与える印象もかなり異なる。
ここまでひどいフレンドリーファイアがあっただろうか…。
いや、ない!←反語。さすがのソニーですな。
まさか、親会社から背後から撃たれるとはノーティードッグのドラックマン氏も予想だにしなかったでしょうね。
でも、外部の人から見ればそれがソニーなんだよね…。の一言で終わってしまうという…。
いずれにせよ、自社傘下の子会社の開発者の発言を捏造するということは
子会社側としてはたまったものではないでしょう。
ソニーセカンドの開発会社では、結構コンプライアンス的な問題が報じられていることがありましたが
親会社がこんな仕打ちをするのであれば、まぁ子会社もそういう状態になるんだろうな…と
改めて感じる、今回の捏造騒動なのであります。