毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため

新たにファミ通のデータを使っての更新となる。

ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として

発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。

今はコロナの影響で金曜日更新となっている。


昨日の速報では、相変わらず好調であったことが窺えたスイッチ。

PS5は相変わらずの低空飛行で、本体の台数が安定しない状況が続く。

Xboxも同様ではあり、先週はXSXのほうが500台程度とかなり落ち込んでいたが

元々日本での存在感が大きくないXboxでは、PS5ほど目立つものではない。

ソフトもモンハンライズとサンブレイクのセットが2週連続首位を獲得しており

これから突入していく夏休みに向けて良い結果を残していると言える。

夏休み商戦では、入り口にゼノブレイド3と言った大作ソフトが控えているスイッチ。

その前哨戦と言った形になるここ数週になるが、まず先週のTOP30までの結果はどうなっただろうか?


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【ファミ通】2022年7月4日~2022年7月10日のソフトランキングTOP30

本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。

なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。









出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2022年7月4日~2022年7月10日


まずは恒例の新作消化率。クロノアはやや消化率としては良くない状況になっている。

オリジナルファンに売るのが定石のタイトルだが、その移植度については評判が悪く

口コミで継続的に売れるような状況が難しいのが厳しいところである。

これは小売もある程度損切りを覚悟しなければならない状況かもしれない。

そして、深刻なのはPS4版のクロノア。なんと25位にかろうじてランクインはしているもののその売上はわずか1252本

昨日の速報記事を見た時点で、ダブルスコアに行くか行かないかぐらいを個人的に予想していたが

まさか7.6倍ほどの差が出てくるとは予想だにしなかった。

それでいて消化率のバーは同じ色の状況である。

消化率のバーは20%刻みなので、スイッチ版は限りなく次のバーに近く

PS4版は逆に前の消化率のバーに近い状態ではないかとも考えられるが

いずれにしても、出荷本数も大きく違っているのは間違いなさそうだ。

クロノア自体は初代PSで発売されたのが最初であるタイトルだが

それでも今ではスイッチに出さないと商売にならないぐらいに

PS市場が縮小しているということが、この結果からも読み取れるということだろう。


次の節目が見えているのが、マリオパーティスーパースターズとアソビ大全。

いずれもあと2~3週でミリオンに到達できそうなレベルの売上になっている。

任天堂タイトルのジワ売れは今に始まったことではないが、このようなタイトルでも

100万を売ってしまうポテンシャルがあるのは凄まじいの一言。

またパワプロのスイッチ版も、来週、遅くとも次の週で20万本を超えるのが確定となっている。

こちらの安定感も抜群で、コナミはもはやほぼスイッチにシフトしたと言って差し支えないだろう。


先週もPSソフトは、おそらく本体とセットで売られているであろうGT7と、風のクロノアの2本だけである。

スイッチソフトの下位に時折出てくる定番タイトルのようなソフトがなければ、このように

ランキングを席巻される状況にあるが、PSの今後の発売予定表を見ても、そのような立ち位置に

なれると思われるタイトルは、今後しばらくは出ないように見受けられる。

9月辺りから怒涛のスクエニゲーラッシュが予定はされているが、それまでに何を売るかが

今のPSの問題ということで、もはや論外とも言わざるを得ない状況になっている。


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