毎週更新の週販記事。今年度よりメディアクリエイトが情報を公開しなくなったため

新たにファミ通のデータを使っての更新となる。

ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として

発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。


2020年3月3週は、あつまれどうぶつの森というキラータイトルが発売され

そのあつ森が188万本を初週で売上げ、スイッチ歴代1位をあっさり塗り替えたばかりか

廉価版のLiteが7割ほどを占めるとは言え、ロンチ時よりもスイッチの

本体台数が売れるという、まさにキラータイトルとしてふさわしい売上を見せた。


昨日のファミ通のTOP10の速報の総評にて、2位はPS4の仁王2ではあるものの

3位~19位まではスイッチのソフトがランクインしているということが明かされていた。

年末でなくてももはや現在の日本市場は、任天堂無双の状態になっているわけだが

本日発表されたTOP30で、その内訳がどうなっているかを見出しの後で見ていきたいと思う。


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【ファミ通】2020年3月16日~2020年3月22日のソフトランキングTOP30

本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。

なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。









出典:ゲーム販売本数ランキング 集計期間:2020年3月16日~2020年3月22日


恒例の消化率だが、やはりあつ森は出荷分を大体捌いたということになる。

ただこの状況でも、アマゾンやヨドバシなどで在庫があるところもあったので

相当な数を出荷したということがわかる。3DSのとび森については逆に出荷数が

特殊なROMだったこともあって、最初は足りず岩田社長がDL版を購入してほしいという

異例のお詫びをしていたこともあったので、8年ぶりの新作がどんな反響になるのかは

大体任天堂側でも概ね予測できていたということなのだろう。

もっとも、このタイトルに限って言えば小売にいくら在庫があったとしても

間違いなくスイッチが現役中はずっと売れ続けるはずなので、初回出荷が

捌けなかったとしてもなんら問題はないはずであるが。


英雄伝説 閃の軌跡IIIは11位にランクイン。大体イース8が移植された時似たような初動。

ただスイッチでは展開されていなかったタイトルの途中からのタイトルにも関わらず

これだけ売れるのもすごいのか…とも思わないではない。連続した世界の話ではありながら

一作一作で話は完結するイースと違うので、その分を考えると健闘していると言えるのかもしれない。

消化率はそこそこ。初回分はなんとか捌けるかなというレベル。


ファミ通が昨日の総評で書いていた通り、20位にSubnautica サブノーティカがランクイン。

来週には間違いなく圏外。PS4界隈だと本当に注目タイトル以外はあまり話題がないように思える。

P5SがPS4とスイッチ版が並んでランクインしているのも興味深い。消化率的には

いずれも概ね予定取りということになるのだろうが、来週にはこの順位が逆転している可能性があるかもしれない。

まぁ、そもそものランクイン前提なので確率は低いと思うが。


発売から半年で、後発完全版マルチタイトルとなっていたDQ11Sがめでたく

ハーフミリオンを突破している。DL版は時々セールも行われていて

DL版も合わすと60万本ぐらいは売っている可能性がある。後発完全版マルチで

オリジナルから2年経ってもこれだけ売るのは、スイッチの持つ訴求力と

やはりそもそものDQブランドの強さというのがあるのだろう。

NEWマリオU DXも80万本に無事到達。これは確実にミリオンに行くだろう。


今回は30本中26本がスイッチタイトル。もはや国内市場は

スイッチのランキングのみ掲載でもいいような気がしないでもない。

PS4の次の大きなタイトルは来月10日のFF7Rだが…分作の一作目が果たしてどれだけ売れるのか。

新型コロナの影響は、中国より今度は日本での影響が大きくなりそうな

非常にマズイ気配が漂っているが、果たして今後はどうなっていくだろうか?

当ブログはあくまでデータが出される限りは粛々と更新を続けていくのみだ。


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