管理人が当ブログを更新する際に、バックグラウンドで流している
ゲーム音楽を紹介するだけのコンテンツの第92弾。
去年は引っ越しの影響などで、後半からしばらく休止していた自分のチャンネルの
リクエストを現在再開し、また様々なゲーム音楽に触れ合う日々が戻ってきている。
2023年もこの企画は、ネタが無かったり←
自分が更新したいときに、突発的に更新していこうかと思うのでご愛顧いただけると幸いである。
それでは、早速2023年一発目の楽曲を紹介していくとしよう。
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No.92 SFC エストポリス伝記II バトル#2
1995年という歴代のJRPG史上、最強の年にタイトーから発売されたタイトルで
シリーズ2作目となる『エストポリス伝記II』より、ボス曲となっているバトル#2である。
作曲は塩生康範氏(しおのやすのり)である。
ボス曲らしく激しく暑い曲調が特徴の一曲で、名曲ぞろいのエストポリス伝記IIの中でも
特にプレイヤーからの人気が高い一曲で、かつて5ちゃんねるのゲーム音楽板の
みんなで決めるゲーム音楽ベスト100の第3回では、見事一位の栄冠に輝いている曲でもある。
ゲームとしても1995年の他の有力RPGタイトルとくらべても遜色ない出来であり
今でもファンが多いタイトル。若干ネタバレになるが、前作1のオープニングが
このゲームのラストであるというシリーズ続けてのプレイでは非常に熱い体験ができるゲームでもあった。
完全に余談であるが、このゲームの曲はかなり音楽的に完成度が高いのか
他のゲームやアーティストにほぼ丸パクリに近いレベルで模倣されている。
特に有名なのは、エンディング曲が後にスパロボKのとある曲でほぼ丸パクリされたことか。
あとは、この曲も某バンドにそのままサビフレーズそのまんまがパクられていたりと
塩生氏にとってははた迷惑なパクリ曲が何曲か確認されている。
ゲーム自体が若干マイナーということもあって、バレないとでも思ったのだろうか。
スパロボKについては、後に公式が盗用を認めて謝罪する異例の事態にもなっている。
そんなこんなで、メロディメーカーとも言える塩生氏の代表曲の一曲だが
今聴いても、ゲームを知らなくても熱くなれること請け合いの一曲である。
1・2・よみがえる伝説の三作が収録されたサントラと、DS版のおまけサントラ持ってる。
やっぱバトル#2と地上を救う者がベタだな。
大本のサントラが激レア化したあとに、3枚組だったか4枚組で復刻サントラが出たんですよね。
自分も復刻の方を持っておりましたよ。その後にもう一回発売されていたような?
確かシティコネクションから。
エストポリス伝記IIは、野心的なシステムと高い完成度を両立させたまさに神作でした(穏やかな曲が流れる中、切なさが炸裂するエンディングも泣けるんですよね‥‥‥)
このバトル曲は、一位になるのも納得の出来栄えで、自分も大好きです。
無駄な音源は一切なく全てが気持ちいいツボをグイグイ押してきて。 特に49秒頃からの、泣きのメロ(と共にベースが下降していく)の部分がいつも鳥肌立ちます。
後半のパクリ問題は、うーん、同じ世代で同じ音楽的影響を受けた作曲家の作品はどうしても似てくるので、一概に白黒付けられない部分があるかなあ、と自分は思います。
ただドラゴンボールのED曲と
https://www.youtube.com/watch?v=oPGnjkg-RlQ
日米大物歌手の
https://www.youtube.com/watch?v=jU-6eKwAoeo
https://www.youtube.com/watch?v=LYFdhRMqBxU
‥‥‥など、「うーん、これはちょっと」となってしまう事例も確かに存在するのは事実ですが。
某番組でドラクエ序曲と共に紹介されてスタジオがざわついた
https://www.youtube.com/watch?v=59rne3oNFAc
は、(すぎやま氏が事前に知っていたとしても)あくまで出だしのインスピレーションのみで、中身はオリジナルと言えると自分は思います。
他の大作RPGソフトが相次いで発表されたのが1995年だったので
若干埋もれた感はありますが、プレイした人からは総じて高評価なタイトルですね!
音楽もかなり良い曲が揃っていて、旧2ちゃんのゲーム音楽好きが集まる、あの板の企画で一位を取ったのはすごいことだと思いますね。
パクリについては、まぁこれだけの曲が溢れている世の中に於いてしょうがない部分は確かにありますな。しかし、個人的にアリス九號.はちょっといただけないですけどw(名前出してしまったw
ただ公式で謝罪が入ったスパロボKなんかは、メーカー側も認めてはいるわけで、色々と難しい問題ではあります。