管理人が当ブログを更新する際に、バックグラウンドで流している

ゲーム音楽を紹介するだけのコンテンツの第71弾。


前回はチュウニズムのボス曲的な立ち位置のバンキシャを紹介しておいたが←

やはり音ゲーの曲は、ループしないのが前提なのでブログを更新している時などの

バックグラウンドに流すには若干不便であるのも事実。

というわけで、今回からまたいつもどおり通常のゲーム音楽の紹介をしていきたいと思う。

基本的にはループさせるのが前提というのが、ゲーム音楽の性質としては面白いものだなぁと

なんとなく気づいたが、これ以上発展させようもないので前段はここまでにしておく←


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No.71 AC 沙羅曼蛇2 SENSATION

今回紹介するのは1996年にコナミがゲーセンで稼働させたSTGである

シリーズとしては2作目となる沙羅曼蛇2より

2面のステージ音楽となっているSENSATIONである!



沙羅曼蛇は元々グラディウスの続編的タイトルとして1986年にアーケードで稼働した

STGで、グラディウスと似たシステムではあるものの、グラディウスでは

全て横画面STGであったのに対して、沙羅曼蛇は横画面と縦画面が混在しているという

変わった作りのタイトルとなっている。ファミコンなどでも初代は移植されており

ファミコン版では、カセットの中身が見えるスケルトン仕様のROMとなっていて

その点で、非常に知名度があるゲームであったりする。


続編の沙羅曼蛇2は前作稼働から、実に10年後の新作ということで認知度は低いと思われる。

(当時のゲーセンはカプコン・SNKに代表される格ゲー全盛時代。)

ゲームとしての知名度は1には及ばないだろうが、音楽についてはやはりコナミのSTGの

伝統らしく、名曲が多く存在している。作曲については当時コナミ矩形波倶楽部に

在籍していた前田尚紀氏が、基本新曲においては担当となっている。

この数年後に前田氏はDDRのメインコンポーザーとして、特に音ゲーマーの間で

抜群の知名度を誇るようになるわけであるが、そのDDRの仕事の前の

矩形波倶楽部メンバーとしてのメインで関わったタイトルがこの沙羅曼蛇2であるということになる。


このSENSATIONが流れる2面は、縦スクロールステージとなっており

ステージネームはプロミネンス要塞である。

名前の通り炎のイメージがあるステージにあった曲と言え

これはコナミの伝統的な音楽でもあるように聴こえる。

とにかく熱い曲というイメージがあり、1ループが非常にかっこいい名曲だと思う。

前田氏の職人ぶりが伝わるいいゲームだと思う。


なお、上記動画は個人的にリクエストを受けて制作したもので

最後にちょっとしたオマケを入れている。今やシリーズ最終作が出てから

既に20年以上が経過して、今ではプレイできるゲーセンは日本に一桁しか無い

キーボードマニア3rdMIX(うち一台は新潟のこちらのゲーセンにある)に

収録されたSENSATION from Salamander 2という曲。

こちらはアレンジをメガテン細江こと細江慎治氏が行っており、個人的に

キーボードマニア3rdMIXの中でも上位を争うほど好きな一曲。

音ゲーの収録曲は、後にマルチで別機種に移植されることも多いが

このSENSATION from Salamander 2は、このキーボードマニア3rdMIXでしか出来ず

家庭用が出ているタイトルなので、PS2と専用コントローラーがあれば

プレイも出来るが、ゲーセン環境では前述の全国の僅かなゲーセンでしか

稼働していないキーボードマニア3rdMIX以外で出来る方法が無いという曲になっている。

いずれにせよテンションが上がる、いかにもコナミらしい一曲ということで間違いない。


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