2018年の年末商戦に、イマジニアよりスイッチ独占で発売された

フィットネスソフトであるFit Boxing



スイッチのセンサーの塊であるジョイコンをうまく利用した

フィットネスタイトルで、いわゆるシャドーボクシング的な動きで

有酸素運動を行い、室内でも運動が出来るソフトとなっている。

元々、Wiiの頃に同じくWiiリモコンを使ってのフィットネスタイトルを

イマジニアは発売しており、そのノウハウをおそらく活かしたであろう

フィットネスソフトとなっている。


決して大手ではないイマジニアからの発売と、特に大々的な宣伝も行ってはいなかったので

最初の出足こそ鈍かったものの、プレイした人からの評判が非常に良く、SNSなどでその評判が拡散。

ちょうど年末商戦で太りやすい時期にでたのも奏功したのか、じわじわと売上を伸ばすこととなった。

特に任天堂が昨年10月にリングフィットアドベンチャーを出すまでは、国内では唯一と言っても良い

スイッチのフィットネスソフトだったということで、先駆者特権による市場をしばらく独り占め出来ていたのが大きいと言える。


また任天堂からリングフィットが発売されたあとも、鍛えられる属性が違う

(リングフィットアドベンチャーは筋トレ、Fit Boxingは有酸素運動)

ということで、リングフィットとその市場を食い合うこと無く、むしろ

相乗効果を得られた形となり、当ブログでも記事にしたが、昨年の12月の時点で

全世界の累計出荷販売数が50万本に到達するというヒットタイトルとなっている。


【リングフィット相乗効果?】『Fit Boxing』が全世界50万本出荷を達成!


イマジニア的にも非常に好調だからこそ、売上数字を定期的に公表しているということだろうが

50万本出荷の発表から3ヶ月経った今、更に10万本その出荷販売数を上積みしたことが明らかになっている!


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『Fit Boxing』の全世界累計出荷販売本数が60万本を突破!

昨年の12月、発売からおよそ1年経った時点での累計出荷販売本数が50万本を超えていたFit Boxing。

イマジニアの担当者からは、リングフィットアドベンチャーが発売されたことによって

需要が奪われるどころか、相乗効果でアップしたということが明かされている。


【相乗効果】イマジニア「『リングフィットアドベンチャー』が発売してから『FitBoxing』の売り上げも伸びた」


現在は、リングフィットアドベンチャーはコロナウイルスの影響により中国の工場の稼働率が下がっているため

生産数が非常に厳しいことになっているということ。そして、そのコロナウイルスが人々を外出させることに

脅威を抱かせている状況で、今は室内のフィットネスタイトルが見直されると思われる時期でもあるということ。

そう考えると、Fit Boxingはこの混乱が却って追い風になるようなソフトであるということがわかるが

案の定、前回発表した50万本出荷からわずか3ヶ月で更に10万本を積み重ね、累計出荷販売数が全世界で60万本に到達したとのこと!

 イマジニアは本日(2020年3月6日),Nintendo Switch用ソフト「Fit Boxing」の累計出荷販売本数が海外版と合わせて60万本を突破したことを発表した。

 さらに,家での運動をサポートするグッズが50名に当たる「おうちで運動を楽しもうキャンペーン」を開催している。

イマジニアが60万本を公表するとともに、家で運動するのを促進するためのキャンペーンも打ち出している。

コロナウイルスの混乱はまだまだ続きそうだが、Fit Boxingにとってはこの状況はある意味チャンスでもあるということ。

コロナウイルスが日本経済に及ぼす影響は大きいものになるのは不可避と言えそうだが、その分どこかの

業界は儲かってもらわないと困るというのも個人的には思う。Fit BoxingならLiteユーザーはプレイできないが

ノーマルスイッチなら、最初からあるジョイコン1セットでプレイが可能だし、家でこもりがちになってしまい

ストレスがたまるところの良い発散方法にもなるのではないだろうか。適度な運動は身体の免疫力も

向上させるであろうから、まさにFit Boxingは今一番注目されるべきソフトと言えるのかもしれない。

これからもFit Boxingは見えないところでじわじわと売上を伸ばしていくのではないかと予想する。

最終的には全世界でミリオン達成ということもありえない話ではないと予想している。


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