毎週恒例水曜日の週販記事。

ニンテンドースイッチが発売されてから、57週目となる3月第5週・4月第1週の週販ランキングが

先程、メディアクリエイト集計・4gamerで更新された!


先週の3月31日を以って、日本の企業は大体年度末決算を迎えた。

任天堂ももちろん、3月31日を以って四半期の4Qとしている。

そして当然ながら4月1日からは、2018年度に突入している。


気になるのは、メディアクリエイト準拠でニンテンドースイッチは

2017年度内に400万台に到達したか?というところ。



先週までの集計時では、56週までで累計395万台ほどとなっており

今までのペースだと、メディアクリエイト準拠での400万台年度内の到達は難しいと予想している。

ちなみに、ファミ通の集計では既に400万台に到達済みである。


【ファミ通では】ニンテンドースイッチの販売台数が56週目で400万台を突破!


今週も安定した売上を期待したいところである。予想は先週とほぼ同じで5万台程度と予想。


ソフト面では、まず洋ゲーの大作としてFar Cry 5

PS4とXbox oneのマルチで発売されている。



海外では人気があり、現在爆売れ状況のようであるが、日本では

やはり洋ゲー、しかもCERO Zということもあり、そこまで大きく売れないとは思われる。

前作4が、マルチ合算でおよそ11万本ほど日本では売っているが、どれだけ売れるだろうか。


国内最大級の売上を上げるのは、スーパーロボット大戦の新作である

スーパーロボット大戦Xだろう。



評価を見ると良くも悪くもいつものスパロボ…という評価が目立つ。

ワタルやナディアと言った、今までのシリーズからすると異色とも言える

作品の参戦は目立つものではあったが、やはりスパロボは一度戦闘シーンを見ればいいや…

となってしまう層も多いのも事実。限定版などもあるので、初週はそれなりに売り上げるだろうが

恐らくその売れ行きは長くは持続はしないと予想する。全機種合算で10万程度だろうか?


あとは個人的にはメモオフの最新作である、メモリーズオフ -Innocent Fille

売上は気になるところ。前作から7年ぶりということで、もはや忘れてしまっているユーザーも多いのではないだろうか…。



ランクインするかは微妙だが、集大成ということで既存ファンから評価は良い模様。

今週のPS関連の新作は、長く売れ続けるタイトルではないと思われるので

ランクインしても、2~3週程度が限界ではないだろうかと予想する。


スイッチ側では、まず蒼の彼方のフォーリズムが発売されている。



アニメ版もすでに終わっており、最後発マルチも良いところだが

開発にはゼロディブが関わっている。また、出荷段階ですでに黒字になっていることも明らかになっている。


【スイッチでも売れている模様】スイッチ版蒼の彼方のフォーリズム、PS4/Vita版に引き続き初回出荷だけで黒字を達成!


ちなみに、初回版は既にメーカー在庫は無くなっているようである。

まぁ売れたと言っても、そもそもの出荷数が少ないはずで、ランクイン出来るかどうかは微妙だろう。

COMGでは一応ランキングにかろうじてランクインしていたようだが…。

電撃集計やファミ通集計でもあわよくばランクイン…といったところだろう。


そして、スイッチではもう一つ、後発マルチの完全版的なタイトルである

Happy Birthdaysが出ている。



先に発売しているPS4版は、電撃集計で1906本という数字が出ている。

スイッチ版は、PS4版にあった問題点が幾分改善されているようで

まさに完全版といったところになっているがこれもランクインは難しいと予想。

これも電撃集計でないと確認ができないタイトルではないかとは思う。

個人的な願望としては、ランクインを果たしてほしいと思うようなソフトではあるが…。


というわけで、ソフトはそれなりの注目タイトルもある

2017年年度末の最後の週の週販結果は、見出しの後で!


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ニンテンドースイッチ57週目は4.4万台を売り上げる!スーパーロボット大戦Xがマルチで14.3万本を売り上げる!

先程、4gamerで更新されたランキングの記事は↓である。


「スーパーロボット大戦X」合計14万3000本。「ファークライ5」「シャイニング・レゾナンス リフレイン」も登場の「週間販売ランキング+」


例によってランキングのキャプチャーを貼る。



出典:「スーパーロボット大戦X」合計14万3000本。「ファークライ5」「シャイニング・レゾナンス リフレイン」も登場の「週間販売ランキング+」より


というわけで、ニンテンドースイッチの56週目は44,033台を売り上げ

前週からの累計売上台数は3,996,781台となった。

残念ながら、メディアクリエイト準拠では、惜しくも年度末までに400万台に到達せず…。

先週より若干台数を落としてはいるが、売上は安定しているとも言える。

間違いなく、この時期の任天堂機としては安定しすぎている売れ行きといえ

スイッチはこれから、GWなどの大型連休需要に備える形になる。

どうやら、暫くは4万台以下になることはなさそうだ。


ソフトは、スパロボXが思ったよりは売れたと感じた。

前作にあたるVが、PS4とVitaでマルチ合算で18.5万本となっているが

その売上を超えることはできそうだ。合算で20万本はほぼ確実。

ただ25万本となると厳しいか…。魔神英雄伝ワタルという

ある意味、長年ファンから切望されていたタイトルが参戦しているが

それでも、これだけしか売上が上がらないとも言える。

成功したかどうかはやや微妙なところだろう。流石にPS4版のほうが売れているようだ。


Far Cry 5は2位にランクイン。洋ゲー・CERO Zと日本ではジワ売れするような要素がない。

最終的には8~9万本程度でメディクリランクインは終わりそうだ。

他の上述したソフトはランク外。順当とも言えなくはないが、メモリーズオフも

ランクイン出来なかったのは、やや意外に思った。流石に前作からの期間が空きすぎたと言えるのだろう。

二ノ国II・戦場のヴァルキュリア4が、先週の数字から洒落にならない落ち込み具合。

特にヴァルキュリア4は、85%程度のダウン。これでは、10万もまず無理だろう。

二ノ国IIはダウン比率的にはヴァルキュリア4より悲惨ではないが、やはり

開発期間4年・延べ400人の豪華スタッフが参加したゲームとしてはあまりにも売れ行きが寂しい。

モンハンワールドが来週には200万を突破しそうだ。しかし、流石にこれ以上は伸びなそうな感じになっている。

きっかり200万は売って、その後は細々と売っていく形になりそうだ。


スイッチの任天堂タイトルでは、カービィが5万をキープ。

近年のカービィタイトルとしては、かなり良い初動になる。詳しくはこちらの記事で。

他のニンテンドースイッチの任天堂ソフトの安定感は相変わらず。

マリオカート8DXがそろそろ発売から一年となるが、このまま行くと

発売から一度も、週販で5桁販売を切ったことが無いという状況で1年を迎えそうだ。

既に8がWii Uで発売されている完全版にも関わらず、これだけ売るマリオカートというシリーズは

やはり化物シリーズであるという認識がますます強まった。

そして19位のゼノバース2は凄まじい売れ方といえる。久々のサードソフトの大成功例と言えるだろう。


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