毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため

新たにファミ通のデータを使っての更新となる。

ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として

発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。

今はコロナの影響で金曜日更新となっている。


昨日の速報では、再びXbox Series>PS5の本体台数の売上という結果が出た。

Xboxが日本国内でPSの売上を売りまわるのは、360時代にあったが、それ以来

十数年なかったことだったのだが、2回目があっさり起こった形となっている。

スイッチが独走態勢を維持しつつある中で、国内のハード販売においても

ついにXboxのほうが上回るような兆しが見え始めている。

特にゲームパスや、ベセスダ・アクティビジョン・ブリザードの買収などは

日本のコアゲーマーにも刺さる内容なので、今後もXboxにユーザーがシフトしていく下地はできている。

残念ながら、日本ではXbox Seriesタイトルのパッケージは殆ど出ていない(7本だけらしい)が

もしXboxのパッケージ販売もあれば、ランキングに顔も出すことがあるのではないかというぐらいの普及となっている。

まだ大化けする可能性は日本国内では、不透明ではあるが、本当のゲーム好きが

Xboxを選んでいくということは、今後も週販の売上から動向が読めるものかもしれない。


さて、昨日のTOP10は、相変わらずスイッチが独占する形となった。

去年年度末のPS有力タイトルも、エルデンリングが脱落してまた継続的に

売れるゲームが無くなったので、ややもするとまたしてもパーフェクトゲームが

展開される可能性は十分にある今の日本のゲーム市場。277週目の結果やいかに?


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【ファミ通】2022年6月13日~2022年6月19日のソフトランキングTOP30

本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。

なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。









出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2022年6月13日~2022年6月19日


まずは恒例の新作消化率。角川ゲームズのOVERLORD -ESCAPE FROM NAZARICK-はまずまずの消化率。

出荷がそもそも多くなく、初回でこれだけ捌けていれば小売が投げ売りするということはほぼ避けられるのではないだろうか。

先週新作として登場した、鬼滅とマリストも2週目で良い消化率に落ち着いている。

小売としては理想の売れ方で推移しているのではないかと推測する。


TOP11以下を見ていく。まず、新作他のランクインとしては

PS4・PS5のマルチであったSniper Elite 5が両機種ともにランクインしている。

しかし、他のソフトの売上が少ないので入っているだけで、初週の売上としては

かなり寂しい本数であるのは間違いないし、消化率としても余っている状況になる。

現在のPS4・PS5でこれだけの本数を売るのすら厳しいという状況が伝わってきてなんとも切ない気持ちにはなる。

また、PSで他にランクインしたのはGT7のみ。SIEのファーストタイトルとして一番歴史のある

現時点で残っているタイトルではあるのだが、やはり任天堂のファーストタイトルIPと比べるとその地力の差は歴然。

そんなことを感じる、ここのところの週販ランキングである。


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