毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため

新たにファミ通のデータを使っての更新となる。

ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として

発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。

今はコロナの影響で金曜日更新となっている。


昨日の速報では、相変わらずのTOP10がスイッチで独占されるいつものランキング状態に。

2位に入った太閤立志伝V DXなどは、元々のゲームが2004年に発売され、家庭用に移植があったものの

ベスト盤を除けば、2009年にPSPに移植されて以来、実に13年ぶりに家庭用に発売されたタイトルであった。

かつてのタイトルのHDリマスターで多少の追加要素を加えた、いわば完全版的なタイトルであるが

ニンテンドーダイレクトでの反響がかなりあり、そしてその反響を裏付ける売り上げ結果が出たと言える。

実店舗の販売では、どうやら品切れになっているところが多いようで消化率も80~100%が

初週から期待できそうな推移となっている模様。

また、e-shopでのランキングもスイッチスポーツに次いで2位となっていることが

確認されており、DL版も含めると相当売れたと言った状況で間違いないようだ。


また、9位に入ったスノーブラザーズもかつて存在したSTGタイトルの老舗メーカーだった

東亜プランタイトルのリメイクということで、いま現状のソフト売上がGW直後で

落ち着いているとは言え、この手のゲームがTOP10圏内に入ったというところは

素直にすごいと感じるランクインであった。

しかもこの2タイトルは、いずれもCSではスイッチ独占となっている。

最近スイッチでかつての名作のリマスターなり、リメイクが発売されることが増えているが

スイッチにはそういったソフトを買うマニアに近い層も多く存在しているということがわかる結果である。

幅広く様々な層にゲームを売りたいのであれば、スペックが足りないという理由以外で

スイッチを外す理由はまずないと断言していいレベルの市場が出来上がっている。

今後もスイッチにリリースされるソフトは続々と出てくることだろう。

今は市場閑散期となっていて、TOP30までのソフトが落ち着いている状況だが

先週の売上については、どのような結果となっただろうか?


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【ファミ通】2022年5月16日~2022年5月22日のソフトランキングTOP30

本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。

なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。









出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2022年5月16日~2022年5月22日


まずは恒例の新作消化率。太閤立志伝V DXは各所で品切れ報告が

上がっていた通りで、見事に初回出荷分をほぼさばいている状態となっている。

スノーブラザーズスペシャルは若干余りが見られるものの、元々の

出荷本数が少ないというのは間違いないので、これも投げ売られることはないだろうと思われる。

いずれもメーカー・小売の目論見通りに売れている(太閤立志伝はむしろ想定外か)状況だろう。


TOP11以降での新作ランクインは、Death’s Gambit: Afterlifeが19位にランクイン。

スイッチのみの発売だが、後発マルチなので結果としてはどう見るかだが

消化率を見る限りではやや厳し目の結果となるか。

多くの出荷が行われてはいないだろうが、多少投げ売りする小売は現れそうな数値である。


全体的に本数が少ない状況は先々週と同じ。

ホライゾンが再ランクインしたりはしているが、少しでも他の数字が

伸びれば即消えてしまうような数字であるので、時期的なもので

PS5はだいぶ命拾いしているなという印象。

PS4版パワプロは消化率こそよいが、本数が3000本すら割っている状況で

ジワ売れしないことには定評のあるPSなので、あとどれだけランクインするかが見どころ。

エルデンリングもPS4版が1300本弱とかなり厳しい状況になっている。

発売から3ヶ月ほどランクインを死守してはいたが、そろそろ圏外に行ってもおかしくない状況である。


相変わらず下位のランキングで、本数が多くない時に現れてくる

スイッチの定番タイトルの顔ぶれが安定した売上を維持している。

にゃんこ大戦争やふにゃべぇなどは、特に安定したイメージがあり

インディーズタイトルでありながら、どちらも定番になったなと思える一作になっている。


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