毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
今はコロナの影響で金曜日更新となっている。
昨日の速報では、バイオハザードビレッジのPS4版が2週連続TOPとなって
久々のPSソフトが上位にランクインするという光景が見られたが
バイオハザードといえば、かつては相当な注目タイトルであったわけで
新作が出れば大きな話題になるタイトルとなっていたが、今回のバイオハザードビレッジは
そこまで大きな話題が無いように見える。実際に売上もあまり振るわなく、前作の7よりも
初週の数字は落ち込み、リメイクであるRE2やRE3よりも売上が悪いという結果が出ていた。
昨日の結果から、2週目の売上の総数がPS5版を追加しても20万本を越えないことが
確定となっており、先週3.8万本ほど売り上げたPS5版も、昨日の速報でTOP10入しなかったことから
6.9千本以下の販売本数が確定という状況にもなっている。
PSの凋落がどんどん加速する一方でスイッチのソフトの売上は安定しており
定番タイトルのいずれかがTOP30圏内にランクインし続けるという循環を続けている。
新作ソフトもしっかりランクインしていて、健全な市場ができている。
スイッチ市場の盤石さは、ここ一年ぐらいのランキングでもはや誰の目にも明らかであるのだが
まだまだ伸びしろがあるというのが、スイッチの恐ろしいところ。
TOP30のスイッチソフトのほうのランキングについては、もはや言及することが無くなりつつある状況にあるが
最近はPSのソフトが幾つかランクインしているので、最後の意地みたいなところも見えなくはない状況になっている。
果たしてTOP30の結果では、今回はどれだけPSソフトがランクインしているか？結果は見出しのあとで。
Sponsored Link
【ファミ通】2021年5月10日～2021年5月16日のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
出典：ゲーム販売本数ランキング 集計期間：2021年5月10日～2021年5月16日
まずは恒例の新作消化率。ファミコン探偵倶楽部であるが、消化率は80～100%レベル。
このレベルの消化率だと、実際に店舗で見るのはなかなか難しいレベルで
実際に、店頭での品切れが発生していた模様。追出荷が行われたという情報も
ネットのどこかで見たが、個人的に未確認なので判断留保である←
来週はTOP30に入れるかは微妙なところであるが、コレクタータイトルがこれだけ売れれば
商売的には成功ということになるのだろう。
他の新作がTOP30圏内に幾つかランクイン。サブノーティカはマルチ両方ランクイン。
消化率はまずまずといったところ。ジワ売れするようなゲームではないだろうが
初回出荷分ぐらいはなんとか売り切りそうには見える。またPS4だけで発売された
パスファインダーもランクインだが、こちらも消化率はまずまず。
しかし、いずれも来週にはランク圏外になるのは間違いないだろう。
消化率という点からみると、2週目のバイオビレッジだが…かなり余っている消化率となっている。
これは下手するとワゴン行きになる可能性があり、特にPS5版は更に来週を売上を落とすであろうから
確実に市場にあまると思われる。これでも元々はPS5だけで出すものを土壇場で
PS4版も出すことを決定していたので、当初の予定通り行っていたら
今よりさらに悲惨な結果が残っていた可能性が高いというのが涙を誘う。
今回はPS関係が結構なランクインを果たしている。PS基準ではジワ売れと言って良い
ニーアやキムタクが如くがあり（キムタクは1800円という破格だが…)ランクインが増えている。
とはいっても、30本中7本なので、スイッチが圧倒的なのは変わらないのだが
PSにしてはランクインしているな…という印象になるのが、なんとも言えない気持ちになる。
バイオハザードビレッジが発売された今、また次の注目タイトルがしばらくないので
キムタクが如くやニーアがランク圏外になれば、またしてもスイッチのソフトが
ランキングを蹂躙する未来が待っている。まだまだPS4・5の苦境は続きそうである。
