毎週恒例水曜日の週販記事。今はコロナの影響で木曜日の更新。

ニンテンドースイッチが発売されてから、192週目となる2020年10月第5週の週販ランキングが

先程ファミ通で更新された!


10月もあっという間に終わり、今年も残り2ヶ月。

本日発表された任天堂の2Q決算では、相変わらずのコロナ禍で増えた需要と

あつ森を始めとする強力なソフト群の売上の凄まじさが改めて示された。

来週にはいよいよPS5とXbox Seriesが発売されるが、欧州ではコロナ第二波の

感染拡大が止まらず、食料品など以外の不要不急の物を売るような小売は営業自体が自粛対象になるなど

ゲーム業界に於いては逆風的な状況が起こっている。ロックダウンは年末商戦前には

解除される見通しにはなっているが、どこまで感染拡大を抑制できるかは当然ながら

不透明であり、既に多くの台数の販売とソフトが充実しているスイッチはともかく

これから新ハードを売るPS5とXbox Seriesにとっては大きな誤算という状況にもなる。

その分、今のところは影響が少ないとされるアジア圏(日本は個人的には…いやこれ以上は言うまい)で

どれだけ売れるかがというのが、この年末商戦には一つのポイントとなってきそうである。


コロナというあまりにも不確かで先が見通せないことを、あれこれと考えても

詮無いことであるので、今はまず日本の状況を注視する形で当ブログでもコンテンツを更新していく。

まずは直近の先週の売上結果ということでの記事更新ということになる。


10月最後の週の新作ソフトをまずは紹介する。

先週は非常に多くのソフトが出ている。注目ソフトも幾つか。

まずは任天堂がWii Uで発売したタイトルを、スイッチでリマスターする

DXシリーズの最新作となるピクミン3デラックスが発売。



ピクミン4がスイッチで作られているという話は、スイッチ発売当初からある話だが

今でもその4は出ておらず、こちらの3デラックスが先に出た形となる。

スイッチでのリマスターに於いて、新たな要素なども追加されており

ただの移植には終わらないのが、やはり任天堂らしいところ。


あとはスイッチとPS4で発売された、2003年にPS2で発売されたタイトルの

初のHDリマスターとなる真・女神転生III ノクターン HDリマスターが発売されている。



メガテニストと呼ばれる根強いファンがいるタイトルの最新作。

5が来年に出ることが決定していることからの前哨戦的なタイトルということになる。

これで真・女神転生シリーズの全てが任天堂ハードで出来るということになる。


フランスの大手ディベロッパー、UBIソフトの定番IPの最新作である

ウォッチドッグス レギオンがPS4で発売。



日本でも有名なIPシリーズ。間違いなくTOP10圏内に入るだろう。


あとは年末に近づいてくると発売されるイメージがある

仮面ライダーを題材にしたバンナムのゲームである

KAMENRIDER memory of heroezがこれもPS4・スイッチマルチで発売。



スパロボのようにプレミアムサウンドエディションなるバージョンも発売されている。

マルチ合算だとそれなりの数字にはなりそうだが、果たしてランクインはあるだろうか。


ダークホースになるかもしれない?可能性があるタイトルとしては

スイッチでのフィットネスタイトルで、格闘技の動きを参考にした

フィットネスが出来るFiNC HOME FiTが発売。



フィットボクシング、リングフィット、ズンバに次ぐフィットネスタイトルだが

今年の年末に既にフィットボクシング2が発売決定しているため、これがどこまで売れるかは未知数。

TOP30ぐらいまでになら入る可能性はあるのではと予想。


他にも多数のソフトが出ているが、注目できそうなのはこんなところ。

ピクミン3DXが、Wii Uからの移植で出ている今までのDXタイトルと同様に

オリジナルのWii Uの売上を超えるかどうかが個人的な注目ポイント。

果たして192週目の結果やいかに?


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ニンテンドースイッチ192週目は合算で8.6万台を売り上げる!ピクミン3デラックスが17.1万本売り上げTOPに!

先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。


【ソフト&ハード週間販売数】『ピクミン3 デラックス』が17万本セールスで首位。『真・女神転生3 ノクターン HD』『ウォッチドッグス レギオン』など新作も上位に【10/26~11/1】


ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。

 ファミ通発表の売上ランキング。今回は2020年10月26日~11月1日のゲームソフト&ハード週間推定販売数まとめをお届け。

 初登場にして1位に輝いたのは『ピクミン3 デラックス』。こちらは、2013年にリリースされた『ピクミン3』に追加コンテンツや新要素を盛り込んだタイトルで、17万1349本の売り上げを記録した。

 2位と3位には、『真・女神転生III ノクターン HDリマスター』のNintendo Switch版、プレイステーション4版がランクイン。4位には、人気アクションアドベンチャーのシリーズ最新作『ウォッチドッグス レギオン』が食い込んだ。

 また7位には、17世紀中世ヨーロッパを舞台にしたアクションファンタジーRPG『グリードフォール』が、8位には『KAMEN RIDER memory of heroez(仮面ライダー メモリー オブ ヒーローズ)』がランクインし、トップ10のうち6作を初登場のタイトルが飾る結果となった。

 なお、Nintendo Switch本体の販売台数(Switch Liteを含まず)は、1300万台を突破した。

ソフト推定販売本数TOP10
1位(初登場) Switch ピクミン3 デラックス
17万1349本(累計17万1349本)/任天堂/2020年10月30日

2位(初登場) Switch 真・女神転生III ノクターン HDリマスター
52481本(累計52481本)/アトラス/2020年10月29日

3位(初登場) PS4 真・女神転生III ノクターン HDリマスター
48830本(累計48830本)/アトラス/2020年10月29日

4位(初登場) PS4 ウォッチドッグス レギオン
40962本(累計40962本)/ユービーアイソフト/2020年10月29日

5位(前回2位) Switch リングフィット アドベンチャー
29086本(累計174万6352本)/任天堂/2019年10月18日

6位(前回1位) Switch あつまれ どうぶつの森
24009本(累計590万9746本)/任天堂/2020年3月20日

7位(初登場) PS4 グリードフォール
13292本(累計13292本)/Game Source Entertainment/2020年10月29日

8位(初登場) Switch KAMEN RIDER memory of heroez(仮面ライダー メモリー オブ ヒーローズ)
11683本(累計11683本)/バンダイナムコエンターテインメント/2020年10月29日

9位(前回4位) Switch マリオカート8 デラックス
9569本(累計323万8517本)/任天堂/2017年4月28日

10位(前回6位) Switch ポケットモンスター ソード・シールド
9421本(累計378万3145本)/ポケモン/2019年11月15日

中略

※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。

ハード推定販売台数
Switch/66682台(累計1300万2885台)
Switch Lite/20303台(累計278万1904台)
PS4/3066台(累計766万8022台)
PS4 Pro/84台(累計157万4938台)
Xbox One S/15台(累計93638台)
Xbox One X/21台(累計20950台)
Newニンテンドー2DS LL/1438台(累計174万5450台)
Newニンテンドー3DS LL/29台(累計588万8722台)

というわけで、ニンテンドースイッチの192週目はノーマルスイッチが66,682台

Liteが20,303台を売り上げ、前週からの累計売上台数は合算で15,784,789台となった。

スイッチは安定の台数をキープ。ファミ通が触れている通りノーマルスイッチだけで1300万台を突破。

合算だとそろそろ1600万台が見えてきている。この年末商戦が終わる頃には1800万台を

越えているのはほぼ確実で、更にその先も見えてくるのではないかとも予想している。

惨憺たる有様の販売台数が続いている、PS4 Proなのだが、どうやら日本での

出荷は既に終了していたとのことで、この台数にも納得という所。

PS4との互換がほぼ確実にあるのであれば(ここが今かなり怪しくなっているが)

まぁPS5でPS4 Proの代わりにはなるだろうという判断はわかるものの、やはりどこか寂しさを感じてしまう。


ソフト面では、やはりピクミン3デラックスが安定の1位で17.1万本販売とのこと。

Wikiさんによれば、2017年7月のVGChartzソースで日本での売上は

29万3454本(VGChartzは確かファミ通を日本のデータとしては参照していた記憶)

とのことで、初週でその半分以上を売っているので、やはりこのデラックスのほうが

オリジナルより売り上げるのはほぼ確定ということで間違いないだろう。

2位と3位にはやはり、メガテン3のHDがスイッチとPS4版でランクイン。

やはりというか、スイッチ版のほうが売れている。これもまたジワ売れで後に差がつくと思われる。

ウォッチドッグス レギオンも安定の4位。今回の順位は非常に妥当なものとなっている。

7位にはチェックを入れていなかったGREEDFALLがランクイン。この手のタイトルは瞬間最大風速的なものだろう。

まだまだ洋ゲーの知識に疎いので、個人的な課題とさせていただく←

仮面ライダーはスイッチ版が8位にランクイン。この手のタイトルはやはり根強い需要がある。


新作が多く入ったので、久しぶりに新鮮味のあるTOP10となったが

その中でも安定した売上のリングフィット・あつ森、そして何より

マリオカート8DXの超絶安定飛行がやはり目立つ。

年末商戦でこれらの定番がまた数を伸ばすという任天堂のサイクルは

今後もずっと続いていくのだろう。TOP30は明日更新予定。


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