毎週恒例水曜日の週販記事。

ニンテンドースイッチが発売されてから、151週目となる2020年月1第3週の週販ランキングが

先程ファミ通で更新された!


先週は2週分の発表であったので、数字的にあまり実感がわかない状態ではあったが

これからしばらくは、年末年始の商戦の反動で小売閑散期となる。

ゲーム業界も例外ではなく、3月の決算前ぐらいまでは落ち着いた売上が続くのが例年の常である。

年末年始に多くのハードとソフトを売るのが、任天堂であるが、そのタイミングを外すかのように

これからの時期はPSの方で割と注目タイトルが発売される傾向にある。

先週は、PS4はおそらく5~6千台程度の売上になっていたことが推測されているが、ファミ通は2週だったので真相は不明である。

スイッチも売上は下がるが、PS4は年末の値引きの反動もあるので、相当売上的に厳しくなるのは間違いない。


そんな中でのソフトであるが、年末年始で新作ソフトがしばらく出ていなかったので

先週は比較的注目のタイトルが発売されている。その一つはまずPS4で発売されている

龍が如く7であろう。



今までの主人公・桐生一馬が主人公からは外れ、新たなキャラ・春日一番が主人公となった

世代交代の龍が如くであるが、今までアクションだった戦闘がコマンド式RPG(ドラクエを意識したとのこと?)になり

更にマリオカートやポケモンみたいな謎の要素があったりと、賛否が分かれそうなタイトルになっている。

今までアクションゲームとして捉えてきた人からは不評である一方、新たなコマンドバトルを受け入れる人もいるようだ。

果たして一週目はどれだけ売れるだろうか?ちなみに、前作の6はメディクリ集計で21.8万本。

前作は発売が12月の年末商戦直前ということで、時期的なものを考える必要もあるが、新たな龍はどれくらい売れるだろう?

大体15万本程度?という個人的予想を立ててみる。


PS4ではもう一つ注目タイトルが、今でも非常に高い人気を誇る漫画である

ドラゴンボールの悟空の旅を追体験できるドラゴンボールZ KAKAROTが発売されている。



ドラゴンボールのストーリーの追体験は、SFCの時代に既に悟空伝といったタイトルが出ていて

企画としては真新しいものではないが、今のゲーム機で再現するというところに意義があると言える。

制作をしているのは、色々と悪名高いCC2。キャラゲーにおいてはナルトのタイトルや

様々な意味で悪い意味でレジェンド化しているジョジョASBの制作をしているところであるが

ノウハウは流石に蓄積しているようで、ゲーム部分の評価はそれなりになっている。

その代わり、ロードが長いというところがかなりの不満点として上がっている模様。

ドラゴンボールのタイトルはある程度売れる安牌的なタイトルだが、これはどれぐらい売れるだろうか?

大体8万本ぐらいと個人的には予想しておく。


スイッチの注目タイトルは、Wii Uからの後発完全版という形になる

幻影異聞録♯FE Encoreが挙げられる。



Wii Uの時からプレイした人からの評価が高かったタイトルだが

今回はそのWii U版と比べてロード時間が相当改善されたことで

非常にテンポがよくなり、Wii U版をプレイしたユーザーからも非常に好評である。

海外版準拠ということで、一部の衣装などの表現がマイルドになっているということから

ポリコレ版などと揶揄する向きもごく一部であったが、基本的に全体的な出来が

底上げされているので、その部分は発売後の今となっては批判的な意見は殆どない。

出来の良さから予想外の売れ行きにもなっているようで、品切れも目立っていたようだ。

ただし、元のソフトがあまり売れていなかったこともあって、出荷が少なかった可能性があり

好調と言っても、売上的には前2つの後になるのは間違いないと思う。初週2~3万本程度と予想してみる。


若干注目度は下がるが固定ファンのいる三国志14も発売。



PS4とPCのマルチ。固定ファンはいるが後にPKが出るので

こちらも初週だけある程度売って、その後は下降していくと思われる。


他にはPS4であの元爆乳Pの高木案件である神田川JET GIRLS、スイッチでまさかの移植となった

まいてつ – pure station -が発売されているが、これらはTOP10には入らないだろう。



今回はそれなりの有力タイトルが発売されているので、ポケモンの10週連続TOP10は阻止されるだろうが

それ以外の任天堂の定番も、年が空けてからどれだけ売れているか気になるところである。

これからしばらくの傾向がつかめると思う1月第3週の結果は見出しのあとで!


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ニンテンドースイッチ151週目は合算で9.6万台を売り上げる!龍が如く7が15.6万本売り上げTOPに!

先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。


【ソフト&ハード週間販売数】『龍が如く7』が15.6万で初登場1位! 『ポケモン ソード・シールド』はSwitchソフト歴代2位に【1/13~1/19】


ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。

 ファミ通発表の売上ランキング。今回は2020年1月13日~1月19日のゲームソフト&ハード週間推定販売数まとめをお届け。

 『龍が如く7 光と闇の行方』が初登場で1位を獲得した。完全新規のナンバリング作としては2016年12月8日発売の『龍が如く6 命の詩。』以来のタイトルとなるが、同作の初週販売本数20万1211本と比べると、やや大人しいスタート。ゲームは、新たな主人公に”春日一番”を据え、ストーリーの舞台も横浜伊勢佐木異人町になるなど、変更された点も多いが、重厚なドラマは健在。また、バトルがコマンド選択式RPGになり、会社経営要素やサブストーリー、ミニゲームも多数用意されている。プレイの幅が広く、プレイヤーによってさまざまな楽しみかたができそうだ。

 2位も初登場となるプレイステーション4用ソフト『ドラゴンボールZ KAKAROT』。おなじみのキャラクターを育成しながら、『ドラゴンボールZ』のストーリーを追体験できる本作の開発はサイバーコネクトツーが担当しており、本作でも“原作愛”は健在だ。そのほかの新作では、『三國志14』が5位、『幻影異聞録#FE Encore』が6位に入っている。

 惜しくも9週連続1位とはならなかった『ポケットモンスター ソード・シールド』だが、今回で累計販売本数が331万2358本に達した。これで『スプラトゥーン2』の329万5293本を上回って、Nintendo Switch用ソフト歴代2位に浮上している。

 ハードは、Nintendo Switch&Nintendo Switch Liteが絶好調だった年末年始商戦からは落ちてきたものの、合計で週販9.6万台を販売。依然好調を維持していると言えそうだ。

ソフト推定販売本数TOP10

1位(初登場) PS4 龍が如く7 光と闇の行方
15万6993本/セガゲームス/2020年1月16日発売

2位(初登場) PS4 ドラゴンボールZ KAKAROT
89537本/バンダイナムコエンターテインメント/2020年1月16日発売

3位(先週1位) Switch ポケットモンスター ソード・シールド
55604本(累計 331万2358本)/ポケモン/2019年11月15日発売

4位(先週8位) Switch リングフィット アドベンチャー
35860本(累計 58万3429本)/任天堂/2019年10月18日発売

5位(初登場) PS4 三國志14
20095本/コーエーテクモゲームス/2020年1月16日発売

6位(初登場) Switch 幻影異聞録♯FE Encore
18797本/任天堂/2020年1月17日発売

7位(先週6位) Switch 東北大学加齢医学研究所 川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のNintendo Switchトレーニング
15790本(累計 10万7698本)/任天堂/2019年12月27日発売

8位(先週4位) Switch Minecraft
13919本(累計 122万2666本)/日本マイクロソフト/2018年6月21日発売

9位(先週2位) Switch マリオカート8 デラックス
12370本(累計 273万7674本)/任天堂/2017年4月28日発売

10位(先週5位) Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
12347本(累計352万2802本)/任天堂/2018年12月7日発売

中略

※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。

ハード推定販売台数
Switch/62920台(累計 1065万3744台)
Switch Lite/33538台(累計 122万7273台)
PS4 Pro/4178台(累計 142万8741台)
PS4/2147台(累計 738万5105台)
Xbox One X/41台(累計 18843台)
Xbox One S/33台(累計 92722台)
New 2DS LL/692台(累計 169万5605台)
New 3DS LL/74台(累計 588万6171台)

というわけで、ニンテンドースイッチの151週目はノーマルスイッチが62,920台

Liteが33,538台を売り上げ、前週からの累計売上台数は合算で11,881,017台となった。

スイッチは相変わらず10万台近くの売上と、もはや安定のハード販売台数を記録している。

一方のPS4だが、年末商戦の値下げ効果が完全に切れて2つ合わせて6.3千台ともはやPS5が出るまでは

絶望的な数字がこれから続くであろうという週販結果になっている。

龍7とカカロットで合わせて25万本ほど売っているのにハードは全く牽引されていないということになる。

これにより、国内でのスイッチとPS4の普及台数差が300万台以上となっていて、もはや日本ではスイッチ1強である。


ソフトは当然のごとく、龍7とカカロットが1・2フィニッシュ。

カカロットは予想より少し多かったが、龍7は大体予想通り。

三国志14が予想より売って、#FEは予想より少なかった。

#FEは定価が高いので、結構カタログチケットに流れている可能性はありそうだ。


ポケモンソード・シールドがスプラ2の累計を抜いて、スイッチ歴代2位に。

このペースだとスマブラも早晩抜くことになりそうだ。

ルイマン3がここに来てTOP10から陥落だが、おそらく11位か12位にはいると思われる。

リングフィットがやはり恐ろしい売れ行きを見せている。在庫が用意できれば

国内ミリオンは確実と言えるのではないだろうか?

久々にPS4の有力新作が出たので、TOP10スイッチ独占は崩れたが

これらの売上が長続きしないのがPS4。スイッチとは市場の差がどんどん広がっている。

そんなことを思わせる結果となったと言えよう。TOP30は明日更新。


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