毎週更新の週販記事。今年度よりメディアクリエイトが情報を公開しなくなったため

新たにファミ通のデータを使っての更新となる。

ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として

発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。


年末年始商戦も終わり、これからは年度末の3月までは小売は閑散期となる。

例年、年末年始の商戦に力を入れるのが任天堂で、その後年明けから年度末辺りまでに

ソフトを出すのがPSという流れにここ数年はなっていて、例年であれば今の時期の

任天堂はかなり控えめの数字が出るのだが、昨日発表された速報とハード販売台数の結果では

スイッチがLiteとの合算でまだ9.6万台をキープするという好調さを見せている。

もはや、家庭用ゲームハードを買うならスイッチというレベルになってきているといえ

閑散期であっても、そういった層の需要をきっちり獲得できているという状況と言えるだろう。

一方のPS4は年末の値引きキャンペーンも終了し、PS4とPro合算でも6.3千台という

惨憺たる有様であった。年末は本体が売れてソフトが売れないという現象が発生していたが

今度はその逆の状態になっていると言える。ソフトが売れること自体は良いことではあるが

龍7やドラゴンボールZカカロットといった注目タイトルが出て、それらの売上はそれなりだったにも関わらず

ハードが全く牽引されていないのは、もはや国内市場ではほぼ上限に達したというような見方も出来るだろう。

PS5が今年発売予定だが、PS5が目処が立つまでは、PS4は厳しい状況が続くだろう。


注目タイトルが出たことで、年末年始はずっとスイッチ無双状態だったランキングに

ようやくPS4のソフトが幾つか出てきたところではあるが、新作以外が売れないPS4にとっては

TOP30までの結果がどうなっているかは、やはり気になるところである。

本日更新されたTOP30までの中で、PS4ソフトはどれだけランクインしただろうか?


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【ファミ通】2020年1月13日~2020年1月19日のソフトランキングTOP30

本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。

なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。









出典:ゲーム販売本数ランキング 集計期間:2020年1月13日~2020年1月19日


まずは新作の恒例の出荷率であるが、龍7もKAKAROTも消化率的には良い感じ。

ただそれ故、龍7はそこまで出荷されていなかったという残念な部分もある。

前作の6は今よりPS4が半分以下の普及台数で初週21.6万本ほど売っていたわけだが

年末商戦ではないタイミングとはいえ、この落ち込み具合はシリーズの存亡の危機と言えるのかもしれない。

#FEも消化率的にみて、だいたい3万本出荷と言ったところだろうか。

口コミのジワ売れを期待したいところではあるが…。


ランキングソフトは30本中22本がスイッチソフト。流石に年末商戦のような惨憺たる有様ではなくなった。

もっともそれで7割以上がスイッチソフトのランキングということにもなるが…。

ここに来て十三機兵がジワ売れ的な推移を見せている。桜井氏なども好評価をしていたので

口コミの評判で買っている人が増えているとは思われる。PS4では珍しい売れ方。

定価が高いので大きな数字にはならないだろうが、PS4では今後も珍しい売れ方を見せてくれると思われる。

あとは30位のGTAVも、お前いつまで売れてるんだ…というタイトルではある。


神田川ジェットガールズが12位にランクイン。現在はサイゲに所属している

高木Pの置き土産タイトルだが、アニメ化などのメディアミックスも行ってこの結果は正直…。

高木Pが関わっている割には、CERO:Cになっているタイトルでソニー規制を受けたタイトルとして

もっぱら噂されているタイトルではある。CERO:Dになったところで結果はそんなに変わらなかったとは思うが…。


そしてブレスオブザワイルドが、ついにスイッチ版のパッケージだけで

150万本を突破した。まだまだ伸びしろがあることを考えるとダブルミリオンに

最終的に到達しても不思議はないタイトルでもある。今後の数字の伸びも期待したい。


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