任天堂が30~40分程度の尺を取って、自社及びサードタイトルの有力・注目ソフトを

矢継ぎ早に紹介し、新作タイトルをまとめて発表する配信であるNintendo Direct



岩田聡元任天堂社長時代に、任天堂が既存のゲームメディアに頼らず

独自で配信するコンテンツとして誕生して以来、新作ゲームをまとmて紹介する本家ダイレクトの他

注目タイトルの発売前に、タイトル名+ダイレクトの名前で配信することも多々ある

もはや今の任天堂には欠かせない自社タイトルの宣伝配信であると同時に

ニンテンドーダイレクトの配信が発表されると、ツイッターで国内外のトレンドが

関連ワードで大きく賑わうなど、まさにゲーマーにとって注目の配信となっている。


最近では、1月か2月に1回、E3のときに1回、そして9月頃に1回と大体年3回のペースで

配信が定期的に行われていた配信であるが、今年はコロナ禍によって大きく予定が狂わされている。

1月か2月に通例配信されることが多かった年始のダイレクトは3月終わりに規模を縮小した

ニンテンドーダイレクトminiとして配信され、本来であれば6月の中旬にアメリカで行われるはずだった

E3も早々と中止が決定したため、E3のニンテンドーダイレクトも配信は無しとなった。


E3が中止となったため、E3ではなく独自のニンテンドーダイレクトが期待もされたが

今のところは目立った告知は任天堂から行われていない。ただ、ポケモンの新作発表会と

スマブラSPのミェンミェン参戦の配信はあったが、多くの人が期待するニンテンドーダイレクトは未配信となっている。

かくいう管理人も、ニンテンドーダイレクトの配信を心待ちにしているゲーマーの一人であるわけだが

どうやら、任天堂の古川社長によれば、ニンテンドーダイレクトの配信は行われないことが明言されたようである。


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ニンテンドーダイレクトの配信は今後しばらくは無し?新たな方式の模索も検討しているとのコメントも。

任天堂好き・スイッチゲーマーとしては悲報ともなりかねないような話が

先日行われた任天堂の株主総会の場において行われた質疑応答の場で飛び出したようである。

以下に、その部分を抜粋した公式のPDFのスクリーンショットを掲載する。


出典:https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2020/qa2006.pdf


任天堂の株主にもやはり、ニンテンドーダイレクトが配信されないことについて

業を煮やした株主が居たということだろう。ナイスな質問である。

内容は読んでいただければおわかりいただける通り、コロナ禍によってE3が中止、更に

ゲーム業界の他の大きなイベント(GamescomやTGSもそれに当たるだろう)が相次いで中止になっている

情勢から、任天堂としてもニンテンドーダイレクトの開催は行わないとの明言がある。

古川社長がこう言及したからには、ニンテンドーダイレクトの配信はしばらくは行われない…

これは間違いないことであるのだろう。正直この部分は悲報であるのは間違いない。


しかしそれと同時に、古川社長はニンテンドーダイレクトが今後の任天堂の公式の

新作発表の方法として最適なのかも、今後検討していく旨も語っている。

コロナ禍で私達の生活が大きく変容を迎えつつあるのと同時に、任天堂としてもそれに合わせた

情報の発信の仕方があるのでは?という検討を行っているということなのだろう。


確かにニンテンドーダイレクトが開催されないことが明言されたことについては

個人的にもやはりショックがあるのは間違いないが、それと同時に任天堂が今後新たに

検討して生み出された新たな情報開示が展開されていくのにも期待したいと思う。

現時点でどのような方式になるのかは全く未知数であるが、任天堂であればきっと

ユーザーを驚かし、笑顔にさせてくれるような配信をしてくれると思っている。

今後の情報の展開の仕方に期待しつつ注目したいと思う。


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