昨年10月に記事にニンテンドースイッチでまさかの完全復活を遂げた、アンチRPGとしてカルトな人気を誇る

オリジナルはPSで発売されたタイトルであるmoon


【PSの遺産復活!】隠れた名作RPG『moon』が10月10日に1980円で配信決定!


ラブデリックという会社が作ったタイトルで、アンチRPGという名称があるように

それまでの既存のRPGに対するアンチテーゼ的な内容を盛り込み、シュールな世界観の中に

ちょっとした毒も盛り込んである、一風変わったRPGタイトルとなっている。

PSで発売されたものの、プレミアソフトとなっており入手が難しいゲームとされていた

タイトルがまさかのスイッチでの復活ということで、ニンテンドーダイレクトで

その初報が出たときは、ツイッターでも復活を喜ぶ声が相次いで寄せられていた。


ラブデリックは現在存在せず、今はその流れを組む会社としてOnion Gamesという会社が立ち上がっている。

moonがスイッチで発売された時のディベロッパーもこのOnion Gamesとなっている。

察しがつくと思うが、Onion Gamesを立ち上げた人物が元ラブデリックに参加していたスタッフである。


moonは配信後ニンテンドーe-shopの上位にしばらく表示されており

2019年の国内年間e-shopの売上ランキングにおいても、DL版ソフト限定ランキングで

7位に食い込む(10月10日発売なので集計期間はかなり短かった)という売上を記録している。


それだけ根強いファンがいることが証明されたmoonであったが、かつてのファンとしては

非常に嬉しい発表が、昨年の終わりにあったのも忘れてはならない。

当ブログでもそのときに記事にしたが、moonの完全版サウンドトラック

今年の春に発売される予定であるということが告知されたのである。


【買うしかない!!】プレミアサントラであった『moon』のサントラが決定盤となって2020年春に発売決定!


moonはゲーム内にMD(Moon Discの略。ソニーのあの規格にあやかったネーミングだと思われる)という

現実世界のCDのような媒体が存在しており、ゲーム内通貨・ネカを集めてショップで

MDを購入すると、フィールドなどでの移動時にはいつでも好きなときに聴けるというシステムがあった。

購入できるMDには様々な楽曲の種類があり、実はその楽曲を提供した音楽家の中には

あの植松伸夫氏と光田康典氏がコンビを組んだ覆面ユニットもいたりする。

ゲームだけでなくこのMDにもおそらく多くのファンがついていると思われるmoon。

その人気を証明するかのように、moonのサントラは実は2回発売されていた。


最初に発売されたのは収録されていたMDが権利の関係上ほとんど収録が出来なかったというサントラ。

こちらは早々と廃盤となってしまい、その後2002年に今度はMD楽曲も全て収録した復刻盤である

THE SKETCHES OF MOONDAYSというサントラが発売された。



これは2002年に発売されたものがすぐに人気で在庫切れとなり、2003年に再度発売されたがそちらも完売。

その後olio musicというWEB音楽配信サービスにて2006年から17年まで配信が行われていたがこちらもすでに配信終了となっている。

そのため前述のTHE SKETCHES OF MOONDAYSは中古でも4万程度が相場というプレミアサントラとなっていた。


そういった経緯もあり、管理人も再度moonのサントラが再販され

さらなる未収録曲が収録される完全盤となって復刻されるという発表を聞いたときは

興奮して、当ブログでもその内容を伝える記事を作成したということになる。


しかし、先に貼ったリンクにあったように2020春発売予定だったものの

正式なサントラ発売日の発表が行われず、気づけばすでに暦の上では夏という状況になっている。

なにか制作が難航しているのかと思いつつ、時折情報を確認していたが

先月の25日から予約を開始しているということを今日知った。

販売方式が完全予約受注生産 ということで期限も割と短かったので

リマインドを兼ねてこの記事を作成させていただくものとする(前置きが長い)


Sponsored Link

『moonサウンドトラック豪華BOX仕様 EX-PO ’97 In memoriam the moondays』が期間限定の受注予約を受付中!

熱心なmoonファンであれば、元ラブデリック所属、現Onion Games代表である

木村祥朗氏のツイッター木村祥朗氏のツイッターをフォローしていると思うので、情報を取れていたと思うが

管理人はしていなかったので、たまたま気づくのが遅れてしまった。

特に大々的にニュースにもなっていなかったので、今まで本当に気づいていなかったのだが

昨年終わりに発表されたmoonのサントラが、完全予約受注生産で先月の25日から今月の25日まで

予約を受け付けていることが、木村氏のツイッターにて告知されている。



完全予約受注生産なので、当然ながら現時点では一般の小売店での販売はないということになる。

気づくのが遅れてしまって、あと残りは2週間強ほど…気づけてよかった(汗

販売ページはこちら。完全受注生産とあって豪華特典が多数付き、値段も9020円(送料含まず)とかなりのものとなっている。

公式ページで告知されている内容物を引用する。

豪華BOXの内容
♡ SOUNDTRACKS++++++++++++++
 ・CD5枚組全95曲収録。
 ・MDトラックス :
  全36曲
  ゲームオリジナル音源の初CD化
  ステレオリマスター
 ・REAL MOON : 落ちた少年の物語
  初CD音源6曲を加えたコンプリートサウトラ
 ・FAKE MOON : 竜と少年の物語
  完全新録によるトータルコンセプトアルバム
 ・DIVERCITY トラックス :
  本来の形で収録したMD楽曲集。

♡ SPECIAL GIFTS++++++++++++++
 ・アート&ダイアログブック
 全92ページフルカラースペシャルブック。
 ・MDミニチュア・ペーパー・クラフト
  触って体感できるMDPlayerとMoonDisc。
 ・ガイドフライヤー
  BOXの楽しみ方が書かれたガイドフライヤー。

♡ ストア購入者特典++++++++++++
 ・シリアルナンバーカード:「 Elegia Karta」

期間中に購入していただいた方には、感謝の印として、シリアルナンバー付きのメモリアムカードをプレゼントいたします。

5枚組で豪華特典多数となれば9020円も安い…かどうかは人それぞれか。

ゲーム音楽好きとしては、プレミア化していたサントラに手が出なかったので

この値段でも問題はないが、豪華特典無しのサントラだけの値段を抑えた販売もあってはよかったのでは?

とも思ったりもする。まぁ、3回目の発売であるしMDは収録の権利の都合上、コストも

ある程度かかっているのではないかとも考えられるので、値段の妥当性を語ることにあまり意味はないのかも知れない。


それにしても春に音沙汰が無かったので、全くこの情報に気づいていなかった。

管理人と同じ状況にある人も一定数いるかもしれないので、リマインド的な記事を書かせていただいた。

支払い方法もクレジットだけではなく、銀行振込・コンビニ支払い(いずれも手数料が少しプラス)も

出来るし海外にも発送できるとのことなので、かつてのファンもスイッチ版で初めて

moonに触れた人も、音楽が好きならばマストバイの一枚になるだろう。

後々プレミア化してしまう可能性も高いと思われるので欲しい人は予約することを忘れずに。


にほんブログ村 ゲームブログ ゲーム音楽へ
にほんブログ村