コロナ禍という100年に一度の災厄に見舞われた2020年。

中国・武漢で最初にその存在が確認され(今は起源も諸説ある)

その後全世界にあっという間に広まり、世界の人々を恐怖のどん底に

叩き落とした未曾有のウイルスは、日本でも例外なく猛威をふるい

流石に今はピークは超えたものの、まだまだ毎日全国で相次いで

新規感染者が確認されており、治療法も確立されていない中

人類は手探りでこのウイルスとの闘いを続けている状況にある。


コロナ禍は多くの人々の生活を激変させた。今まで当たり前とされたことが

できなくなったことも多数あり、特に飲食業や観光業、旅行業界などが

壊滅的な打撃を受け、現在進行系でその影響は甚大な状況にある。

残念ながら、今の状況だとまだまだコロナの影響は続くと見たほうがいいだろうと個人的には捉えている。


しかしその一方で、何もかも全ての業種がダメになるかと言えばそうではなく

壊滅的な被害を受ける一方で、コロナ禍によって新たな需要が掘り起こされ

逆に景気のいい業界というのも存在している。その一つが間違いなく

コロナ禍による人との接触制限による、巣篭もり需要にピッタリハマる形となった

家庭用ゲーム業界が挙げられるのは間違いない事実である。


ハードホルダーでもあり世界最強のソフトメーカーでもある

任天堂はスイッチ本体の爆売れと、そしてまさかの今になって

国内歴代ゲームソフト売上の記録を大幅に塗り替えた

あつまれどうぶつの森のメガヒットによって、全盛期のWii・DS時代…

あるいはそれを凌駕するほどの好調であることが先日の決算にて確認された。


【…エグい!】2021年3月期第3四半期決算を発表!


大手サードや中小サードでもスイッチメインで展開してきた会社は

大体好調な決算を発表しており、マーベラスやイマジニアなどが

それぞれのヒットタイトルで好調決算が出ていたが、大手サードの

決算も軒並み好調な結果になっていて、大手5社の決算の営業利益が

いずれも過去最高益になっていたということが日経により報道されている。


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2020年4~12月の国内サード大手5社の営業利益が過去最高益であったことが判明!

任天堂の先日の決算でも、その前から上方修正をかけていたものを

更に上方修正するというレベルで好調な決算が報告されていた。

スイッチが爆売れし、利益も過去最高クラスになったあまりにもエグイ決算であったが

この波に乗ったのは任天堂だけではなく、国内大手サードも挙って

乗るしか無い!このビッグウェイブに!状態だったことが日経によって報じられている←

8日までに2020年4~12月期連結決算を発表した家庭用ゲームソフト大手5社は、そろって営業利益が4~12月期として過去最高になった。新型コロナウイルスが流行して、家でゲームを楽しむ「巣ごもり需要」が世界で膨らんだ。年末商戦向けソフトの海外での人気も目立った一方、国内ではゲームセンターなど店舗の苦戦が長引いている。

というわけで、バンナム・スクエニ・コナミ・カプコン・コエテク

大手5社が挙って、同時期では過去最高営業利益を叩き出したということになる。

コエテクがコーテクと出ているのに若干の違和感を覚えつつ←

この決算を見ると、売上高からの利益率としてはコナミ以降がかなり効率よく

稼げているという状況も確認できる。特にコナミはやはり桃鉄の大ヒットが大きかったのか

コロナ禍の影響でスポーツジム事業が壊滅的な状況の中で、ゲーム部門がスポーツジム部門の

落ち込んだ分をカバーしていたなどの結果が出ていたようである。

やはりコロナ禍による巣篭もり需要と、スイッチというこの時勢にマッチしたハードメインで

展開していたメーカーは軒並み好調という結果が出ており、任天堂以外でも

2020年はゲーム業界全体にとって、好景気な年だったと言えるのではないだろうか。

2021年はコロナがどうなるかにもよるが、ゲーム業界は好調をそのまま維持しつつ

コロナも収束に向かう一年であることを願いたいものであるが果たしてどうなるだろうか。

…ところで、なにか一社足りないような気もするが気のせいだろうか?(汗


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