据置にも携帯機にもなるハイブリッド機であることから

主に、手軽に楽しめる小粒なタイトルと抜群に相性がよく

連日、特にインディーズタイトルの成功例が国内外から聞こえてくるニンテンドースイッチ



このブログでは、そういったインディーズの開発者が語ってきた

ニンテンドースイッチでの成功の例を取り上げた記事をすでにいくつも書いてきた。


【またしても大成功】キャットクエスト開発者「スイッチ版キャットクエストは2週間の売り上げが他プラットフォームの売り上げを超えた」

【またも大成功】後発マルチのThe Flame in the Floodのスイッチ版が、他の全てのプラットフォームの初日売り上げを足した数より多い売り上げを初日で記録!

【絶好調】スチームワールドディグ2、スイッチ版の初日売り上げが開発者も目を疑うほどの売り上げを上げる!

【インディーズの楽園】発売から3年経ったショベルナイト。ニンテンドースイッチでの売り上げが一番になる!


スチームで話題になっていたゲームであれば、スイッチでのいつでもどこでも出来る

携帯性が加わっただけで、更に売れることがわかっていて、今現在のスイッチ市場には

国内外ともに、多数のインディーズタイトルが続々とリリースされている。

日本でも、ゲリラ的に配信されるソフトは珍しくなく、もはや情報が追いきれないほどだ。


そんなインディーズの楽園が築き上げられつつあるニンテンドースイッチ市場だが

日本では、インディーズの頂点とも言える超巨大同人コンテンツである

東方プロジェクトのファンが作ったゲームが

Play,Doujin!というプロジェクトでリリースされている。


今までは任天堂ハードではこのPlay,Doujin!プロジェクトは展開がされていなかったが

スイッチの好調を見て、素早く動くべきと判断したのだろうか、電撃的に参入することをPlay,Doujin!が表明したのはまだ9月の話であった。


【衝撃】Play,Doujin!がニンテンドースイッチでも全世界で展開へ!【嘘だろ?】


Play,Doujin!自体がソニーと関係あるところだっただけに、事情を知る人にとっては

まさに衝撃的な参戦となった。そして、11月の頭にスイッチで初リリースした東方紅舞闘

e-Shopのランキングで上位に食い込む健闘をみせていた。


【大成功】Play,Doujin!第一弾、東方紅舞闘Vがe-Shop売り上げランキング2位に!


PSででていたものの完全に後発マルチになるわけだが、3000円という

価格設定ながらも、スイッチでかなりの売り上げを上げたということになる。

すでに次の作品として、東方スカイアリーナもリリースされることが決定したが

更なる新作の発表があり、これもかなり電撃的に配信されることが決まったようだ!


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評価の高いローグライクRPGである「不思議の幻想郷TOD -RELOADED-」がSMEのUNTIESより12月21日に電撃配信決定!

今回電撃的に配信が決定したのは、いわゆる日本ではトルネコのダンジョンや、風来のシレンのタイプのゲームで知られる

ローグライクRPGを東方のキャラで構築した

不思議の幻想郷TOD -RELOADED-である。すでにPSでは配信済みのタイトルである。

 2017年12月2日、ニコニコ生放送にて“東方ステーション増刊号 ゲーム大特集”が配信。番組内の“Play,Doujin! presents 東方Project新作発表会”のコーナーにて、ソニー・ミュージックエンタテインメントによるゲームパブリッシングレーベル“UNTIES (アンティーズ)”が『東方Project』のファンゲームをリリースすることを発表。あわせて、メディアスケープが主導する“Play,Doujin!プロジェクト”へ、パートナーとして参入することが明らかにされた。

 参入タイトルとして今回発表されたのは、“Play,Doujin!プロジェクト”立ち上げ当初から同プロジェクトをリードしてきたクリエイターJYUNYAが率いる気鋭の開発集団、AQUA STYLEが贈る『不思議の幻想郷TOD -RELOADED-』のNintendo Switch版と、人気同人サークルのsouvenir circ.による、『舞華蒼魔鏡』のプレイステーション4版。同作は、家庭用ゲーム機に向け完全リニューアルされるとのことだ。発売日は、『不思議の幻想郷TOD -RELOADED-』が12月21日、『舞華蒼魔鏡』が2018年1月25日となる。

出典:https://www.aquastyle.org/fushigentod_r/


シレンライクのゲームは、日本では一定の需要がありコアなファンが多いタイトルだが

そういった人たちから、このゲームはかなりの高い評価を得ている。

ニンテンドースイッチには新たなキャラも追加され、PS版よりまさかの

一足先の完全版として配信がされるようである。

面白いのは、この作品をスイッチにリリースするのはUNTIES

すなわち、SME(ソニー・ミュージックエンタテインメント)

展開する新レーベルよりリリースであるという所。


【獅子身中の虫】SMEがUNTIESというインディーズタイトルを扱うパブリッシャーを設立。TINY METALをスイッチに販売へ!


今でこそPSを展開するのはSIEだが、このSMEには最も勢いがあったPS最初期のメンバーが関わっている。

いうなれば、PS全盛期のメンバーと任天堂が手を組んだ…といってもいいのかもしれない。

しかも、不思議の幻想郷TOD -RELOADED-は、先日行われたプレイステーションアワードで

2017年のインディーズ賞を獲得したタイトルである。

【インディーズ&デベロッパー賞】
受賞基準:日本を含むアジア地域で発売・配信されたインディーズタイトル、および配信専用タイトルのラインナップ拡大に貢献した3タイトル
対象期間:2016年10月1日(日) ~ 2017年9月30日(土)まで
タイトル フォーマット 発売元
不思議の幻想郷TOD -RELOADED- PS4R
PS Vita メディアスケープ
3on3 FreeStyle PS4R JOYCITY Corporation
UNDERTALE PS4R
PS Vita ハチノヨン(8-4)

いやはや。3日前にプレイステーションアワードは開かれたばかりであるが

そのインディーズタイトルの一つとして表彰された、不思議の幻想郷TOD -RELOADED-が

即ニンテンドースイッチにもリリースという報が行われるのは、もはや何かしらの意図すら感じる。


配信日は12月21日と電撃的だが、このゲームのスイッチ版自体は、実は5月の

博麗神社例大祭にて、参考出展という名目で移植されたものが展示されていた。



この時は思いっきり現在発売予定はありませんと書いてあるのがまた…w

スイッチのインディーズの勢いを見て参入を決定したというのが本当のところなのだろうが

色々ととある人々は発狂しそうな話にもなっている。


それにしても、ニンテンドースイッチが発売してからと言うもの

今までのゲームでは考えられなかったこと…非常識と思っていたことが

次々に当たり前のように起こっている。ニンテンドースイッチがCS市場に

もたらしている影響は、過去に例が無いことでも軽々とさせるような

そんなとてつもない影響力があるということなのだろう。


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