およそ、10年近くの紆余曲折の開発期間を経て

昨年の11月に、PS4で発売されたファイナルファンタジー15



当初は、FF13 ヴェルサスというタイトルで開発されていたものが

延期に延期を重ね、最終的に本編のナンバリングとなってしまったタイトルで

開発のメインとして関わっていたとされる野村哲也が途中で降板し

田畑端が後を継ぐ形で、開発を引き継ぎ、なんとか発売にこぎつけた。


しかし、田畑Pが大きく喧伝した内容とは裏腹に、ゲームは尻切れトンボの仕上がりとなってしまい

旧来のFFファンからは、酷評されるに至ってしまった。買ったユーザーの大半からは

批判的な声が多くあがり、Amazonレビューなども大荒れに荒れている。


スクエニは、この大作を大きく売り出し、世界で600万出荷したと

好調さをアピールしたが、現実は非常に虚しい状況になっているのは

このブログでも何度か記事にしたとおりだ。


【こりゃつれぇわ…】ファイナルファンタジー15、遂にセブンイレブンにも投げ売りされる!

【偽りのミリオン】FF15、初回生産限定版がセブンイレブンで更に激安で投げ売られる事態に。【無慈悲な在庫】


日本では、今まで発売されれば、まず初週ミリオンは確実だったIPが

大コケしたことは、売り上げを追っている人間からすればかなり衝撃的な話で

マルチプラットフォームとはいえ、初週で210万本売り上げたドラクエ11とは大きな差がつくこととなった。


このFF15、発売後は完全に見えている地雷となってしまい、猛烈な速さで値崩れが起こり

2017年の年始に福袋に入れて販売する店舗まで出てきてしまっていた。

上記でもリンクを貼った記事では、発売から半年以上経ったにも関わらず

まだ限定版が激安で手に入れられる現状を紹介しているが、遂に実質無料といって

差し支えない販売方法を取る小売が現れてしまったようだ。


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PS4本体を買うとFF15がついてくる!実際の価格の表示が更に哀愁を誘う…。

お盆の商戦時期に、FF15を実質無料で販売するという荒業を行ったのは

家電量販店のジョーシンのようである。台数限定のセットだが

FF15が抱き合わせと言う形で、PS4本体を買うとついてくるというセットである。

1 :名無しさん必死だな@\(^o^)/ :2017/08/16(水) 23:39:14.50 .net
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うわあああああああああああ

出典:http://i.imgur.com/xrJhgIt.jpgより


限定10セット販売とはいえ、なんというか…これは…悲しい。

昔、FF13が初週ミリオンを達成した後に、多く中古に溢れたことがあり

その中古品を本体と合わせて販売するという方式をとっていた小売があったようだが…。

今回は、完全に新品がついてくるということになる。

ご丁寧に、FF15の定価を表示して、実質無料を誇示しているのが凄まじい。


要は、単体では売れないので、このような売り方をしてでも

在庫処分を店側としても行いたかった…ということなのだろう。

店の倉庫に入れているだけでも、維持費というのがかかってしまうので

なんとしてでも、売りさばきたかったのだろう…という涙ぐましい決断の後がうかがえる。


結局、ゲームの主人公の発言として面白おかしく取り上げられている

つれぇわ…は、ユーザーにとっても小売にとっても

FF15というゲームを表すこの上ない適切なワードになってしまった。

つれぇわではないのは、小売にこのゲームを押し込んだスクエニだけというのが

なんとも…。ただ、今回の一件で小売からは完全に信頼を失ったのはほぼ間違いないだろう。

売り上げを上げたドラクエはともかく、FFの今後はブランドは凋落していく一方である可能性が非常に高いと思われる。


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