唐突に変な記事を書かせていただきます←

基本的に当ブログは、ゲーム関係のニュースをほぼほぼメインに扱っているブログでございます。

たまーに、ゲームのレビューだったり、ゲーム音楽の紹介だったり用語の紹介をしたりしてますが

記事の9割は、そういったその日その日のゲーム関連のニュースです。


管理人は基本的に、WEB上で自分のことを書くことはあまり好みません。

日記ブログやSNSをそのように使う人が居ますが、ネット上に数多いる顔も知らない人間が

自分のことを毎日書いて何が面白いの?

と、言った気持ちがまず前提にありまして、今まで様々なブログをやってきましたが

たまに書くことはあっても、自分の日常を題材としたようなブログというのは作ったことがありません。

実際、管理人の日常を知りたい人など皆無でしょう。


しかし、以前交流の場のほうで、当ブログでよくコメントしていただいている

赤木さんがコラムと称して投稿をしているのを見て、たまには自分も語ってみようか…と

少しだけ思ったのがきっかけでございます。そしてもう一つのきっかけが

LINEにて、ブログの書き込み頂いている方と交流をさせていただくようになりまして

その時に出た話題が、そういえばこんなことしてたけど、おそらく自分以外の他の人は

まずしてる人は居ないだろうな…と思ったことがありましたので、なんか勢いで記事にします←

ちょっとした、自分語り…まぁエッセイみたいなものです。少しだけお付き合いください。


今回語らせていただくのは、ズバリ、ゲーム音楽の話なのですが

ちょっと前提が長くなるので、見出しを置いてその後から書き始めたいと思います。


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日本中のゲーマーに聞いても、おそらく10人も共感してくれる人が居ないだろうと思われる話。

さて、管理人の過去の記事やこのブログの記事を見ていただければ、分かるとおりなのですが

管理人は重度のゲーム音楽好きです。どれくらい好きかといいますと

日常生活に置いて、ゲーム音楽を適当に口ずさむことが普通にあるというレベルです。

例えば、小走りに走った時にダウンタウン熱血物語のくにおの

走り方を真似しながら、その音楽を口ずさんだりとか。



他にも様々な例がありますが、普通の人からすれば完全にイタイ奴であります。

まぁ、それぐらいゲーム音楽というのは管理人の中で普通に生活の一部として根付いている…というわけです。


そんな管理人は、今もパソコンで管理しているiTunesの楽曲の9割がゲーム音楽だったり

そのゲーム音楽を移動中にスマホで聴いていたりする人間です。

基本インストゥルメンタルなゲーム音楽を移動中に聴くこと自体に、驚く方もおられるようですが

好きだからしょうがないといったところです。外で聴くお気に入りのゲーム音楽もあります。


さて、ここからがいよいよ本題です。管理人はどこでもゲーム音楽が聴きたいという願望を

それはもう中学生の頃から持っておりまして、具体的に言えばウォークマン

自分で所持するようになってから、その願望が更に強くなったのです。

今ではパソコンやちょっとした技術を使ったり、あるいは財力に任せてゲーム音楽CDを

買うことによって、ゲーム音楽のライブラリーは既に30000曲ほど。まともに全部聴くと

50日ほどかかる状況になっておりますが、昔はそんなに財力も無かったしパソコンなどという文明の利器もありませんでした。


そこで当時の管理人が取った戦法は、直接ゲームから音楽を録音するということ。

具体的には、テレビの出力端子からLINE出力にて、カセットテープ(後にMD)に音楽を出力して

録音したいゲーム音楽が流れるシーンまでゲームを進めて、音楽が流れたらそのまま録音するというやり方です。

なお、このとき利用していた録再MDがソニーのもので、そのMDがソニータイマーを食らったため、ソニーが嫌いになったのは別のお話←


ゲーム音楽を直接ゲーム画面から録音するというのは、時として困難を伴います。

まず前提として、音楽として聴く以上雑音が無く純粋にゲーム音楽として聴きたいので

ゲーム内の効果音を入れないように録音がしたいわけです。

しかし、ゲームによってはそれがかなわない例があります。例えばロックマンシリーズ。

ロックマンシリーズはゲームがスタートする時に、ロックマンが画面上部から下りてくる演出があります。

これは絶対に普通にゲームをやる時には不可避です。このときの着地音がどうしても入ってしまうのです!



もはや仕様なのでどうしようもありません。またファミコンは3音+ノイズ音の最大同時発音数が4音ですが

基本的に効果音はどこかのトラックに当てられているので、その効果音がなる時は対象チャンネルが

一瞬だけミュートされてしまうのです。つまり、音楽としても不完全なものになってしまうのですね。

なので、より原曲を聴きたいと願うものにとっては、この効果音が避けられない仕様は

かなり不満のタネといいますか。しょうがないとはいえ、かなりショボーン(´・ω・`)となってしまう事象なのです。

ステージ曲によっては、一曲丸々がループする曲もあるので、そういった曲は一周するのを待って

二周目の頭から録音を開始するという力技も出来るのですが、これもタイミングを図るのが面倒だったり

うまく行かなかった場合に、後で編集するのが面倒だったりということもありますし、何よりそういった曲よりは

ループしないイントロを持つ曲のほうが多かったりするので、その場合はやはり効果音が最初に入るのは不可避なのです。

ロックマンの場合ですと、例えば2のクラッシュマンステージなどは、ボーッとしていると初期配置から動かなくても

敵に当たってしまうのでうまく避けるか、あるいはタイムを押して、また余計な効果音を入ることを余儀なくされてしまいます。


なので、ゲーム画面からの直録派からすると、まずサウンドテストがあるゲームは神ゲーとなります。

そして、例えばポーズを押した時に継続して音楽が流れるようなゲームも神です。

ただし、ポーズボタンを押すとポーズ音が出るゲームもありますので、そういうゲームはやはりショボーンです。

ポーズを押すと音楽が消えたりするゲームは論外ですね。一番やりにくいのはシューティングゲームで

自機が弾を撃つのもダメ。もちろん敵に当たってもダメと、サウンドテストかポーズをしても

音楽が継続して流れるゲームじゃないと、もはやSTGは詰みです。

もっとも、どうしても音楽が録りたくて無茶したこともあります。例えばハドソンの白ドラえもんの

魔境編の音楽が録りたかったので、全ての敵を避けるように動きましたが、敵に当たってその音が

何度も入ったばかりか、トドメと言わんばかりに火山の噴火音まで

録音されてしまった時は、さすがに苦笑いするしかありませんでした←



と、ここまでならおそらく日本で三桁ぐらいの人々が共感してくれる話ではないかと思います。

直撮りで頑張った人は、結構ゲーム音楽好きには居ますからね。ここからがいよいよ

日本全国探しても、おそらく10人も共感してくれる人が居ないであろう話です。前置き長すぎですねw


自分がそういった音楽を録りたいゲームは幾つもありましたが、そのうちの一つに

任天堂がSFCのロンチで発売したF-ZEROがありました。



管理人がこちらの記事で、生涯のベストゲームとして挙げさせていただいた

レースゲームの金字塔的作品ですが、上記のリンク先の記事でも少し触れたとおりこのゲームは音楽も非常に良いのです。


管理人はどうしても、このF-ZEROの音楽を録りたいということで

早速直撮りの録音をしようとしたのですが、一つ大きな問題がありました。

このゲームは、何もしていなくてもエンジン音が常に

流れている仕様のソフトだったのです。ゲーム中にポーズをかけると音楽だけが流れる

良いポーズのゲームなのですが(なんだそれw)ただ最初から完全なエンジン音が入っていない

状態での音楽を録ろうとするとなると、途中でポーズをかけるという動作を行う以上

最初にわずかでもエンジン音が入ってしまうのでエンジン音無しの完全な音楽を取ることが不可能だったのです。

これをなんとかして回避する方法はないか?どうしようもないのか…と諦めかけたとき

管理人は一つのことに気づきます。このゲームはレースがスタートする時は音楽が流れていません。

そして、レースがスタートするとスタート音が流れ、その後一瞬の時間を置いてから

コースのBGMが流れ始めるのです。詳細は以下のプレイ動画を参照ください。



管理人は偶然気づいたのですが、このスタートして一瞬の音楽が流れ始める間の僅かな時間に

絶妙なタイミングでポーズをかけると、エンジン音が鳴らずに頭から音楽を再生することができることに気づいたのです!

これを応用すれば、エンジン音が流れない完璧な頭出しのF-ZEROの曲を直撮り出来る!管理人は胸は躍りました。しかし…。


このタイミングというのがちっともつかめないのです。早すぎると音楽が流れず、遅すぎるとエンジン音が入ってしまう…。

本当に絶妙なタイミングでなければ出来ず、成功については完全に運任せ。そして運よく成功したとしても

その時に限って録音を失敗してしまう体たらく。最終的にエンジン音はもはや音楽の一部と割り切って

管理人はF-ZEROの音楽を完全キレイな頭出しの状態で録音することを諦めたのでした。


というわけで、非常に本文が長くなってしまったのですが、要はこのF-ZEROの音楽を

キレイに取ることで四苦八苦していた人が、管理人以外に日本でどれだけ居たのか…

共感できる人がどれくらい居るのかというのが、今回の記事の最終的な主旨であります(長すぎw

全く0人ではないと踏んでいますが、10人は居ないというのが管理人の予想です。

もし管理人と同じ想いをされていた方が居たら、ぜひコメントください。


というわけで、ここまで駄文にお付き合いくださりありがとうございました。

好評だったら第二弾があるかも…しれません?(何


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