毎週恒例水曜日の週販記事。

ニンテンドースイッチが発売されてから、154週目となる2020年2月第2週の週販ランキングが

先程ファミ通で更新された!


今年に入っても、絶好調のニンテンドースイッチであるが今は一つ大きな暗雲が立ち込めている。

中国を発端とする新型コロナウイルスが猛威を振るい、任天堂が主に日本国内の

スイッチ本体の製造を行っている中国国内の生産が難しい状況となっている。

そのため、あつ森の限定本体の予約開始が延期になったり、リングフィットアドベンチャーの

リングコンの生産が難しいと言ったことが、既に公式で告知されている。


あつ森の発売日に変更はないものの、スイッチ本体の生産数が今の所減少状態にあるようで

通常スイッチは通販やニンテンドーストアでの品切れが確認されている状況となっている。

Liteは比較的まだ入手は出来るようだが、スイッチ本体の品薄が懸念されている状況となっている。

当然ながら、任天堂がこういった告知をしたことにより駆け込みで購入している

ユーザーも多いと思われる。まだ先週や今週はじめぐらいは在庫分がありそうだが

今週以降はしばらく数字が落ち込む可能性が高いと言える。(先週の数字は高く出るかも?)

不幸中の幸いと言えば、公式が言うには欧米の販売には影響が無いということと

今までのソフト資産は継続して売れるのは間違いないと言った所だろうか。

収束が見えない状況であり、いつまで影響があるかまったく現時点では未知数であるが

なんとかこの新型ウイルスの脅威が去るのを今は待つしか無いだろう。


今後のスイッチ本体の展望を書いたところで、先週の新作ソフトだが

スイッチではパッケージのソフトは0。PS4で3タイトル。

2つはラグビーのゲームとレースゲームなので、まずTOP10には入らないだろう。

そしてもう1本が本命。サイゲームスがリリースしている人気ソシャゲーの

格ゲーであるグランブルーファンタジー ヴァーサスが発売されている。



既に15万セールス(アジア込みの模様)が確定しているタイトルで、まず間違いなく週販一位となる。

格ゲー部分はアークシステムワークスが担当しているが、このタイトルは

格ゲー部分が求められているわけではなく、ソシャゲの方でかなりの

額を投資しなければ回収できないような特典がソフトについているため

その特典目当てで購入している人が多いという状況となっている。

特典コードがパッケージに入っているわけではなく、ゲームを一通り

プレイしてクリアしなければコードがもらえないようで、そのクリア前の

ラスボスを倒したあとにフリーズしてしまったという

報告が多く挙がっているようで、なんともお粗末な結果となっている。

また、一部はゲームをクリアしなくても特典コードが入っていると

思っていた人も居たようで、格ゲー自体がほとんど不慣れな人には

かなり不評も出ていたようだ。週販の記事なので詳しい言及はしないが

こういう売り方がPS4には多くて、自らゲーム人口を減少させているな…と思うこと然りである。

またお店によっては開封済みだと中古買取りを拒否するような店舗もあったようだ。

個人的にはかつての遊戯王のゲームの特典カード商法を思い出したが、コードの入手法は

かなりひどいともいえ、アークシステムワークスが作った格ゲー部分もあまり評価している人もいないようだ。


と、ほぼグランブルーファンタジーのことしか語っていないが

154週目の結果はどうなっただろうか?


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ニンテンドースイッチ154週目は合算で10.1万台を売り上げる!グランブルーファンタジー ヴァーサスが8.6万本売り上げTOPに!

先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。


【ソフト&ハード週間販売数】『グラブルVS』が8.6万本で初登場1位! スイッチ&Liteは3週ぶりに週販10万台を突破【2/3~2/9】


ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。

 期待の『グランブルーファンタジー ヴァーサス』が8.6万本で初登場1位を獲得した。サイゲームスのスマートフォン用RPG『グランブルーファンタジー』を題材にした対戦アクションRPGで、開発はアークシステムワークスが担当。原作さながらの育成要素と、アクションバトルがミックスされた“RPGモード”が搭載されている。ワンボタンでアビリティ(必殺技)が出せるなど、格闘ゲームが苦手なプレイヤーでも楽しめる作りになっている。なお、公式ツイッターによると、発売から2日間で、パッケージ版出荷数とダウンロード版の合計販売本数が15万本を突破したとのことだ。

 2位以降は、前週の9位までのタイトルが引き続きランクイン。ロングセールスを続けている。

 ハードでは、Nintendo Switch&Nintendo Switch Liteが10万961台を販売。前週比1.3倍と、3週ぶりに10万台を突破した。この要因のひとつには、2020年2月6日に任天堂が発表した“新型コロナウイルス感染症によるNintendo Switch本体等の生産及び出荷遅延”のニュースを受け、店頭在庫を買い求めた方が増加したことが考えられる。

ソフト推定販売本数TOP10

1位(初登場) PS4 グランブルーファンタジー ヴァーサス
86248本/サイゲームス/2020年2月6日発売

2位(先週1位) Switch リングフィット アドベンチャー
23149本(累計 67万5906本)/任天堂/2019年10月18日発売

3位(先週2位) Switch ポケットモンスター ソード・シールド
23114本(累計 340万2851本)/ポケモン/2019年11月15日発売

4位(先週3位) PS4 龍が如く7 光と闇の行方
10589本(累計 22万8459本)/セガゲームス/2020年1月16日発売

5位(先週5位) Switch 東北大学加齢医学研究所 川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のNintendo Switchトレーニング
9650本(累計 14万2181本)/任天堂/2019年12月27日発売

6位(先週6位) Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
9336本(累計 355万2657本)/任天堂/2018年12月7日発売

7位(先週7位) Switch Minecraft
9063本(累計 125万2623本)/日本マイクロソフト/2018年6月21日発売

8位(先週8位) Switch マリオカート8 デラックス
8911本(累計 276万5403本)/任天堂/2017年4月28日発売

9位(先週4位) PS4 ドラゴンボールZ KAKAROT
7860本(累計 13万6932本)/バンダイナムコエンターテインメント/2020年1月16日発売

10位(先週9位) Switch スーパー マリオパーティ
6132本(累計 133万6277本)/任天堂/2018年10月5日発売

中略

※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。

ハード推定販売台数
Switch/79352台(累計 1083万3689台)
Switch Lite/21609台(累計 129万1198台)
PS4/4379台(累計 730万1629台)
PS4 Pro/2628台(累計 143万8161台)
Xbox One S/42台(累計 92812台)
Xbox One X/24台(累計 18915台)
New 2DS LL/524台(累計 169万7341台)
New 3DS LL/56台(累計 588万6332台)

というわけで、ニンテンドースイッチの154週目はノーマルスイッチが79352台

Liteが21609台を売り上げ、前週からの累計売上台数は合算で12124887台となった。

やはり予想通り、スイッチがこの時期にはありえないほどの数字を叩き出している。

ただし、来週以降反動があるのは間違いなく、今後スイッチの供給体制が日本国内で

いつ整うかは、今の時点では神のみぞ知ると言った所。

PS4はもともとここのところの売上が少ないので、影響があるのかどうかは不明だが

おそらく今後も数字は変わらないと思われる。


ソフトは当然ながらグランブルーファンタジー ヴァーサスが一位。

ファミ通でも15万セールが触れられているが、国内では8.6万本と思ったよりは少ない印象。

特典を求める人がどれだけいるかはわからないが、完全に初動のはずなので

今後の伸びは期待できないのではないだろうか。残念ながら純粋なゲームとしての

評価は微妙、または酷評が目立つタイトルとなっている。


2位のリングフィットは、間違いなく出荷=売上だろう。

これも今後生産が厳しくなるので、今後はしばらく順位を落とすはずだが

スイッチ本体の売上とともに早く売上が回復してほしいものである。

こういうリスクを任天堂がどこまで想定しているかが、今後の数字でわかることだろう。


それ以外はいつものタイトルが上位に食い込んでおり、特筆すべきところは

見当たらない154週目の週販。TOP30は明日更新予定。


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