【ソフトランキング】ニンテンドースイッチ184週目のソフトランキングTOP30

毎週更新の週販記事。今年度よりメディアクリエイトが情報を公開しなくなったため

新たにファミ通のデータを使っての更新となる。

ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として

発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。

今はコロナで金曜日の更新となっている。

昨日発表されたTOP10と本体販売速報では、スイッチが夏休みが終わってもなんのその

合算で7万台以上を販売しており、ついに国内での累計販売台数が1500万台を突破する事態となった。

ランキングも、出荷が潤沢に行われたのか、発売からすでに1年近く経とうとしている

リングフィットアドベンチャーが、6.3万本を売り上げて首位に返り咲きという

相変わらずの任天堂の超ロングセラーの面目躍如といった数字を記録している。

リングフィットアドベンチャーは国内148万本を越え、来週には150万本を超えるのも確定となっている。

このまま行けば、リングフィットアドベンチャーは国内ダブルミリオンも通過点にすぎないぐらいの

とてつもない売れ行きとなっている。スクエニの新作・Marvel’s Avengersはリングフィットアドベンチャーが

爆売れしたせいもあって、約4.3万本と初週2位という結果に。アメコミヒーローは日本でも

知名度と人気があるだけに、まさかリングフィットアドベンチャーに負けるとは個人的には

思いもしなかったので、ある意味驚きの結果だったということになる。

ゲーム業界はコロナ禍でかなり影響があった2020年だが、そんな2020年もあと残り3分の1。

スイッチからみてのライバルハードのPSとXboxは今年中に次世代機が出る予定となっていて

Xboxについては、日本が最速発売地域の一つになるということでMSも今世代では

ボロボロだった日本市場のシェア獲得に本気で動いてきたという印象である。

特に廉価版のほうのSについては、スイッチと同等の値段になっているので

今後Xboxが日本でどれだけの存在感を見せてくるかも気になるところとなる。

PS5は未だ発売日と価格が発表されていないがXboxが発表したのでそろそろ発表すると思われる。

そうなってくると、今年の年末商戦は日本のゲーム業界に活気が出てきそうだが果たしてどうなるか。

スイッチの躍進にライバル2社が次世代機を引っさげて市場を形成する

今年の年末商戦は、売上を追っている当ブログ的にもなかなか面白いものが見れるかもと期待している。

前置きが長くなったが、先週のTOP30がファミ通で更新されているので見出しの後に結果を貼っていきたいと思う。

【ファミ通】2020年8月31日～2020年9月6日のソフトランキングTOP30

本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。

なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。

出典：ゲーム販売本数ランキング 集計期間：2020年8月31日～2020年9月6日

まずは恒例の新作消化率。Marvel’s Avengersはややあまり気味な消化率。

PSでは初動命なので、これだけ初回出荷分で消化率が低いと、ワゴンセール行きの確率が高い。

ゲームの出来もよろしく無く評判が悪いので、これはちょっと厳しい状況かもしれない。

7位につけたNBAも消化率から見るとかなり厳し目。ただ、この手のゲームはもはや

選手データなどの更新で出されているきらいもあるので、小売側もじっくり売ることができるかもしれない。

なお、スイッチ版は26位で2500本にギリギリ届かない数値でのランクイン。

洋ゲーの定番スポーツゲームは、ずっと任天堂ハードでの露出が少なかったので

この手のタイトルはPSという固定イメージが根強くついているのではないかと思われる。

もっとも、そのPS版も爆発的な売上とは至らないのが、やはり海外メインのゲームであることを思わせる。

ファイナルファンタジークリスタルクロニクルの2週目はスイッチ版・PS4版ともに

初週の数字から90%ほど数字を落とす結果に。PS4はまだしもスイッチ版ですら

これだけの落ち込みを見せるのは、やはりゲームの作り込みが甘かったからだろう。

PS4はすぐにゲームが中古に流れて減少幅が大きくなりやすいが、スイッチの場合は

単にゲームの出来の悪さで売れなくなっているようにも見える。任天堂ユーザーはシビアなユーザーが多い。

パワプロが気づけばスイッチとPS版での差がジワジワと開きつつあり、先週は

PS4版よりもスイッチ版のほうがダブルスコアで売れているという結果になっている。

初週では僅差だった差も、気づけば4万本近く売上の差が広がっており

この差が広がることこそあれ、狭まることは絶対に無いというのが確定という状況である。

もはや、スペック差が特に大きなアドバンテージにならないゲームはスイッチに

出すほうが確実に売れる…という状況がほぼほぼ固まりつつある。今後のサードの動きはどうなっていくだろうか。

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