遂に、アメリカのロサンゼルスで始まった世界最大のゲーム見本市であるE3。

これから数日間は、全世界のゲーマーが注目するニュースが現在CSハードで

ゲームを展開する任天堂・ソニー・MSより多数発表される。


その先陣を切る形で、マイクロソフトが展開するXboxシリーズの

カンファレンスが、現地時間の11日に行われ、様々な発表が行われた。

その中で、ゲーマー的に最も注目が集まっていたのは

間違いなく、現行のXbox Oneのアッパーバージョンとなる

Project Scorpioと呼ばれていたものであろう。


Xbox Oneを超える高性能を謳っており、既に発表されていた

各種スペックは、現行のCSゲームハードでは最高の性能を持つのは間違いない

状況であった、Project Scorpio。スペック詳細はあらかた公開されたのだが

肝心の本体の値段と、発売日がまだ公表されていなかった。

今回のマイクロソフトの発表で、その2つの気になる情報が遂に公開された!


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製品名は「Xbox One X」に!発売は11月7日に499ドルで販売開始へ!日本は後発か?

現在、ソニーとMSは主に性能面での勝負をしており

ギミック路線で、その二社とは違う路線を取ることにした

任天堂とは、違う土俵で勝負している。

ソニーのPS4は、一足早くPS4Proを販売しているが、性能は微妙である。

そこに殴り込みをかけたのが、XboxのProject Scorpioであり、カタログスペックで比べると

かなりの高性能路線となっている。コアゲーマーとしては気になるScorpioの発売日と、正式名称が発表された。

 北米時間2017年6月11日,MicrosoftはXbox E3 2017 Briefingを開催し,その場で,開発コードネーム「Project Scorpio」(プロジェクトスコーピオ)と呼ばれてきた据え置き型ゲーム機を「Xbox One X」として正式に発表した。世界市場では2017年11月7日発売予定で,価格は499ドル(税別)だ。

 Xbox One Xは,ゲーム画面をアップサンプリングではなく,真に4K解像度でレンダリングでき,また,搭載する光学ドライブにより標準で4K解像度のUltra-HD Blu-ray再生に対応する。表示先のディスプレイがフルHDまでの対応に留まる場合はスーパーサンプリングを行って,従来よりも美しい映像を実現するとのことだ。
 同時に,すべてのXbox One用ゲームタイトルおよび周辺機器との互換性を持ち,1080p解像度をターゲットにする既存のXbox One用タイトルでは異方性フィルタリングの採用によって従来よりも美しい画面表示を実現できるという。

 なお,搭載するカスタムAPU SoC(System-on-a-Chip)がTSMCの16nm FinFETプロセス技術を採用して製造され,ダイサイズは360mm2,トランジスタ数は70億個に達するなどといったハードウェアスペックの多くは公表済みゆえ,「ハードウェア関連の新情報」はほとんどないが,それでも,搭載するクーラーが「Liquid-cooled Vapor Chamber」を採用していることは明らかになっている。既存のVapor Chamber(ヴェイパーチャンバー)との違いは明らかになっていないものの,公開された製品イメージを見る限り,冷却液の循環を生じさせる機構を入れてある可能性が高い。
 このクーラーのおかげもあって,Xbox One Xは,Xbox One Sよりも小さな,Xbox One史上最も小型の筐体を実現できているそうだ。

ゲームハードのスペックなどは、個人的にはあまり重視していない情報ではあるので

詳細を語ることは控えるが、日本円では現在の為替レートだと、大体6万円近くになる計算だろうか。

このXbox One Xはあくまで、ハイエンド的な位置づけであって、MSとしてはよりコアな

ゲーム体験を求める人はXで、一般的なユーザーには現行のOneを推していくスタイルであると思われる。


気になるのは、日本での発売時期が言及されていないこと。

海外に比べると、日本のXbox市場は驚くほど小さく、週販を見ても

Xboxは正直、空気と言わざるを得ない状況である。

なので、日本はまず間違いなく後回しにされることが予想される。

日本マイクロソフトによれば、発売はちゃんとするらしいが

その時期は、完全に未定であるようだ。

 日本マイクロソフトは、米国時間の6月11日に開催した「Xbox E3 2017 Briefing」において正式発表された新型ゲームコンソール「Xbox One X」について、11月7日の日本発売を見送る方針を発表した。

 Xbox One Xは、2016年のE3でProject Scorpioとして発表されたXboxの次世代機。現行機であるXbox One Sのスペックを大幅に強化し、Xbox Oneとの完全な互換性を備えつつ、新たに4Kゲーミングや、フルHDタイトルの映像表現の強化を実現する。

 日本では、Xbox Oneも、2013年11月22日のグローバルでの発売から9カ月後の2014年9月4日、その後継機であるXbox One Sも8月2日のグローバルでの発売から3カ月後の11月24日に発売が遅れている。

 Xbox One Xは、日本でも展開しているXbox Oneファミリーの一部であり、日本展開は確定しているということで、「発売日、価格が決まり次第お伝えしたい」としている。

高性能が売りにはなるが、やはり日本市場では消極的だと思われるXbox One X。

日本で発売される頃には、なんとなく熱が冷めているような気もするが

果たして、日本ではどんな展開がされるのか。ゲーマーとしては

マイクロソフトの動向が気になるところである。


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