1992年にスーパーファミコンで発売したメカシューティング『重装機兵ヴァルケン』がNintendo Switch用ソフトとして復活することが発表された。発売日は2023年3月30日。

 Nintendo Switch版は『重装機兵ヴァルケン DECLASSIFIED』と称され、当時の公式ガイドブックを再現して収録(全80ページ)。当時未公開だった設定資料や描き下ろしのオリジナルイラストなど、各種のコンテンツも盛り込まれているという。


1992年にスーパーファミコンで発売されたメカシューティングゲームであり

現在もコアな一部のファンの間で、高く評価されているタイトルである

重装機兵ヴァルケン無修正完全移植である

重装機兵ヴァルケン DECLASSIFIED」がスイッチで3月30日に発売決定とのことです!


重装機兵ヴァルケンは、1992年にあのカルドセプトなどを開発した大宮ソフトのメンバーが主に開発した

(大宮ソフト設立は1993年となっており、そのスタッフが在籍したメサイヤが公式の開発元にはなっていますが)

スーパーファミコンオリジナルのメカシューティングゲームで、ロボットが縦横無尽に動き回るものの

どこか、重力を感じる『重さ』の挙動がかなりリアルに出来ていることで知られているタイトルです。

その後、1996年にスクウェアが発売した、フロントミッションの外伝的2作目である

同じくメカシューティングアクションRPGであるガンハザードも、このヴァルケンを

制作した大宮ソフトが開発に携わっていることが知られています。



今まで、このタイトルの完全移植というのはなく、不完全な移植が海外で出ていたのみですが

発売から30年の時を経て、スイッチにこの名作が復活ということです。

追加コンテンツで資料やうるし原智志氏によるオリジナルの描き下ろしイラストなども含まれるということで

2500円という価格は、なかなかにお手頃価格なのかなと思います。

開発に携わっているのは、Rainmaker Productionsと、最近のゲームハードへの

レトロゲー移植に積極的に係る有限会社エムツーだそうです。

Rainmaker Productionsは初めて聞いた開発会社ですが、東京都に本社を置く

2014年に設立されたばかりの、新進気鋭の開発会社だということです。


大本の開発会社である大宮ソフトは、まだ会社のホームページこそ

WEB上に残ってはいるものの、2017年以降全く更新もなく

同じくツイッターの公式アカウントも同時期から全く更新がありません。

それでもこの完全移植が成立したということは、大宮ソフト関連でも何か少しは動きがあるのかもしれない…と

ほんの少しだけ淡い期待も寄せたいとは思います。いずれにしても、SFCの隠れた名作が30年越しの完全復活。

古くからのゲーマー歓喜なのは間違いない、今回の移植と言えるでしょう。


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