コーエーテクモゲームスは、アトリエシリーズの第1作をフルリメイクした『マリーのアトリエ Remake ~ザールブルグの錬金術士~』(PS5/PS4/Switch/Steam)の発売日を7月13日に決定したと発表しました。

ゲーム概要
キャラクターの立ち絵やイベントスチルを全て刷新。立ち絵には2Dアニメを実装。キャラやステージを3D化し移動や探索では可愛いミニキャラが動き回る。

◆新規要素

5年という期限を気にせず遊べる「無期限モード」追加。
キャラクターたちの魅力をさらに深堀りした「交流イベント」追加。
攻略の道標となる「イングリド先生の課題」追加。
シンプルかつ自由度の高いプレイ感はそのままに、チュートリアルや各種仕様への誘導を拡充し、欲しい時に欲しい情報が手に入るよう導線をすべて見直し。街中の移動や採取の仕様も最新機種に合わせて改修。快適で遊びやすくリメイクしている。
ステージの模様が季節ごとに切り替わる表現を実装。同じ場所でも異なる景観を楽しめる。

◆バトルシステム

ターン制バトル。
3Dエフェクトやカメラワークを取り入れバトル演出を大幅に進化。
ミニキャラがちまちま動く可愛さを表現したく、必殺技やスキル使用時のカメラワークに注目してほしい。
新規要素として通常スキルよりも強力な新しい必殺技を実装。演出が豪華で派手。

◆調合システム

基本的にオリジナル版を踏襲。
3Dモデルによる演出を取り入れ、よりリッチな調合を楽しめる。
インターフェースもより分かりやすく改修している。

◆イベントシーン

スパインというツールを利用し、2Dの人物立ち絵がアニメーションするようになり、高品質なイベントが楽しめる。
ボイスはオリジナル版のものをそのまま使用。当時の世界観を味わえる。
新規要素として主要キャラクターたちとの交流イベントを追加。オリジナル版では描かれなかったキャラクターたちの一面や魅力をより深く知ることができる。





というわけで、先日のニンテンドーダイレクトにて発表され

一部のファンに刺さったタイトルで、現在もシリーズが毎年のように意欲的に

発売されているガストのアトリエシリーズの第一作目のリメイクである

マリーのアトリエRemake』の発売日が7月13日に決まったとのことです!


リメイクについては、3Dアニメーションなどで結構変わっておりますが

定価から更に2200円追加の出費で、PS版のアッパーバージョン的な

マリーのアトリエPlusも同時にプレイできるようになるのは何気に良い配慮ですね!

某会社のようにリメイクにあたって、余計な要素を追加してしまったために

オリジナルの良さを壊してしまうようなリメイクを乱発しているところもありますので

リメイクもプレイさせつつ、オリジナルもプレイできる今回の配慮は痒いところに手がとどくというものでしょう。

豪華特装版的な売り方は、もはやコエテク恒例のもので、分かっている人が買うものですから

特にこちらもアコギな商売だとは思いませんしね。

また、基本的にDigital Deluxe版はパッケージの通常版を買っても

後で追加でいつでも購入(ただしパッケージ版タイトルからオリジナルの方を起動できるのでソフトは売れませんが)

できるということで、こちらもファンとしてはありがたい売り方なのではないでしょうか。


このリメイクの発売にあたって、ガストの関係者が現行のゲームハードで

過去のアトリエシリーズを全てできるようにしたいということを語っているのも確認がされています。

『エリーのアトリエ』以降の作品がリメイクされる可能性は?
――今後、『マリーリメイク』に関して、ダウンロードコンテンツを展開する予定はありますか?

細井いえ、有料のダウンロードコンテンツはありません。ダウンロード版ゲームソフト『マリーのアトリエ Plus』やコスチュームセット、BGMが付属したDigital Deluxe版の発売はありますが、その後コンテンツを追加する予定はないです。

――では、『マリー』以外のタイトルをリメイクする予定は? 『マリー』とくれば、つぎは『エリーのアトリエ ~ザールブルグの錬金術士2~』ではないかと期待してしまいますが……。

細井可能性はもちろんあります。私としては、『マリー』から始まる『アトリエ』作品を、すべて遊べるようにしたいと思っていますので。途中のタイトルが抜けてしまうのは好ましくないと思っているんです。『マリー』から最新作までを、ストアにずらっと並べるのが夢ですね。過去の作品も最新作も遊んでいただいて、ご意見をいただく中で、つぎの『アトリエ』ができてくるはずだと思っているんです。

今現在もスイッチには、かつてのアトリエシリーズをかなりそのまま移植していたりしますが

それでもシリーズを長い間続けてきたこのタイトルにおいては、まだまだ移植されていないタイトルも残っています。

実現できるかはともかく、ガストの開発のスピード感は凄まじいので、これもあながち

夢物語ではない構想なのかもしれませんね。少なくとも、他の大手メーカーで

このスピード感が出せないメーカーも多いので、ガストの開発体制はかなり優秀と言えるのではないでしょうか。


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