(この記事はタレコミから作成しています。情報提供ありがとうございました。)

今や、PCでのDLゲームプラットフォームから、評判の良いタイトルが

続々と移植されてきて、そこですべてのプラットフォームで一番の売上を

叩き出すことも珍しくないほど、市場として活気があるニンテンドースイッチのインディーズ市場。


毎週のように国内外のインディーズディベロッパーの新作が多数リリースされており

毎週、ニンテンドースイッチのDLゲームの販売場所であるe-Shopには多数の新作が

基本的には木曜日に並ぶことになっているが、あまりにも数が多すぎるため

なかなか客観的に見て、良ゲーと言えるようなゲームでも、運が悪ければ目に付くこと無く

次の新しいソフトによって上書きされてしまい、良ゲーが埋もれてしまうと言った状況にもなってきている。


このブログでは、基本的にゲームニュースを扱っているブログではあるものの

なかなか新作ゲームの面白そうなタイトルの紹介までは、手が回っていない状況であるが

今回、タレコミにて面白そうなゲームの紹介を頂いたので早速紹介してみたい。


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誰がどう見てもあのゲームのリスペクト!『The friends of RINGO ISHIKAWA』が4月4日にスイッチで配信決定!制作の裏話も面白いぞ!

というわけで、久々にゲームの画面を見て、めちゃくちゃ心を動かされたため

今回の記事を書いている管理人である。そのタイトルとは、ロシアのゲーム開発者が作った

The friends of RINGO ISHIKAWA』というタイトルである!



もうなんだろ…SFCのくにおくんのイメージまんまでいい意味でヤバイ!

このゲームは、昨年の5月にSteamで配信されており、CSハードには今回のスイッチが初の移植となるのだが

開発しているのは、やはりというか、くにおくんシリーズなどの日本産ゲームに大きな影響を受けた

開発者であるということらしい。開発秘話がSteam版配信当時に日本のゲームメディアの

インタビューにて語られており、それが面白いので紹介する。

――まずは自己紹介をお願いします。

Vadim Gilyazetdinov氏(以下Gilyazetdinov氏):ロシアに住むVadim Gilyazetdinovです。36歳です。まず、ありがとうございますと言わせてください!

私は子供の頃から『くにおくん』シリーズの大ファンでしたが、当時はもちろん翻訳されていませんでした。それでも、私のお気に入りである『ダウンタウン熱血物語』を箱庭ゲームとしてプレイしたのです。友達と一緒にプレイしたのですが、話は勝手に想像し、この学生たちはヤ○ザなのだと信じていました。結局ゲームは一度もクリアできませんでした(あるキャラクターを追跡しなくてはいけなかったのですが、理解できませんでした)。

箱庭ゲームが好きで、数多くプレイしてきました。『忍者龍剣伝』もその一つで、とても難しく、最初の3面しかクリアできなかったのですが、自分はもうサニー・千葉(千葉真一)になりきっていました。二番目に好きなファミコンソフトは『熱血格闘伝説』で、これも同じようにプレイしました。

――本作はいつどのようにして開発が始まったのですか?

Gilyazetdinov氏:大きくなってから、私たちは『くにおくん』シリーズのファンサイトをロシアで開設しました。数年後、私はテクノスジャパンのスプライトを使用し、同人ゲームの製作も始めたのです。どれもとてもローカルな小さなゲームでした。しかし小さなゲームを作るかたわら、より大きなゲームの開発にも取り組んでおり、それは『Ryuichi no Blues』、のちに『Friends of Riki Samejima』というタイトルになりました。ずっとオリジナルのゲームを開発したいと思っていましたが、機会に恵まれず、仲間もおらず、モチベーションもありませんでした。

中略

――本作の特徴を教えてください。影響を受けた作品などはありますか?

Gilyazetdinov氏:本作のゲームデザインでは、プレイヤーはゲームの中で生活することとなりますが、多くのシステムが見えないようになっています。例えば、まだほとんどのプレイヤーは気づいていないと思いますが、食事を十分にしないとリンゴの体重が減っていきます。そして体重が落ちすぎると、力も下がってしまうのです。隠しメッセージを見るためには特定の本を持っていなくてはいけなかったり、酔っぱらっている必要があるなど、様々です。簡単には発見できないでしょうが、それが本作を面白いものにしているのではないでしょうか。

プレイヤーの方には、好きなようにプレイしていただきたいと思っています。もし『ペルソナ』シリーズのようなプレイをしたいなら(私は『ペルソナ3』のファンです)、学校に行き、人々と交流し、まったく戦わないことも可能です。

もし昔ながらの『くにおくん』スタイルの格闘をしたいなら、まさにそれがここです。面白い戦闘システムを採用しており、誇りに思っています。

そして『シェンムー』シリーズのようなNPCやゲームの流れも採用していますし、美しさと言う意味でも同様かもしれません。

というわけで、テクノスジャパンの往年の名作に多大なる影響を受けて制作されたゲームであるということが

開発者によって明かされており、それはゲームの画面やデザインを見れば容易に想像が付くものとなっている。

また引用には含めていないが、キャラデザインが誰もやってくれなくて、最終的に開発者の父親が

キャラデザインに名乗りを挙げてくれて、イチからペイントなどの勉強をしてグラフィックを作ったという

心温まるような話も明かされており、こういった開発秘話を見ても面白そうだなと思った次第である。

発売は今週の木曜となる4月4日。配信価格は1500円となっており、お手頃な価格でもあるので

管理人としては、購入決定のタイトルとなる。今の新しいゲームもいいが、こういった

過去の作品をリスペクトして作られた新しいゲームというのも、良いものである。


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