開発に10年近くかかり、様々なトラブルがあってようやく発売にこぎつけたものの

その質の低さから、多くのファンを失望させたファイナルファンタジー15


FF13ヴェルサスを起点として開発がスタートし、ずっと発売されずに開発期間だけが延々と延び

途中で、メインの開発スタッフであった野村哲也氏が開発の現場から退き、その後釜として

ディレクターの位置に収まったのが田畑端氏である。


今まで発売される気配すらなかったファイナルファンタジー15をなんとか発売までには持っていったものの

発売前の大言壮語や、スタッフによる寄せ書き、あるいは様々な詐欺的な言動によって

発売したこと自体は、それなりに評価する向きはあったものの、数々の自身の発言などによって

ユーザーから大きな反感を買った人物である。そしてファイナルファンタジー15は、かつては

日本国内では発売すれば、初週でミリオンを簡単に突破できていたものが、70万本程度の販売にとどまり

国内パッケージ版は投げ売りなどが様々な小売で行われ、ようやくミリオンに到達したといった

かつてのFFブランドの輝きを知っている人からすれば、あまりにも無惨な醜態を晒してしまった。


その結果、スクエニは新たなゲーム開発プロダクションである

Luminous Productionsを設立し、その責任者に田畑氏を据えた。

傍から見れば、子会社のプロダクションでトップになった田畑氏は栄転と捉えられるかもしれなかったが

前述のファイナルファンタジー15の様々なトラブルを知っていれば、むしろ左遷では?という人事であった。

そして、その疑念を証明するかのように、田畑氏は10月31日付でLuminous Productionsどころか

スクエニから退社していたことが、自身の告白で明らかになっていた。


【衝撃】スクエニがLuminous Productionsの特損を37億円計上!田畑Dが10月31日を持って退職していたことが明らかに!


内部事情は当然明かされていないが、今までの経緯からどのようなやり取りがあったかは

なんとなく察せられる状況ではあり、この退社については円満退社ではなかったのだろうなというのが察せられた。

スクエニを退社した田畑氏は、その退社を知らせる文面にて新たな挑戦をするために自ら事業を立ち上げる旨を表明していた。



フリーランスとなった田畑氏がすぐに事業を立ち上げるのは難しいと、個人的には考えていたのだが

どうやら、田畑氏は次なる手を既に打っていたのでは…?と思うような展開を見せている。


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田畑氏が新たなスタジオ『JP GAMES,Inc.』を設立したことを、自身のフェイスブックアカウントにて報告。

田畑氏は、スクエニ退社後のどこかのゲーム開発に関する講演の講師として

名前が連ねられたときに、無職という肩書にされていたが、思いの外田畑氏は

次なるステップに向けて水面下で動いていたようだ。2019年1月より自身で立ち上げた

JP GAMES,Inc.』というスタジオで新たに始動するとのこと!



それにしても気になるのは、この新たなるスタジオについてどこが支援したか?というところ。

スクエニでファイナルファンタジー15に関わったとはいえ、人脈がもともとそんなにすごい人だったのか?というと

個人的には疑問がある。まぁ交友関係とか知らないので、そういう人が知り合いに居たのかもしれないが。

いずれにせよ、田畑氏だけの力ではこんなに性急にスタジオを立ち上げて早くも来年の1月から始動するというのは

まず無理筋だと思うので、どこかからの支援があると考えるのが妥当であろう。

当然ながらスタッフも雇入れしなければならないわけで、これだけ早くから動けるのは

前々から準備がしてあったと考えるのが自然である。となると、あとはどこが支援しているかということにもなるが…。

その支援している人や企業などが明かされることはなさそうではあるし、今は田畑氏がスクエニ退社時に語った

新たな挑戦というのが、まともな挑戦であることだけをお願いしたいところではある。


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