2017年3月3日に発売され、今現在はハード4年目という

もっとも脂が乗った時期となっているニンテンドースイッチ



発売一年目から、有力なソフトが任天堂より相次いで発売され

発売から年末商戦を迎えるまで、国内外で品薄状況が続き、一年目にして大成功のハードとなった。

その後、2年目・3年目と任天堂の定番タイトル群とインディーズの台頭、サードパーティも続々

スイッチ向けにゲームを作るという好循環が発生し、発売当初からの勢いが全く落ちぬまま

4年目という、ゲームハードとしては一番売れる時期に突入している。


その4年目も、あつまれ どうぶつの森という超キラーソフトが発売された結果

今までの中でも最大の需要が喚起されている状況であり、コロナ禍による巣篭もり需要の増加。

そして生産メインの中国の工場稼働率低下により、一時は本体が満足に供給できなくなってしまった結果

4年目が一番手に入りにくいという前代未聞のハードとなっている。既に国内では累計販売台数が

1500万台に手が届く状況になっており、全世界では早くも6100万台以上の販売を記録している。

この夏にはほぼ生産がおおむね回復しているということが、任天堂より公式で言及されているので

これからは更に売上が伸びるのは間違いない状況となっている。なにせ、今は日本国内では

抽選販売が継続しており、倍率もエグいことになっているからである。


そんなスイッチは、本体のテコ入れとして昨年の9月に携帯専用のお手頃本体であるLiteを発売している。

テレビに出力できないということだけで、ソフト自体は通常のスイッチと同じLiteも

スイッチの売上の補填に一役買っており、隙の無いハードになりつつある。

ただ、本体の値下げと言った大きなカードはまだ切っておらず、スイッチにおいては

まだまだ伸びしろがあるハードであることは間違いない。


そんなスイッチにただ一つ、懸念材料があるとすれば、ライバルハードでは

上がり続けている性能差…というのが挙げられるだろう。

ライト層は性能については、あまりこだわりが無いし、個人的にも問題ない部分と認識しているが

コアなゲーム好きにおいては、やはり他の機種と比べると劣る性能差については物足りないと

感じているユーザーが一定数いるのも間違いない事実となっている。


PSとXboxが今年の年末商戦に向けて、次世代機を出すことがほぼ確定している中

スイッチもある程度のスペックアップを求められるのは、どうしても必然となってくるだろうが

恒例の高性能の次世代スイッチの噂が海外から聞こえてきているようである。


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スイッチ次世代モデルが2021年に発表か?性能強化バージョン発売か?

このブログでも度々、スイッチの上位版についての噂などを記事にしたことがある。

その中で携帯専用のLiteの話も、発売前は真偽不明の状況で語られていたものだが

実際に発売したということで、ある程度リークについてもあり得るかもと見るようになっている。


もはやこの時期の恒例の話題になりつつあるのだが、海外の動向で

来年にスイッチの上位モデルが発表されるのでは?という観測があるようだ。以下にその記事の引用をする。

任天堂(Nintendo)が、ゲーム機「Nintendo Switch」次世代モデルの在庫積み上げを早ければ2020年第4四半期から始め、21年初に発表するとの情報が、同機のサプライチェーンが集積する台湾の業界に流れている模様だ。

何度かリークされているような話題ではあるが、何時になるかはわからないにせよ

スイッチの上位モデルが出るのはほぼ間違いないと個人的にも思う。というよりは、出さない理由が無い。

任天堂はPSやXboxと違って、据え置き機では前世代のハードコンセプトをそのまま引き継ぐことはほぼない。

Wii→Wii Uの流れはあるが、ゲーム機としてはかなりの別物となっており、前世代機の性能の向上という意味での

流れとしてはファミコン→スーファミしか過去には無かったといえる。


しかしスイッチのハイブリッドハードとしての特性は、スイッチ一世代で終わらせるには

あまりにももったいないというのは誰もが思うところだろう。この2つの特性を持つ唯一のハードだからこそ

今の爆発的な人気があるのは間違いない結果だからである。そうなると、スイッチについては

次世代機といっても、コンセプトはそのまま継続しつつ、ハードの性能を上げたものを展開していく…

というのが、一番効率が良い戦略であるのは間違いないからである。

なので、この噂の真偽はともかく、発売から4年目というそれなりの期間を経過した

スイッチにそろそろこういう話が出てきてもおかしくはないだろうということ。

PS4も上位版のProが発売されたのは、オリジナル発売から4年目の時期であったし

Xbox one Xが発売されたのも、オリジナル発売から丸4年後であった。

ハードのサイクルから考えると、4年目が終わり5年目に入る来年に発表。その後1年~2年で

上位モデル発売というのは、流れ的にも全く不自然ではないことが分かると思う。

スイッチの上位版が発売されれば、現行の機種においては当然ながら値下げされるなどの

可能性も出てくるわけで、そうなるとまた爆発的な普及をすすめる可能性がある。

スイッチはまだまだポテンシャルのあるハードであるということは誰もが認めるところだろう。