今年の年初に、国内スマホで、人気タイトルの一つであるコロプラによって運営されている

白猫プロジェクトが、任天堂から

特許侵害を理由に、差し止めを要求の訴訟をおこされるという事件が起こった。



このブログでも記事にしたが、国内メディアもこの裁判について大きく報道するほど注目度が高い事件であった。


【こりゃアカン】白猫プロジェクトなどを運営するコロプラ、任天堂から特許侵害で訴えられる!


裁判の詳細については、第一回の口頭弁論の内容を見た、特許関連に詳しい人のブログから大体引用する形で

下のような記事をこのブログで再度、続報という形で書いている。


【ほぼ詰み】特許専門家「任天堂とコロプラの裁判資料を読んだが、コロプラの勝ち目が見えない」


この記事で引用したブログにおいては、ほぼコロプラが勝つのは難しいと言った内容であったが

その後の動きについては、どうにも表立っては出ていなかった。

しかし、先の記事で引用したブログによると、何度か審理は行われていたようだ。


リンク先の記事を読むとわかるが、任天堂とコロプラの裁判については

ほぼ勝ち目がないコロプラが、のらりくらりと任天堂の追及を躱していると言ったように見受けられる。

現時点で、この裁判の決着はついていない状況であるはずだが、その訴訟を起こされた側の

コロプラが、とんでもない告知を公式に行っている。


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コロプラが2020年を目処に、Shironeko Projectの新たなタイトルをスイッチ向けに開発していることを正式に告知!

先にも書いたとおり、現在コロプラと任天堂は特許侵害を巡って

コロプラの主力コンテンツである、白猫プロジェクトのサービス差し止めという

現在考えられる限り、コロプラにとっては最大の痛手を負いかねない訴訟を起こされている。

まさに、コロプラは万事休すと言った状況にあったと思われていた。

しかし、管理人も思わず目を疑った、今回のコロプラのツイッターでの告知をまずは引用する。



なんと、白猫プロジェクトの新たな動きが、ニンテンドースイッチに2020年を目処に

白猫プロジェクトに関するゲームをリリースするという告知である。

ただの告知ではなく、既にトレーラームービーまで公開されている。



これは一体どう捉えればいいのだろうか…久々に管理人も本気で困惑している←

2020年というかなり先の話であることと、トレーラームービーも

まだ漠然とした内容を映像にしただけという形ではあるが…。

確かに、ゲーム業界外ではアップルとサムスンの関係に見られるような

裁判を起こしつつも、裁判相手の会社の商品を使うと言ったこともあるにはあるが…

それにしても、ゲーム業界ではこのような例というのは少なくとも、管理人は知らない。


一体、今回のコロプラの動きは何なのだろうか?任天堂と裁判をしつつ

スイッチに向けてのゲームを出すのはどういった流れだろうか?

一説にはスマホでのサービスが終わり、スイッチで新サービスに移行するのでは?という見方もあるようだが…。


このツイートが行われたのは、今日の日付が変わった直後であり

公式サイトのリリースなどは現在確認が取れない状況である。

もし、このスイッチに白猫を出すことによって、任天堂と和解したと言った結果であれば

当然ながら、公式サイトのニュースにて何かしらのリリースを行うことは間違いないと思われる。

何しろ、最初に任天堂に特許侵害で訴えられたことを、最初に明るみに出たのは

この公式サイトのニュースリリースであったからで、週明け火曜日(月曜は海の日で休み)に

何かしらの告知が行われる可能性があるかもしれない。

あまりにも、衝撃的な展開で、管理人も正直驚いているが

もともと、義理さえ通せば、特許を利用すること自体は寛容だと思われる任天堂ではあるので

コロプラが、任天堂からの色々な条件を飲んで折れた可能性もある。果たして本当に今回の

白猫プロジェクトのスイッチへのリリースは、任天堂からの和解案だったのか

それとも、裁判は裁判で今後継続していくのか。今後の経過に更に注目が集まるのは間違い無さそうだ。

追記

日経にこういった記事があったのを確認。

コロプラ、主力スマホゲームを「スイッチ」に


こちらの記事によれば、ゲームを出すことと裁判は別…ということで任天堂広報はコメントを出しているようだ。

裁判は今後も継続し、コロプラもスイッチ向けのゲームを開発するということになるが…。

なんというか、コロプラは色々と図太いなと感じる次第ではある。


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