管理人が当ブログを更新する際に、バックグラウンドで流している
ゲーム音楽を紹介するだけのコンテンツの第72弾。
パソコンのデータがぶっ飛んでしまったものの
ゲーム音楽データは外付けHDDにすべてバックアップを取っていたため
致命傷程度で済んだ管理人。Youtubeチャンネルのアップした動画は
当然ながらデータが吹っ飛ぶわけはないので(垢バンされなければ)
データがとんでもモウマンタイ!
というわけで、Youtubeの膨大なアーカイブの中から
72曲めとなる、作業用ゲーム音楽を本日も紹介したい。
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No.72 PCECD 天使の詩II 堕天使の選択 ラストバトル
というわけで、PCEのRPGタイトルの天使の詩IIより
ラストバトルになっている一曲を紹介する。
作曲はなるけみちこ氏。このタイトルは日本テレネットから
発売されたタイトルで、当時その日本テレネットに在籍していたなるけみちこ氏が
このゲームの楽曲を手掛けている。ワイルドアームズで名を上げたなるけ氏であるが
すでにこの頃から、なるけ節とでも言える楽曲になっているのはその才能を感じさせる。
非常にヒロイックな曲で、絶対に負けない!的な展開を魅せる熱い一曲。
熱さだけでなく、どこか哀愁感も漂っており、なんとも言えず素晴らしい一曲となっている。
個人的には一番最初のイントロがとにかく印象的で素晴らしいなと思う。
ゲーム自体はやったことがないのだが、どこかで復刻でもしないものだろうか…。
流石に今の時代に、PCEのCDのゲームはやる手段が殆どないため残念ではある。
自分は天使の詩1はリアルタイムでプレイした一方、2は入手困難で今も未プレイなのですが‥‥‥ この曲はどこかで聞き覚えがありました。 本作のラストバトルだったのですね!
仰る通り、ほどよい哀愁感がとてもいい感じ。 景気のいいベースが、バブルの香りが残ってた時代っぽいです(私事ですが最近、四十の手習いでDTM入門と格闘しており、テキストの最初に出てくるドラム&ベースに敏感になっていたりします)。
1に関わっていた西健一さんがスクウェア入社の時、面接で坂口博信氏に「あれやってたの? センスいいじゃん」と言われたように、とても評価の高いシリーズでした(SFC版はやや微妙かも)。
余談ですが、自分は10代の頃「男女平等って言ったって、個人の才能が物を言うアートの世界でも、女性は少ないじゃん」なんてことを思ってたのですが、その偏見を崩してくれたのがあの時代のゲーム音楽で活躍した女性達でした。
本作のなるけさん、下村陽子さん(ストⅡ・ライブ・ア・ライブなど)、東野美紀さん(グラディウス・幻想水滸伝など)、菅野よう子さん(一連のコーエー作品から、今やアニメ音楽のゴッドマザー)‥‥‥
これからも皆さんのますますのご活躍が、とても楽しみです。
PCEのゲームはそこまで財力がなかった時代もあって、ほとんどが未経験な管理人です。
しかし、今見ると現在の某プラットフォームで主力になっているような、アニメ風ゲームとかの宝庫でもあったので、今更ながらに興味もわいていたりします。
この天使の詩も、あの頃のゲームの雰囲気を色濃く感じられますね。タイトル画面だけでその雰囲気が感じられるのはもはや職人技みたいなもんですね←?
この頃の日本やゲーム業界は元気でしたね。あの頃の隆盛はもはや2度と体験できないのでしょうか…。
女性のゲーム音楽作曲家は、もっと源流を辿れば、ナムコでドルアーガの塔などを担当した小沢純子氏や、ドラゴンバスターなどを担当した慶野由利子氏、任天堂のファミコンタイトルやシムシティーの担当だった岡素世氏、アルフライラメンバーの松前真奈美氏や、後にZUNTATAに移籍する河野圭代氏とか、挙げていただいた方以外にもかなりいらっしゃるんですよねぇ。ゲーム音楽業界というのは、早くから女性も活躍していた業界だったのかもしれませんね。