管理人が当ブログを更新する際に、バックグラウンドで流している
ゲーム音楽を紹介するだけのコンテンツの第59弾。
先日は完全に自己満的なゲーム音楽クイズを唐突に作りたくなり
解答頂いた方からのコメントも励みになった管理人。
ますますゲーム音楽の深みにハマりつつ、まだまだ自分が知らない曲が沢山ある
ゲーム音楽というジャンルの深さに驚愕している次第である。
ここのところ、ゲーム音楽に対しての情熱がまたぶり返してきており
いつかまたクイズ作ってみようかな・・・と思ったりしている管理人であるが
そんな熱を冷まさせないように、今日の一曲をまたも更新する。
ただネタがないだけなのだが、まぁそれっぽく理由をつけよう←
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No.59 AC ヴァンパイアセイヴァー VANITY PARADISE
このコンテンツも気づけば59弾。それなりの頻度で数字を重ねているが
今回紹介するのは、ACでカプコンがリリースした格闘ゲームで
人間ではない異形の者たちが闘うゲームであるヴァンパイアシリーズの
第三作目となるヴァンパイアセイヴァーより
レイレイなどのステージ曲になっているVANITY PARADISEである。
作曲は岩井隆之氏。ゲームの題材上、どちらかと言えばダークな暗めの曲が
多いこのゲームの中では、異質な雰囲気を放つ一曲で、虚栄の楽園というタイトル通り
桃源郷をモチーフとした後ろに天女がいる水墨画のようなステージ。
実にこのステージ雰囲気にふさわしい曲といえる。どことなく儚げで
掴みどころのない不思議な一曲で、一度聴いたら頭に残る非常に印象的な一曲である。
ヴァンパイアシリーズは、ゲームのグラフィック的にも音楽的にも独特な感性が光る
作品となっていて、このシリーズが割と中途半端に終ってしまったのは今でも残念だと個人的に思っている。
自分は動体視力が弱いせいか格闘ゲームにほぼ縁がなく、ブーム時に同級生がストⅡに熱中するのを横でほけっと眺めていただけだったのですが、この曲は格闘ゲームという固定イメージを裏切る新鮮さがありますね。
「桃源郷」というのはすごく的確な表現だなと感じました。 戦う姿より、春の田園の花が咲き誇る中を、ゆったり馬を走らせるイメージが浮かびました。 とても心地良かったです!
ちなみに自分が所有するサントラの中で桃源郷という言葉ですぐ思い浮かんだのは‥‥‥https://www.youtube.com/watch?v=dkouL4zhY6w の8:41秒からの曲でした。
作曲は、今や全世界でファンの多い川井憲次さん(ゲームではサンサーラ・ナーガが有名ですね)。 このCDは彼の初期の大傑作で、ここまで名曲てんこ盛りのアニメサントラは珍しいと自分は思います(本作は1トラックに複数曲入ってます)。
ゲーム&アニメ音楽は本当に果てしなく広大で深い世界ですね‥‥‥ 僕も自分なりのペースで、探求の旅を続けていきたいと願ってます。
自分はスト2に魅せられて、この時代かなりゲーセンに通って格ゲーやり込んでたんですよ。
まぁ対人戦はチキンハートがひどすぎて、大概負けてましたけどねw
でも今でも格ゲーはそこそこやるほど、好きなジャンルであります。
ヴァンパイアの曲は、人外の者達が戦うという性質上、音楽的にもどこか現実離れしたような曲が多いんですよ。
特にセイヴァーについては本当に幻想的な曲が多いですね。題材が題材だけにどうしても重めな曲のほうが多いんですが
このVANITY PARADAISEは癒やし曲的な要素が強い、このシリーズでは異端な方に入る楽曲となっています。
桃源郷と聴いて、らんまのサントラが出てくるのがなかなかのツワモノですなw
川井憲次さんといえば、パトレイバーや攻殻機動隊の劇伴あたりが最も有名ですが
90年代のアニメシーンではかなり色々活躍されていた方ですね。というか今でも現役ですね。
サンサーラ・ナーガもゲームの雰囲気にあった印象的な曲を残してましたね。
サンサーラ・ナーガ2の飛行を先日うpしたばかりですよw