毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
今はコロナの影響で金曜日更新となっている。
昨日の速報では、メーカー側でも品薄のお詫びを出していたタイトルである
アトラス×ヴァニラウェアの新作SRPGであったユニコーンオーバーロードが
マルチ合算で、7.4万本という好調な滑り出しを見せているのが確認されている。
スイッチ・PS4/5の3機種マルチで発売されたタイトルであるが、今回も案の定とでも言えば良いのか
ほとんど店舗から品薄で消えてしまったスイッチ版が4万本を単独でこえ、その数字は
PS4+PS5版の数字よりも大きい結果となっていた。もはや日常の光景となっている。
DL版は数字がでないが、スイッチはパッケージが品薄になると、DL版の方で
買うユーザーも多いので、スイッチ版は相当に売れているのではないかと思っている。
2週目となった、FFVII REBIRTHは、初週から90%程度ほど売上をダウンさせてしまい
まだ累計のパッケージ販売数は30万本を超えていない状況である。
FF16の不振からある程度予想されていたが、ここまで伝家の宝刀であったはずの
FFVIIのリメイクが売れないというのは、ある意味想定通りなのか想定外なのか…。
いずれにせよ、1997年に一般のメディアですら取り上げられたオリジナルとは比べることは全く出来ない
落ちぶれっぷりが、あまりにも寂しい結果に終わっている。
他には初音ミクを題材にした、イマジニアの看板タイトルのFit Boxingも
1.4万本と良い滑り出しを見せており、これらの消化率と、30位以内での新作タイトルのランクインを見ていく形になる。
果たして367週目のTOP30の結果はいかに?
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【ファミ通】2024年3月4日~2024年3月10日のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2024年3月4日~2024年3月10日
まずは恒例の消化率。品薄になっていたユニコーンオーバーロードについては
全機種、消化率が80~100%のレベルとなっている。
SRPGというジャンル自体が、現時点でFEぐらいしかメインで展開されていない
ニッチなジャンルになっているのは間違いないが、やはりヴァニラウェア開発ということと
ニンテンドーダイレクトで紹介があったことで、売上的には頑張ったのは間違いないと思う。
この感じだと、スイッチ版の出荷が一番多かったのではないかというところである。
初音ミクのFit Boxingは、消化率的には余っている感じとはなっている。
ただこのシリーズは、初動からジワ売れを継続するタイトルであるのは
今までの実績でわかっているので、こちらは小売は焦らず長く細く売っていけば良いタイトルだと思う。
それにしても、このシリーズも初回出荷がなかなか多くされるタイトルになったのだなと感無量。
11位以下の新作については、スイッチ版のアイレムコレクションが22位にランクイン。
消化率としては芳しくないが、そもそもの出荷が少ないので、こちらも細く長く売れば良いのではないかと思う。
ただPS5版は1915本以下ということで、こちらは投げ売りが行われる可能性はありそうだ。
その他は、下位にPSソフトが固まっている状況であるが、これらのソフトもいよいよ
ランク圏外に追いやられる状況になるであろうと思われる。
またしても、PSのソフトが減ってきており、今回ランクインのユニコーンオーバーロードと
FFVII REBIRTHが暫く残るだろうが、それがまた無くなると、またしてもスイッチの無双が始まる状況になる。
年度末はPSが強い(任天堂のソフトが控えめな時期なだけ)時期ではあるが、それでも
ほぼスイッチランキングが続いている状況で、PS5の4年目ですら太刀打ち出来ない状況になるとは
PS5が発売したばかりの時期には夢にも思わなかった状況ではある。