毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
今はコロナの影響で金曜日更新となっている。
昨日の速報では、4年ほどぶりに出た、FFVIIのリメイク企画の3部作のうちの2作目
REBIRTHが満を持して登場…のはずが、その売上は一作目の3分の1強程度の売上まで大幅ダウンしてしまった。
前作がPS4で最初は発売されたが、そのあとPS5のみに追加DLCを販売するというまさかの形で
後発縦マルチを行い、今回はそれでPS5にユーザーが移ったと考えたのか、PS5独占で発売されたという
経緯になっているが、見事にPS5のデバフが漏れなくFFVII REBIRTHにもかかった形になっている。
分作は1作目以降は、売上が下がる傾向にあるというのは過去の事例から確認されていたが
FFVIIもそちらの通例には勝てなかったという状況である。
売上としては惨憺たるものであるが、やはり気になるのは小売での消化率。
消化率でスクエニ・小売の期待度をある程度図れることになるが果たしてどんな結果になっただろうか。
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【ファミ通】2024年2月26日~2024年3月3日のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2024年2月26日~2024年3月3日
まずは恒例新作消化率。
FFVII REBIRTHの消化率は悪くはなく60~80%。
こちらの売れ方なら、小売は投げ売りをしなくて済むのではないだろうか。
しかし、26.2万本で60~80%ということは、出荷本数的にはだいたい40万本程度が
マックスということで、ナンバリングFF16の売れ方を見て小売も発注をかけたようにも見える。
いずれにせよ、出荷本数の時点で1作目の半分ちょっとぐらいだったということになるのだろう。
流石に小売も学習して発注しているのではないかということがうっすらとではあるが見える。
他のTOP10に入ったゴブリンスレイヤーとマツリカの炯はそれぞれ60~80、80~100%となっている。
ゴブリンスレイヤーは1万本程度の出荷で、まぁ妥当なところではないだろうか。
そして相変わらず出荷コントロールがうまいと感じる乙女ゲーである。
5000本以上も売れれば、グッズを買ってくれるコアなユーザー層が多いジャンルなのでメーカーとしても問題ないのだろう。
11位以下の新作としては、28位に日本一ソフトウェアのBAR ステラアビスがランクイン。
ただ、消化率的に芳しくないうえ、日本一らしくPSとのマルチで発売されているが相変わらずPS版はかすらない。
いつもの日本一といったところだが、経営的にはどうなのかという疑念が常に付きまとう。
久々のランクインとしては、REBIRTHがでたことでPS5版の1作目REMAKEがランクインしているのと
あとはEAのタイトルだが、発売はもう1年以上前になるIt Takes Twoのスイッチ版が30位にランクインしている。
REBIRTHが出たことでREMAKEのほうがランクインするのはわかるが、こちらのIt Takes Twoが
ランクインした理由がよくわからず、気になるところだが、なにか情報がある方は是非コメント欄でいただければと思う。