毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
今はコロナの影響で金曜日更新となっている。
マリオVSドンキーコングが予想通り1位となった先週の週販。
その他には、英雄伝説のスイッチのものと、スカルアンドボーンズがランクインしていたが
英雄伝説もスカルアンドボーンズも、売上としては4桁台となっていた。
これらの消化率を注目したいのがまず一点。
あとは、TOP10に入らなかったものでも、サイバーパンクやガンヴォルトの新作があったので
それがTOP30圏内に入っているかどうかと、入っている場合の消化率も確認していきたい。
前置きは早々に早速ランキングを見ていくことにしたい。
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【ファミ通】2024年2月12日~2024年2月18日のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2024年2月12日~2024年2月18日
まずは恒例の新作消化率。
マリオVSドンキーコングについては、60~80%。
この売上でこの消化率だと大体出荷は8~10万本程度といったところか。
任天堂のタイトルとはいえど、大きく売れるようなタイトルでもないので
順当な出荷数と言えるのではないだろうか。
英雄伝説 黎の軌跡 for Nintendo Switchは同じく60~80%。
こちらは出荷本数的には1万本程度といったところだろうが、出荷コントロールが上手く出来ているという印象。
一方スカルアンドボーンズは20~40%のかなり厳しい消化率。
間違いなく、来週には相当数値が落ち込むであろうから、これは小売が泣きを見る羽目になりそうだ。
11位以下の新作を見ていくと、まずサイバーパンク2077 アルティメットエディションが17位にランクイン。
ただ、こちらも消化率としては芳しく無く、スイッチだとこういった人気タイトルの
バージョンアップのようなものはジワ売れする傾向があるが、PSはかなり厳しいと思われる。
23位にはPSで発売されたタイトルのリメイク、フロントミッション2ndリメイクがランクイン。
消化率は芳しく無く、こちらもある程度は小売が投げ売りを行う可能性がある。
また、30位にガンヴォルトの新作のスイッチ版がランクイン。確か音ゲーだったと思うが、消化率はこちらはまずまず。
ただ、他のマルチのものがランクインしておらず、かなり厳しいであろうことが予測される。
気づけば、一時はかなりのタイトルがランクインしていたPS関連タイトルが
徐々に減ってきており、先週は8タイトルがランクインという形になっている。
現在は龍とペルソナ3Rがなんとか踏みとどまっているが、これらのタイトルが落ちると
本体同梱で数字を伸ばしているスパイダーマン2ぐらいしかまたランクインしない結果が待ち受けてそうである。
これからのPSの有力タイトルは、今月末のFFVII REBIRTHなどはあるが
やはり、スイッチの定番タイトルを多く覆せるようなタイトルが出るわけではなく
そろそろ丸7年を迎えそうなスイッチソフトに、まだまだPSは圧倒されるランキングが続きそうだ。