毎週恒例水曜日の週販記事。今はコロナの影響で木曜日更新。

ニンテンドースイッチが発売されてから、330週目となる2023年6月第4週の週販ランキングが

先程ファミ通で更新された!


今年も気がつけば半年が経過しようとしている。

今年の前半戦は、年明け直後こそ、ようやく在庫が潤沢となり

入手が容易になったPS5が、これまでの不振を晴らすかのように売り上げていたが

スイッチの方で様々な有力ソフトが出てくると、徐々にスイッチのほうがまたしても

売れるという状況になっており、ここ3ヶ月ほどは週販でもスイッチのほうが売れている

平常運転とでも言うべき結果が、またしても残っている状況が続いている。


本来であれば、ハードの最盛期に入ったPS5ともう次世代にバトンタッチしていても

おかしくないスイッチが勝負として競う時点でおかしいのであるが

スイッチは負けるどころか、PSよりも売れ続けてなお好調を維持している。

ティアキンが出てからは、更に本体を引っ張る動きが確認されており

任天堂タイトルの強さを改めて思い知る、ニンテンドースイッチ7年目の結果である。


ここのところ、ずっとスイッチのほうが週販で勝ち続けるという状況が

またしても続いていたが、流石に先週はPS5のほうが台数を伸ばしていると思われる。

その理由は、前作から実に7年ぶりの新作となり、時限とはいえまずは

PS5単独で発売されている、ファイナルファンタジー16が発売されたからである。



こちらのタイトルだが、コングポイントの他、いくつか参考になると思われる売り上げ数字が出ており

まず、昨日に発売から7日目にして、全世界で300万本の出荷+DL販売が行われたことが発表されている。

また、イギリスの話であるが、前作FF15に比べて、初週の売り上げの比率が

前作より74%減…つまり、前作の4分の1しか初週は売れなかったという話が漏れ伝わってきている。

ちなみに、これは日本での前作のコングポイントと同じ下落率(発売直前)だったので

前作が初週で69万本売れたと考えると、やはり売り上げは20万本前後、注目タイトルなので

大きめな数字を見たとしてもMAX30万本程度ではないかと予測している。

果たして、結果はどうなっているだろうか。


その他にもソフトはある程度出ているが、どう考えても注目はFF16一択なので

どんな数字が出たか、早速見出しのあとで確認をしてみたいと思う。


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ニンテンドースイッチ330週目は合算で10.5万台を売り上げる!FFXVIが33.6万本売り上げる!

先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。


ニンテンドースイッチ330週目は合算で10.5万台を売り上げる!FFXVIが33.6万本売り上げる!


ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。

 ファミ通発表の売上ランキング。今回は2023年6月19日~6月25日のゲームソフト&ハード週間推定販売数まとめをお届け。

『ファイナルファンタジー』シリーズ、待望のナンバリング最新作『ファイナルファンタジーXVI』が初登場。スクウェア・エニックスの発表によると、発売から約1週間で全世界累計販売本数は300万本を突破しており、堂々の首位スタートを飾った。

 こちらの数字は全世界のパッケージ出荷本数とダウンロード販売数の合計で、国内におけるパッケージ版の初週売り上げは33万6027本となっている。

 続いて2位以降には、『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』をはじめ、トップ10常連のタイトルがずらりとランクインしているが、その中でも注目したいのが3位の『マリオカート8 デラックス』。

 2023年6月21日23時から配信された任天堂の新作情報番組“Nintendo Direct 2023.6.21”(ニンテンドーダイレクト/ニンダイ)にて、8コース+3キャラクターが追加される“コース追加パス第5弾”(2023年夏配信予定)が発表。

 また、6位の『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』も有料追加コンテンツ『ゼロの秘宝』(前編は2023年秋、後編は2023年冬以降配信予定)が発表されており、両作とも、今後も順調に売り上げを伸ばしていくことが予想される。

ソフト推定販売本数TOP10
1位(初登場) PS5 ファイナルファンタジーXVI
33万6027本(累計33万6027本)/スクウェア・エニックス/2023年6月22日

2位(前回1位) Switch ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム
25155本(累計169万7225本)/任天堂/2023年5月12日

3位(前回2位) Switch マリオカート8 デラックス
8066本(累計534万4544本)/任天堂/2017年4月28日

4位(前回3位) Switch Minecraft
6166本(累計317万1606本)/日本マイクロソフト/2018年6月21日

5位(前回4位) Switch Nintendo Switch Sports
6156本(累計110万7323本)/任天堂/2022年4月29日

6位(前回8位) Switch ポケットモンスター スカーレット・バイオレット
4901本(累計505万8457本)/ポケモン/2022年11月18日

7位(前回9位) Switch スプラトゥーン3
4597本(累計404万3435本)/任天堂/2022年9月9日

8位(前回10位) Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
4282本(累計521万9828本)/任天堂/2018年12月7日

9位(前回13位) Switch リングフィット アドベンチャー
4231本(累計340万5063本)/任天堂/2019年10月18日

10位(前回11位) Switch ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
3531本(累計221万6142本)/任天堂/2017年3月3日

中略

※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。

ハード推定販売台数
Switch/20941台(累計1939万7865台)
Switch Lite/18674台(累計536万7382台)
Nintendo Switch(有機ELモデル)/66375台(累計490万1166台)
PS5/71415台(累計327万3600台)
PS5 デジタル・エディション/13970台(累計52万9583台)
Xbox Series X/279台(累計20万1789台)
Xbox Series S/8448台(累計26万7959台)
PS4/2427台(累計787万9375台)
Newニンテンドー2DS LL/33台(累計119万1814台)

というわけで、ニンテンドースイッチの330週目はノーマルスイッチが20,941台

Liteが18,674台、そして有機ELモデルが66,375台を売り上げ

前週からの累計売上台数は合算で29,666,413台となった。


FF16、おもうれ!

自分のマックス予想を若干超えつつ、33.6万本のFF16が無事首位に。

COMG占いなどから、もっと低い数字の予想が強かったが、だいぶ売れたなという印象。

ただ、これが普通のタイトルなら素晴らしいと言えるところだが、天下のFFであり

PS5が発売された当初から、目玉タイトルとして扱われていたタイトルであること。

また、前作からパッケージ版の売上だけ見れば半分以上売り上げが落ちたということはやはり看過できない部分。

DL版が今はかなりメジャーとなったとはいえ、PS市場は全体的にDLソフトが売れない傾向があり

仮に多めに30%ほどがDLで売れているとしてもハーフミリオンには遥かに届かない状況である。


FF15は投げ売りなどの甲斐もあって、なんとか最終的にパッケージ本数が100万本に到達したことが

確認されているが、ジワ売れもしない今のPS5市場でFF16がパッケージだけでミリオンに行くのは不可能だろう。

時限独占、後発マルチで発売されればもう少し数字は伸びるだろうがやはり絶望的。

周りのだいたいの予想をはねのけている数字は出ていると思うが、やはりFF新作と考えるとあまりにも物足りない。


そして、これよりある意味絶望的なのが、なんとスイッチのほうが普通に販売台数が多いということ。

流石に、FF16が発売される週ぐらいは…と思っていたが、それよりもスイッチの勢いのほうがすごかったということになる。

FF16が出たことで、PSも先週より数字はかなり伸ばしているが、それでもスイッチの勢いの前に負けているということ。

7年弱ぶりのかつての国内二大RPG巨頭の一つが発売された週でも、ニンテンドーダイレクトがあったとはいえ

スイッチに勝てないPS5のやばさが、またここに来て浮き彫りになっているということ。

FF16も来週以降は尻すぼみになっていくのが確定なので、果たしてPS5は年内にスイッチに勝てることがあるのかという

絶望的な週販の結果になったのは間違いないだろう。


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