毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため

新たにファミ通のデータを使っての更新となる。

ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として

発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。

今はコロナの影響で金曜日更新となっている。


昨日の速報では、ゲームキューブで発売されたタイトルのスイッチでの

リメイクとなった牧場物語 Welcome!ワンダフルライフが週販一位となり

先週のFEエンゲージに引き続き、ポケモンSV以外が週販TOPとなっていた。

しかし、スクエニのAAA大作かつ、今年のPS5のまず最初の大きな目玉タイトルであった

FORSPOKENは、2.9万本の売上にとどまり、ポケモンSVにわずかに及ばない結果となった。

PS5の2年時限独占タイトルとして、2回の発売延期まで行ったタイトルであったが

正直、この結果はいくら新規IPとは言え、振るわなかった結果であったのは間違いないだろう。

日本一ソフトウェアの主力タイトルであるシリーズの新作、魔界戦記ディスガイア7も

TOP10にランクイン出来たのはスイッチ版のみであり、PS4・PS5版はTOP10圏外。

流石にTOP30に両方は入るはずだが、それでも10位の数字からして、PS4とPS5の

マルチ合算を行ってもスイッチ版単独の売上に届かない可能性も十分にありえる売上となっていそうだ。

消化率や他のマルチの売上が気になる309週目のTOP30の結果やいかに?


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【ファミ通】2023年1月23日~2023年1月29日のソフトランキングTOP30

本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。

なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。









出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2023年1月23日~2023年1月29日


まずは恒例の消化率。

牧場物語、FORSPOKENともに、消化率は60~80%。

いずれもまずまずと言った消化率だが、牧場物語がゲームのジャンル上

これからもある程度長く売れるのに対し、FORSPOKENは来週以降大きく数字を落とす可能性が高い。

ポリコレに配慮していることがありありと出ているタイトルなので、国内での売上は

ある程度捨てているのかもしれないが、それにしても…といったところだろう。

小売はそこまで血を吐かなくても良いのが唯一の救いか。

ディスガイア7もスイッチ版は、同じ消化率となっており、こちらも出荷分は捌けるだろうと思われる。


TOP11以下を見ていく。

まずディスガイア7のPS4とPS5版はそれぞれランクインはしているが…

想像以上に数字がひどく、個人的にドン引きである。

2機種合算の数字は6千本に届いておらず、スイッチ版になんとか

ダブルスコアにならなかった…という惨憺たる有様となっている。

また、PS5は昨日通常版が5.3万台ほど売れていることが確認されているが

ランクインしているタイトル(FORSPOKEN+ディスガイア7+ワンピース)を足しても

3.3万本というソフト売上で、本体>ソフト本数というあまりにもソフトが売れない状況となっている。

(言うまでもなくGT7とホライゾンはどうせ同梱版のものなので除外)

サマータイムレンダは知る人ぞ知る、アニメと言ったタイトルであるが

ランクインしており、元々の出荷が少ないのは間違いないはずなので

最終的に小売はなんとか捌くことはできるのではないかと思う。


また、PS4後発マルチとして発売されたクレヨンしんちゃんのオラ夏だが…

1639本未満で、トップ30にもかすらず。スイッチ版が初週で10.7万本売れていたのだが…。

殆どの人が予想した通り、ドラ牧に続くPS後発マルチの大爆死案件ということで

やはり、適材適所という言葉の意味を考えるべき結果に順当になってしまった。

やはりハードが売れ始めると、ソフトの売上が伴っていないことがあからさまになってしまうハードPS5。

今までのPSよりも、その落差が一番大きなハードとなりそうである。


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