毎週恒例水曜日の週販記事。今はコロナの影響で木曜日更新。

ニンテンドースイッチが発売されてから、309週目となる2023年1月第4週の週販ランキングが

先程ファミ通で更新された!


今年もはや一ヶ月が過ぎている状況。

スイッチとPS5を巡る国内市場は、スイッチがそろそろ丸6年で衰退期。

PS5が逆にハード発売から3年目という、全盛期に突入しようとしている状況ですら

国内の勢力図は変わっておらず、未だソフトランキングにおいては

スイッチの定番ソフトと新作がランクインし、PS5は期待の新作だけが

発売から2~3週程度ランクインして、その後あっという間にフェードアウトしていくという

構図は一切変わることが無い週販が、今年も続いている。

PS5は本体の出荷だけは潤沢になったが、相変わらずランクインするのは前述の通りの

期待の新作と、あとは本体に同梱しているソフトぐらいというお寒い状況となっている。

この現状を打破できるようなソフトリリースは、直近ではほとんど見られないので

まだまだスイッチ無双が続くのはどうやら確定の模様である。


1月最後の週は、幾つかの注目新作タイトルが出ている。

まずは、マーベラスの定番IPの新作である牧場物語 Welcome!ワンダフルライフが発売。



2003年にゲームキューブで発売されたシリーズ、ワンダフルライフのリメイクとなる本作。

完全新作ではないものの、牧場物語シリーズ自体は定番タイトルなのでTOP10には入るだろう。

最近は、牧場物語シリーズは新作でもやらかしが多いのでその影響がどうなるかといったところ。


PSの2年時限独占と言うかたちで、PS5で発売された

スクエニのFORSPOKENも注目タイトルの一つ。



スクエニとPSのデバフタイトル。更にはPS5独占という、かなり思い切ったことをしているタイトル。

既に当ブログで記事にしたように、海外でのレビューは芳しく無く、アマゾンでの

レビューも好評とはいえないタイトルとなっている。

しかし、今年の2本目のPS5注目タイトルとなるだけに売上は流石にTOP10には入るだろう。


日本一ソフトウェアからは、3機種マルチでシリーズ7作目となる

魔界戦記ディスガイア7が発売されている。



このシリーズも気づけば、20年ほど続いていることになるが

今回はシリーズのいつものテイストが戻っているようで6の時よりも初期評価は高い模様。

良く言えばいつもの安定のタイトル、悪く言えばマンネリといったところで

賛否はあるようだが、どちらかというと好感のほうが多いようだ。

間違いなく一番売れないのはPS5版だろうが、流石にスイッチ版には

PS4版とPS5版を合算した数では勝てるとは予想している。


コナミのコアなファンを多く持っていたRPGタイトルのスタッフが

関わったインディーズ系タイトルで、クラウドファンディングがあっという間に

目標金額に達したことで、当初は予定されていなかったスイッチ版も出ることとなった

タイトルのスピンオフである百英雄伝 Risingのパッケージ版も発売。



既にスイッチも含めて、DL版の配信は去年のうちに行われている。

例によってパッケージ版のほうがかなり高くなっているので、まぁランクインはしないだろうが

それでも、今年発売される百英雄伝のスピンオフということで取り上げた次第。


他にもPS後発マルチのオラ夏などもあるが、注目されるのはこのあたりだろうか。

果たして、309週目の結果やいかに?


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ニンテンドースイッチ309週目は合算で5.1万台を売り上げる!牧場物語 Welcome!ワンダフルライフが4万本売り上げTOPに!

先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。


【ソフト&ハード週間販売数】『牧場物語 Welcome! ワンダフルライフ』が首位に! 新作では『Forspoken』『魔界戦記ディスガイア7』もランクイン【1/23~1/29】


ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。

 ファミ通発表の売上ランキング。今回は2023年1月23日~1月29日のゲームソフト&ハード週間推定販売数まとめをお届け。

 初登場のタイトルが3本、トップ10入りする中、首位に輝いたのは『牧場物語 Welcome! ワンダフルライフ』。

 こちらは2003年にニンテンドーゲームキューブで発売されたタイトルのリメイク版で、新たに70種類以上のイベントを収録。グラフィックも一新された、やり込み要素満載の1作となっており、40759本の売り上げを記録した。

 続いて3位には、同じく初登場の『Forspoken(フォースポークン)』がランクイン。本作は広大なオープンワールドで多種多様な魔法を駆使した“魔法パルクール”やバトルが楽しめる作品で、29055本を販売。

 また7位には、20周年の歴史を誇るシミュレーションRPGのシリーズ最新作『魔界戦記ディスガイア7』も食い込んでおり、いずれも好調な売れ行きを見せている。

 一方、今週はハードの売り上げも順調で、プレイステーション5はスタンダードモデルとデジタル・エディションを合算して62908台を販売。累計販売台数は260万台を突破した。

ソフト推定販売本数TOP10
1位(初登場) Switch 牧場物語 Welcome! ワンダフルライフ
40759本(累計40759本)/マーベラス/2023年1月26日

2位(前回2位) Switch ポケットモンスター スカーレット・バイオレット
37265本(累計477万6300本)/ポケモン/2022年11月18日

3位(初登場) PS5 Forspoken(フォースポークン)
29055本(累計29055本)/スクウェア・エニックス/2023年1月24日

4位(前回1位) Switch ファイアーエムブレム エンゲージ
28442本(累計17万3000本)/任天堂/2023年1月20日

5位(前回3位) Switch スプラトゥーン3
14844本(累計384万8543本)/任天堂/2022年9月9日

6位(前回4位) Switch マリオカート8 デラックス
13138本(累計512万8314本)/任天堂/2017年4月28日

7位(初登場) Switch 魔界戦記ディスガイア7
10359本(累計10359本)/日本一ソフトウェア/2023年1月26日

8位(前回6位) Switch Minecraft
8399本(累計302万5019本)/日本マイクロソフト/2018年6月21日

9位(前回5位) Switch Nintendo Switch Sports
8231本(累計98万6742本)/任天堂/2022年4月29日

10位(前回8位) Switch 桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~
6041本(累計283万6256本)/KONAMI/2020年11月19日

※11位より下の数値は、ファミ通.com内“ゲーム販売本数ランキングページ”にて2023年2月3日以降に公開予定です。
※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。

ハード推定販売台数
Switch/12564台(累計1915万623台)
Switch Lite/9757台(累計518万5166台)
Nintendo Switch(有機ELモデル)/28787台(累計381万6361台)
PS5/53256台(累計226万6567台)
PS5 デジタル・エディション/9652台(累計34万5151台)
Xbox Series X/435台(累計17万3518台)
Xbox Series S/830台(累計22万9878台)
PS4/1061台(累計785万876台)
Newニンテンドー2DS LL/74台(累計119万380台)

というわけで、ニンテンドースイッチの309週目はノーマルスイッチが12564台

Liteが9757台、そして有機ELモデルが28787台を売り上げ

前週からの累計売上台数は合算で28,152,150台となった。

ついに、スイッチファミリー全体よりもPS5のほうの本体台数が上回る結果に。

PS5はDE版も含めれば、6.3万台弱といよいよ逆襲の兆しが見え始めたものの…

ソフトがFORSPOKENの一本しか入っておらず、相変わらず本体>ソフト本数という状況。

相変わらず歪な売上を記録していることが、本体が売れ始めると顕著になる。


新作ソフトでは牧場物語 Welcome!ワンダフルライフが一位を獲得。

売上はリメイクということもあり、控えめな数字ではあるが

まだブランドとしてはかろうじて維持されているといった印象の数字となっている。


FORSPOKENは2.9万本で3位にランクインとはなっているが…

やはり、PS5独占だとこれぐらいしか売れないという限界を見た数字である。

来週以降は数字がどんどん下がっていくのは確定なので

2回の延期で大作感を出しても、PS5ではそもそも買う客がいないということを

またしても証明する形になってしまうソフトとなりそうだ。


ディスガイア7も案の定、スイッチ版のみがランクインしPS版はいずれも、TOP10圏外になっている。

TOP30にPS版2つも入っているだろうが、これはマルチ合算してもスイッチ版の方の

売上が大きくなっている可能性十分にある数字となっている。明日のTOP30の更新を待ちたい。


PS5がいよいよ本体出荷が潤沢になり、売れ始めている状況ではあるが

相変わらずソフトが売れないのは間違いなく、明日のTOP30のランクインしている

数字を全部足しても本体台数の数字に届かない可能性が非常に高いと思われる。

PS5になっても、ソフトが売れないPSはまだまだ続きそうである。


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