毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため

新たにファミ通のデータを使っての更新となる。

ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として

発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。

今はコロナの影響で金曜日更新となっている。


昨日の速報では、発売がいよいよ2週間後(先週時点で)に迫っていた

ポケモンスカーレット・バイオレットの本編に先行する形で発売された

ニンテンドースイッチのポケモンスカーレット・バイオレットの限定モデルが発売した

有機ELバージョンが、案の定大きな売上を叩き出し、先々週が3.8万台だった

スイッチが、先週はスイッチファミリー全体で9万台を超える回復を見せている。

スイッチ自体は、半導体不足でまた生産が厳しくなるというような話が公式より出されているが

それでも、年末商戦は任天堂無双になる時期でもあり、ポケモンスカーレット・バイオレットが

発売するのにあわせて、相当の数のスイッチ本体を用意しているのは想像には難くない状況である。

ポケモンスカーレット・バイオレットの予約状況が相当すごいことになっているようなので

今年の年末商戦でも、すでに6年目に入っているニンテンドースイッチが凄まじい売上を叩き出すことに期待したい。


昨日のTOP10に引き続き、今日はTOP30の発表となる。

ハーヴェステラの消化率など気になる297週目の結果は?


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【ファミ通】2022年10月31日~2022年11月6日のソフトランキングTOP30

本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。

なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。









出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2022年10月31日~2022年11月6日


まずは恒例の消化率。新作のハーヴェステラは60~80%程度。

この販売本数でこの消化率だと、だいたい出荷は4万~5万本の間ぐらいだろうか。

極端な余りは出ないだろうが、売り切るためには若干値引きが必要なぐらいだろうか。

来週の売上がどれくらい落ち込むかで、小売の命運が決まってくることになりそうだ。

ドラ牧については、やはり予想通りの消化率で、今後ジワジワ売っていくのだと思われる。

ここのところ、バンナムがスイッチで発売している太鼓の新作や、釣りスピリッツ新作

そして、このドラ牧新作はいずれも旬が無く、通年売れるようなタイトルばかりであるので

小売としてもこれから来る年末商戦でジワジワ売っていければ問題ないと考えているのではないだろうか。

ドラえもんに関しては、当然ながら映画などの動きもあれば、それに連動してソフトが

売れるとも考えられるので、これらのソフトは小売としてもありがたいソフトではなかろうか。


TOP30を見ていくと、これもやはりであるが、ドラ牧のPS5はランク圏外。

1647本以下の売上ということなので、スイッチ版との差は10倍近く、場合によっては

10倍以上ついている可能性すらあるということにもなる。

適材適所という言葉をこれほど身につまされる結果もそうそうないランキングであろう。


すみっコは17位にランクイン。今回はリズムゲーということで、今までの作品と

若干方向性が違うが、やはりカワイイの暴力で迫ってくるこのタイトルの安定感は抜群。

消化率はいつもの緑色であるが、何度も言うようにこの手のタイトルは売り場の

それこそ隅っこに置いておいて、子供の家族連れなどが購入することを待つタイトルになる。

一週だけの結果では測れないタイトルであり、日本コロムビアが定期的に年末商戦前に

作品をリリースしているのを見ると、確実に一定の売上を毎年記録しているのであろう。


先週TOP10にマルチ両方とも入った、スターオーシャン6は案の定、大きく売上を落としている。

PS4版はかろうじて、来週もランクインしそうではあるが、PS5版は来週には消えていることだろう。

PS5版は消化率的には良いのが、不幸中の幸いか。ただPS4版はどうなるかが微妙なところ。

CoDのほうが、こういう時には安定感があるなということをつくづく感じる。


FIFAは完全にスイッチ版の方の存在感が強くなっている。

PS4版との差が着々と埋まってきているので、年間の売上白書で振り返れば

最終的にはスイッチ版のほうが売れていたということになるのだろう。

いずれにしても、新作が一時的にランクインしては2~3週ですぐに消えていく。

再ランクインするのは、本体バンドルぐらいというPSの惨状。

この秋のスクエニの新作RPGラッシュの結果はそのことを強く意識させる。


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