毎週恒例水曜日の週販記事。今はコロナの影響で木曜日更新。

ニンテンドースイッチが発売されてから、297週目となる2022年11月第1週の週販ランキングが

先程ファミ通で更新された!


いよいよ今年もあと残り2ヶ月。

先月までは、年末商戦の前ということで、小売も閑散期だったであろうということと

半導体不足で、本体確保が難しい状況が続いている中で、任天堂はおそらく今年の年末商戦の

ポケモン発売に向けて、本体を今ためていると考えられる状況で

先週は、PS発売週以来…実に100週ぶり以上の、本体販売台数がPS5>スイッチという結果になった。

とはいっても、その差は230台程度であり、ほぼ誤差と言えるレベルの差であり

また、PS5は今週で発売から丸2年が経ち、今週後半からは発売から3年目を迎える…

すなわち、ゲームハードの一生の中で最も売上が伸びる時期の3年目を迎えるものの

既に6年半に発売し、国内での普及台数が2650万台を超えているスイッチに

値段の差があるとはいえ、負け続けている状況がおかしいということにもなる。

しかし、この状況はPS5が3年目を迎える状況にあっても、全く変わる気配がない。

それというのも、やはりユーザーを引っ張ってこれるキラータイトルが出ないとこの状況は

一向にひっくり返せないと考えられるが、直近の発売予定をみてもPS5側にそのようなタイトルは一切ない。

ポケモンが来週発売すれば、年末の任天堂無双の開始の合図となり、その差はまたしても開く一方だろう。

また先週は、スイッチ有機ELのポケモンスカーレット・バイオレットモデルが出ているので

有機EL版の本体台数が多く出荷されると予想される。PS5がスイッチに勝つことはもう無いだろう。


先週の新作ソフトであるが、小粒なタイトルが多く大きな売上を求められるタイトルは殆どない。

その中で結果が未知数なのが、スクエニが贈る牧場物語とでも言える

新規IPタイトルであるハーヴェステラ(HARVESTELLA)である。



ニンテンドーダイレクトで発表された、スイッチ独占タイトルで、最初の情報では

それなりの反応があったが、体験版が配信されており、そちらの評価は散々。

最近のスクエニタイトルの打率の低さを考えると、様子見をする人が多いのではないかとも予想される。

正直、売上が読めないタイトルの一つである。


あとは、大きく売れる可能性は低いものの、これから任天堂が年末商戦を迎えるに当たり

じわじわと売上を伸ばしていくであろうと思われるタイトルが2つ出ていて、それぞれ

すみっコぐらし みんなでリズムパーティ

ドラえもん のび太の牧場物語 大自然の王国とみんなの家が発売されている。



ちなみに、すみっコがスイッチ独占なのは当然だが、何を血迷ったか

のび太の牧場物語のほうは、PS5とマルチでの販売である。

のび太の牧場物語の一作目を、PS4後発で出したときの惨状をバンナムは覚えていなかったのだろうか…。

一方でスイッチ版の方はTOP10圏内に入るとも予想しているが果たして?

年末商戦に入る直前の週、その結果やいかに?


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ニンテンドースイッチ297週目は合算で9万台を売り上げる!ハーヴェステラが2.6万本売り上げる!

先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。


【ソフト&ハード週間販売数】9週連続で『スプラトゥーン3』が首位に!『ハーヴェステラ』『ドラえもん のび太の牧場物語』も上位にランクイン【10/31~11/6】


ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。

 『スプラトゥーン3』が変わらずに好調で51715本を販売。9週連続での首位獲得となった。任天堂によると、全世界合計販売本数(2022年11月8日時点)は790万本とのことで、この勢いはまだまだ当面のあいだ続きそうだ。

 続いて2位には『ハーヴェステラ』、3位には『ドラえもん のび太の牧場物語 大自然の王国とみんなの家』と、初登場のタイトルが2本続けてランクイン。どちらも“農業”を題材にした長時間じっくり遊べる作品となっている。

 そのほかのタイトルは4位に『ベヨネッタ3』、9位に『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェアII』、10位に『釣りスピリッツ 釣って遊べる水族館』と、先週発売され好セールスを記録した3タイトルがそのままトップ10に入る結果に。

 いずれも多くのファンから支持されるシリーズ最新作。今後の売れ行きにも注目したい。

ソフト推定販売本数TOP10
1位(前回1位) Switch スプラトゥーン3
51715本(累計328万7416本)/任天堂/2022年9月9日

2位(初登場) Switch ハーヴェステラ
26644本(累計26644本)/スクウェア・エニックス/2022年11月4日

3位(初登場) Switch ドラえもん のび太の牧場物語 大自然の王国とみんなの家
11278本(累計11278本)/バンダイナムコエンターテインメント/2022年11月2日

4位(前回2位) Switch ベヨネッタ3
10103本(累計51388本)/任天堂/2022年10月28日

5位(前回9位) Switch ペルソナ5 ザ・ロイヤル
7791本(累計65829本)/アトラス/2022年10月21日

6位(前回15位) Switch ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オフライン
7781本(累計21万8732本)/スクウェア・エニックス/2022年9月15日

7位(前回13位) Switch Minecraft
7602本(累計284万716本)/日本マイクロソフト/2018年6月21日

8位(前回14位) Switch マリオカート8 デラックス
7501本(累計489万1234本)/任天堂/2017年4月28日

9位(前回4位) PS4 コール オブ デューティ モダン・ウォーフェアII
7351本(累計31722本)/アクティビジョン/2022年10月28日

10位(前回5位) Switch 釣りスピリッツ 釣って遊べる水族館
6854本(累計30151本)/バンダイナムコエンターテインメント/2022年10月27日

中略

※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。

ハード推定販売台数
Switch/13869台(累計1882万4546台)
Switch Lite/1714台(累計490万5047台)
Nintendo Switch(有機ELモデル)/74895台(累計292万3063台)
PS5/12014台(累計179万6038台)
PS5 デジタル・エディション/1260台(累計28万3885台)
Xbox Series X/450台(累計16万7006台)
Xbox Series S/2663台(累計21万1778台)
PS4/257台(累計782万200台)
Newニンテンドー2DS LL/31台(累計118万9119台)

というわけで、ニンテンドースイッチの週目はノーマルスイッチが13,869台

Liteが1,714台、そして有機ELモデルが74,895台を売り上げ

前週からの累計売上台数は合算で26,652,656台となった。

というわけで、ポケモンデザインの有機ELが発売されたスイッチが、先々週の230台程度差を

一気に再度大きく引き離す売れ行きを記録して、本体台数は先週の3.8万台から

一気に9万台まで数字が伸びるという状況になっている。

今週のみ唯一、先週の結果より落ち込む可能性はあるが、ポケモンが発売と同時に

本体の牽引と、任天堂の出荷もさらに本気を出してくるであろうことから、いよいよ年末の任天堂無双が

再来週の売上から、見ることができるであろう。

PS5も先週の多さから、スイッチとは逆の方向に行き、先々週3.8万台が先週は1.3万台と大きく落ち込んだ。

これが、今週に発売2周年を迎えるハードだと思うと、非常に売上が悪いと言わざるを得ない。


ソフトランキングは、スプラトゥーンが9週連続TOPを獲得。

今のところ、ファミ通での連続TOP記録は桃鉄令和の12週だが

スプラ11週目にはポケモンが発売されるので、最大で10週連続トップで記録が途絶えるだろう

それでも、スプラ3は既に国内でDL版含め500万本以上を売り上げているわけで

このタイトルが、6年目という通常のハードであれば終焉に向かう時期でも

この活況を作り出している、大きな原動力の一つとなったのは間違いない。


新作ではハーヴェステラが2.6万本で2位にランクイン。

正直、予想がつかない中でこの結果は果たして多いのか、少ないのかが今の時点では個人的に判断できない。

明日の消化率がどうなっているかで、ある程度の判断をしたいと思う。


3位にはやはりスイッチ版のドラ牧が入ってきた。

当然ながらPS5版はTOP10に入っていないが、明日のTOP30にすら入っていない可能性も十分にある。

この手のソフトをPSに出すのは、そもそも商売放棄という認識を持つべきだろう。

もっとも、SIE側がメーカー側に要請したという可能性も十分にあるが…。


2週目のソフトで、先週に引き続きランクインしているのが4位のベヨネッタ3。

そして10位のCoDのPS4版の2本である。CoDのPS5版はTOP30には入るだろうが

やはり、PS5版の売上は一週限定でその売上が持続しない。

そして、同じく2週目のスターオーシャン6はPS4・PS5版ともに仲良くTOP10圏外に追いやられる結果に。

やはり、完全初動の動きは覆せず、数々のタイトルが辿ってきたものと同じ轍を踏むこととなった。

ソウルハッカーズ2やヴァルキリーエリュシオンに比べれば、消化率的にマシかとは思うが

同じく小売が血を吐いて投げ売りしなければいけない可能性は高そうではある。

いずれにしても、ここのところのスクエニのリリースラッシュも打率が低いまま終わりそうである。


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