毎週恒例水曜日の週販記事。今はコロナの影響で木曜日更新。

ニンテンドースイッチが発売されてから、273週目となる2022年5月第3週の週販ランキングが

先程ファミ通で更新された!


先週は実に14年ぶりに、週販の結果で本体の売上がXbox Series>PS5になるという

歴史的な結果が見られる週となった。Xbox360時代に遡らないと無かった結果で

その前の週まで大きく売り上げていたPS5が一気に失速した形となった。

売り上げを追うゲハ民からは、このような事実があったのにXbox Seriesと

PS5が大きな差がついていたことから、売り上げの調整をしたのでは?というような疑惑も立つ始末。

PSは下駄を履かせられ、Xboxは低く集計されていた…というような疑惑がかけられても

おかしくない状況なのだが、集計の仕方(集計店舗は公開しているが)や係数のかけ方はなどはファミ通側から

情報は一切開示されていないブラックボックスなだけに、今後もおかしな数字が続いて

その原因はわからずという状況は続いていくのだろう。しかし、客観的な状況はこの不可解さを

更に浮き彫りにしていくことも間違いないであろうと思われる。

ただ、PS5は今日になって増産体制を整えられる目処が立ったとも報じられている。

PS5の逆襲はなるか…といったところだが、現行のソフトリリース予定では厳しい状況であるのは間違いない。


先週発売のソフトだが、ある程度ソフトは出ているものの

ランキングに顔を出しそうなのは、パソコン版からの移植とは言え

長く家庭用では新作が途絶えていた、コエテクお家芸の歴史モノSLGである

太閤立志伝V DXがスイッチのみで発売されている!



最初にPC版が2004年に発売され、その後家庭用にPS2やPSPなどで移植されたが

ベスト版を除けば13年家庭用には出ていなかった(本編すらも出ていなかった)

タイトルが実に久々に復活ということで、ニンテンドーダイレクトで少しだけ取り上げられたものの

その時に一部の熱狂的なユーザーから大きな反響があったタイトルとなっている。

その反応を裏付けるかのように、TSUTAYAランキングなどで上位に入っていたので

TOP10に入ると思われるが、一体どれだけ売れただろうか?

その他のタイトルは特に触れるところはないので、このまま結果を見ていきたいと思う。


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ニンテンドースイッチ273週目は合算で6.4万台を売り上げる!太閤立志伝V DXが2.1万本売り上げる!

先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。


【ソフト&ハード週間販売数】3週連続で『Nintendo Switch Sports』が首位に! 新作では『太閤立志伝V DX』『スノーブラザーズ スペシャル』がトップ10入り【5/16~5/22】


ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。

 ファミ通発表の売上ランキング。今回は2022年5月16日~5月22日のゲームソフト&ハード週間推定販売数まとめをお届け。

 Joy-Conを使った直感的な操作で、さまざまなスポーツを体験できる『Nintendo Switch Sports』が好調。35088本を売り上げ、3週連続で首位を獲得した。

 本作は2022年の夏と秋に無料アップデートを実施予定で、今後も長期にわたり、安定したセールスが期待できそうだ。

 続いて2位にランクインしたのは、初登場となる『太閤立志伝V DX』。こちらは2004年に発売された『太閤立志伝V』に、自動セーブ機能やUIの調整などHDリマスターを施したタイトルで、2万本超えの売り上げを記録している。

 また9位には、こちらも初登場となる『スノーブラザーズ スペシャル』が食い込む結果に。同作は、1990年にアーケードで登場したアクションゲームをグレードアップしたタイトルで、新たなステージや敵キャラクターを大量に追加。オリジナル版をプレイした人でも、新鮮な感覚で遊べる1作となっている。

 一方、ハードに目を向けると、発売80週目のPS5はスタンダードモデルとデジタル・エディションを合算して14277台、Xbox Series X|Sは合算で7131台の売り上げとなった。

ソフト推定販売本数TOP10
1位(前回1位) Switch Nintendo Switch Sports
35088本(累計38万7201本)/任天堂/2022年4月29日

2位(初登場) Switch 太閤立志伝V DX
21710本(累計21710本)/コーエーテクモゲームス/2022年5月19日

3位(前回2位) Switch 星のカービィ ディスカバリー
12853本(累計72万3567本)/任天堂/2022年3月25日

4位(前回3位) Switch マリオカート8 デラックス
10274本(累計464万2828本)/任天堂/2017年4月28日

5位(前回4位) Switch eBASEBALLパワフルプロ野球2022
7210本(累計17万1515本)/KONAMI/2022年4月21日

6位(前回6位) Switch Minecraft
6337本(累計264万8286本)/日本マイクロソフト/2018年6月21日

7位(前回5位) Switch リングフィット アドベンチャー
5245本(累計315万6972本)/任天堂/2019年10月18日

8位(前回8位) Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
4869本(累計488万4668本)/任天堂/2018年12月7日

9位(初登場) Switch スノーブラザーズ スペシャル
4608本(累計4608本)/DAEWON MEDIA/2022年5月19日

10位(前回9位) Switch マリオパーティ スーパースターズ
3645本(累計96万7778本)/任天堂/2021年10月29日

※11位より下の数値は、“ゲーム販売本数ランキングページ”にて2022年5月27日以降に公開予定です。
※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。

ハード推定販売台数
Switch/16605台(累計1830万5423台)
Switch Lite/6932台(累計472万6225台)
Nintendo Switch(有機ELモデル)/41302台(累計179万8321台)
PS5/12755台(累計139万7883台)
PS5 デジタル・エディション/1522台(累計23万7232台)
Xbox Series X/966台(累計10万435台)
Xbox Series S/6165台(累計11万1573台)
PS4/20台(累計781万9568台)
Newニンテンドー2DS LL/256台(累計118万6215台)

というわけで、ニンテンドースイッチの273週目はノーマルスイッチが16,605台

Liteが6,932台、そして有機ELモデルが41,302台を売り上げ

前週からの累計売上台数は合算で24,829,969台となった。

案の定ではあるが、先週はPS5のほうが売り上げが大きくなっている。

先週の結果が続くとは思っていなかったので、今後も同じような状況が続くだろうが

MSが日本市場を更に本気で取りに来た場合に、今後は以前のような圧倒的な差で

PS5が勝ち続けるということは無くなっていく可能性が高くはなりそうだ。

今後の週販からは目が離せないことは間違いない。

スイッチは有機ELの台数が安定し始めており、今後また売り上げを伸ばしていくのは確定だろう。


ソフトではNintendo Switch Sportsが3週連続(実際は4週)1位を取っている。

やはりというか、安定した売り上げを残しており、ハーフぐらいは一気にかけぬけてしまうだろう。

年末のパーティゲー需要などでも数字を伸ばせるタイプのゲームなので

最終的な売上本数の着地点が全く読めないのは相変わらず。


太閤立志伝V DXはなんと2位にランクイン。

元々人を選ぶゲームであるが、本当に久々な家庭用での発売の話題性と

やはり、太閤立志伝というゲーム自体に飢えていたという人が一定数いたのだろう。

それでもこの売上は、正直想定外といったところ。

また、SLGでちまちまと進めるようなゲームなので、スイッチと相性が良いのも言うまでもない。

コエテクがスイッチ独占で出したのは、英断だったと言える結果だろう。


前段で全く触れていないノーマークなタイトルだった

スノーブラザーズ スペシャルが9位にランクイン。

ソフトの全体的な売り上げが少ない週であることもあったが

1990年に、かつて存在した硬派なSTGを作るメーカーとしてマニアからの

知名度が高かった東亜プランのゲームをリメイクしたものだそうで

元ネタが東亜プランのゲームが、コレだけ売れてランクインしてくることに

スイッチユーザーの幅広さ、懐の広さを感じる結果となっている。

これもスイッチ独占となっているタイトルである。


先週もいつもの通り、スイッチのソフトだけでTOP10が占められる状況に。

この状況はまだまだ続く。本来であればE3の時期になる6月に何かしらの

起死回生の新情報をPS5は打つことができるのだろうか?


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