毎週更新の週販記事。今年度よりメディアクリエイトが情報を公開しなくなったため

新たにファミ通のデータを使っての更新となる。

ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として

発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。


ただし、今回はいつも更新される水曜日・木曜日が正月休みと重なっていて

先週の水・木曜日に、まずはクリスマス週のハードとソフトランキングTOP30が発表されていた。

ファミ通の都合で、先週…すなわち令和2年の第一週目の結果はまだ発表されていなかったが

本日、TOP30がハード販売ランキングより先駆けて更新されていたので本日は急遽の更新となる。


令和2年の第一週はスイッチ発売から149週目となる。

クリスマス週は19位までがニンテンドースイッチタイトルというランキングとなり

3年目のピークのタイミングの年末商戦で、この上ない結果を出しているスイッチであったが

正月もお年玉需要…すなわち、任天堂ハードが強い子供層が購買のメインになるため

傾向はクリスマス週とあまり変わらないことが予想される。当然ながら正月週ということもあって

新作ソフトがまるっきり出ていないので、今まで発売されてきたソフトの価値が1年で

もっとも高まる時期になるとも言える。クリスマス週に引き続き、任天堂無双になるのは

まず間違いない正月第一週のTOP30ランキングの結果やいかに?


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【ファミ通】2019年12月30日~2020年1月5日のソフトランキングTOP30

本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。

なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。









出典:ゲーム販売本数ランキング 集計期間:2019年12月30日~2020年1月5日


というわけで、結果については…なんと21位までスイッチソフトが独占!という

クリスマス週以上に(PS4)にとってはひどい結果に…。

そしてPS4で一番売れているのがeFootball ウイニングイレブン 2020という謎。

DL版が昨年末からホリデーセールで半額以下になっていたので、小売も値段を下げたのだろうか…?


PS4のソフトは他に3本の計4本ランクインとなり、昨年クリスマス週直前の週の

PS4が3本のみランクインという記録よりはなんとか数は増えたものの、相変わらず

そのすべてを足した本数は2.4万本程度の売上で、スイッチとは雲泥の差が昨年末からずっと続いている。

PS5が出るために、もうPS4自体の影が薄くなっている…とも考えられるとはいえ

それでも、本体が値引き効果である程度の台数を出している以上、新品ソフトが売れない市場が際立っている状況だ。


一方のスイッチは定番ソフトがやばすぎる。ここに来てマリカ8DXが5万以上売っていたり

改めてマリカというパーティゲームの盤石な需要は恐ろしいと思わされるばかりである。

消化率がなかなか下がらなかったルイマン3、マリソニ、ツムツムといったタイトルが

軒並み初回出荷分をほぼ売り切った状況になり、相変わらず任天堂ハードのタイトルは

初動で判断してはいけないということを強く知らしめる結果となった。

マリソニはまだまだ本番は先なので、最終的にハーフミリオンとか売っていても何も驚きはしない。


その他には、節目の数値を越えたタイトル、あるいは次の節目が見えてきているタイトルも

多くなってきているのが印象的。まずはリングフィットアドベンチャーが無事50万を突破。

販売数から見てまだまだ出荷は足りていないのがわかる。これが今後どこまで伸びていくのだろうか?

ポケモンも先週の数字から見れば当たり前なのだが、300万本を無事突破。

先日のポケモンダイレクトにて、DLCにていつもの3種類目の発売商法が無くなったと思われるため

今後も数字をジワジワ伸ばしていくのは間違いないだろう。スイッチの国内400万本に

最も近いタイトルと言えるのは間違いないだろう。


マリオカート8DXが271万本を突破。いつもの売上が今年もまた続くのは間違いない。

今年中にトリプルミリオンに到達するのも、このソフトであれば間違いないだろう。

たとえ9が発売されたとしても、8DXが国内トリプルに行くのは確定であろう。


BOTWも気づけば、ついに150万本の大台が見えてきた。今月中には間違いなく達成するだろう。

歴代ゼルダシリーズの国内の最高売上は、ファミコンDSの初代ゼルダの伝説で169万本となっている。

BOTWはWii U版やDL版も合わせれば、既に国内で一番売れているゼルダシリーズではあるのだが

スイッチ版のパッケージ版だけで、ゼルダの伝説を抜くことも夢ではなくなってきた。

なにせこれからBOTW2が発表されれば、間違いなく前作のBOTWも再度売れるわけで、スイッチ版だけでも

最終的には200万本の大台に達する可能性もあると個人的には見ている。最後の結果が楽しみだ。


電撃の集計では既に越えているが、スタアラも80万本到達間近。

更にはDQ11Sも最後発マルチであるにも関わらず、50万本の大台が見えてきている。

全体的にスイッチのソフトが好調な日本市場。少なくともPSや箱の次世代機が出るまでは

この傾向はずっと続くだろう。週販は今年も更新していくので当コンテンツを今後もご贔屓いただければと思う。


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