毎週更新の週販記事。今年度よりメディアクリエイトが情報を公開しなくなったため

新たにファミ通のデータを使っての更新となる。

ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として

発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。


先週は10%増税の初めての週ということで、やはり駆け込み需要が先々週にあったのだろう。

ハードの販売台数は大きく落ち込み、先々週と比べるとスイッチは10万台以上その売上の数字を落としている。

とはいっても、先々週が駆け込み需要分があったのは間違いないだろうから、平時に比べるとどれくらい

落ち込んだのかは、これからあと10%になってしばらくしたあとの売上がどうなるのかと言った

データが出てこないと、先週の結果を今の時点で判断するのは早計というものだろう。

ソフトの売上と併せて、しばらくはデータを見極める必要があると思う。


ソフトは増税前に大量に出た反動か、新作ソフトは殆どなかったが

その分、今までの発売されてきたソフト資産が重要な週となったと思う。

ゴーストリコンが2位に入った以外は、それまでの発売されたソフトの

資産価値を図るような売上ランキングだったと思う。


TOP10には、新作と先々週の新作、それといつもの任天堂ソフトが

例によって上位に戻ってくる結果となったが、TOP30までの結果はどうだっただろうか?


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【ファミ通】2019年9月30日~2019年10月6日のソフトランキングTOP30

本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。

なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。









出典:ゲーム販売本数ランキング 集計期間:2019年9月30日~2019年10月6日

ゴーストリコンの消化率が40%程度?のように見えるが

15万ぐらいの出荷と言ったところだろうか?

CERO Zである上に、いつもの洋ゲーの売れ方の推移だと

出荷分を捌くのは結構厳しいのかもしれない。


先週もTOP30の下限は2062本と、ソフトは1000本台まで落ちることはなかった。

本体が売れている分、ソフトもある程度売上を記録していたということ。

先週、TOP10に食い込んだイースIXやワールド・ウォーZなどは予想通りの落ち方になっている。

イースIXは、7~8万本程度が最終的な着地になるのではないだろうか。

ライザのアトリエが2週目もそれなりに売っているが、発表されたDLCが

悪い方でのコエテク商法ともなっているようで、ソフト一本買えるほどのDLCの値段になっているようだ。

3部作の一作目で、かなり好調な出だしを見せているので、この売り方は将来的には悪手のように見えるが…。

スーパーロボット大戦Vは消化率から見ると、あまり振るわない感じだが

期間限定のプレミアムアニメソング&サウンドエディションがDL版限定で配信されているので(値段も当然高い)

それと分散していると考えると、DL版も含めれば1万本近く売れている可能性もある…かもしれない?←

ニンジャボックス2週目は3分の1程度まで売上が落ちてはいるが、スイッチのソフトは長く売れる傾向にあるので

今後、スイッチに入ってくる子供層にジワジワと売れれば、初回出荷分は捌けるのではないだろうか。

デモンエクスマキナが今回は下限で、マリオデやスタアラなどの下位のお馴染みの面々は

先週もランク外ではあるが、増税後しばらくしたらまた復活してきそうな気もする。

増税が始まって、今後の売上の推移も注目して見ていく必要があるだろう。


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