毎週恒例水曜日の週販記事。

ニンテンドースイッチが発売されてから、136週目となる2019年10月第1週の週販ランキングが

先程ファミ通で更新された!


先週は最後発マルチの完全版である、ドラゴンクエスト11Sが30万本を売り上げてトップ。

日本でのドラクエの強さを改めて見せつけた形となった週販。



ドラゴンクエスト11Sの2週目がどんな数字になるかが、まずは興味深いところだが

先週から日本では消費税が10%に増税されているという、小売的にはもっとも売り上げに

影響が及ぶ政策が実行されている。食料品は8%が基本となっているが、こういった

娯楽品は当然ながら10%適用ということで、スイッチは3000円ほどの税金が取られることになる。

基本的に値引き販売が行われていない機種なので、この増税での影響はかなり大きいと思われる。

もう値段をかなり落としているPS4の方が相対的に見れば、影響は少ないのではないだろうか。

先週はドラクエ11S同梱限定本体と、増税前の駆け込み需要があったことから

ライトと併せて、20万台近い台数を売ったスイッチだが、先週は限定本体のノーマルスイッチの方が

売れたのと対象的に、先週はライトの方が全体の売り上げは多いと予測する。

合算で6桁に届くかどうかだが、増税が消費者マインドにどの程度影響を及ぼすだろうか。


新作タイトルの大きいのは2つ。まず一つは、UBIソフトの

シリーズタイトルで日本でも知名度のあるゴーストリコン

新作であるゴーストリコン ブレイクポイントが発売されている。



CERO Zタイトルであるが、日本でもファンが多い洋ゲーの一つ。

ただ、今回は購入者の評価を見る限りゲームの出来があまり芳しくないようだ。

海外の大作洋ゲーと同じような売り上げ推移を見せるだろうと思われる。


スイッチ側では、後発マルチになるがスーパーロボット大戦Vが発売されている。



PS4とVitaでは2年前の2月に発売されているタイトル。

Tがそれなりの反響だったため、移植を決断したと思われるが

これが果たしてTOP10圏内に入るかどうかといったところ。


あとはPS4でファーストタイトルの廉価版や、スイッチで

乙女ゲーが発売されているが、こちらは割愛。

先週からの動向が注目されるドラクエ11Sと上記2つの新作が見どころというところ。

果たして、増税はどこまで影響を及ぼすのか?気になる結果は見出しのあとで!


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ニンテンドースイッチ136週目は合算で8.9万台を売り上げる!ゴーストリコン ブレイクポイントが5.4万本売り上げる!

先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。


【ソフト&ハード週間販売数】『ドラゴンクエストXI S』が2週連続1位! 駆け込み需要の反動か、各ハードのセールスはほぼ半減【9/30~10/6】


ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。

 『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』が2週連続の1位を獲得。発売2週目も57667本と好調なペースで、累計販売本数は36万本を突破した。2位は、プレイステーション4用ソフト『ゴーストリコン ブレイクポイント』。初週販売本数54733本はまずまずのスタートだが、シリーズ前作の『ゴーストリコン ワイルドランズ』(2017年3月9日発売)のプレイステーション4版の初週が94017本だったことと比較すると、大きく本数を落とす結果となった、

 先週新作が7本TOP10入りしたが、そのうち4本はTOP10圏外へ。代わって、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』、『マリオカート8 デラックス』、『Minecraft』といったNintendo Switch向けの定番ソフトが再びTOP10に返り咲いている。

 ハードは、消費税率アップ直前の駆け込み需要もあってか、大きく販売台数を伸ばした先週と比べ、各ハードともほぼ半分の週販台数となっている。

ソフト推定販売本数TOP10

1位(先週1位) Switch ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S
57667本(累計:36万871本)/スクウェア・エニックス/2019年9月27日発売

2位(初登場) PS4 ゴーストリコン ブレイクポイント
54733本/ユービーアイソフト/2019年10月4日発売

3位(先週4位) Switch ゼルダの伝説 夢をみる島
16430本(累計:20万3580本)/任天堂/2019年9月20日発売

4位(先週8位) PS4 モンスターハンターワールド:アイスボーン マスターエディション
15697本(累計:36万1936本)/カプコン/2019年9月6日発売

5位(先週2位) PS4 CODE VEIN(コードヴェイン)
12926本(累計:73769本)/バンダイナムコエンターテインメント/2019年9月26日発売

6位(先週10位) Switch スーパーマリオメーカー2
9840本(累計:65万4285本)/任天堂/2019年6月28日発売

7位(先週6位) PS4 FIFA 20
9435本(累計:53186本)/エレクトロニック・アーツ/2019年9月27日発売

8位(先週11位) Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
9252本(累計:328万8904本)/任天堂/2018年12月7日発売

9位(先週12位) Switch マリオカート8 デラックス
8941本(累計:248万563本)/任天堂/2017年4月28日発売

10位(先週13位) Switch Minecraft
8507本(累計:95万4488本)/日本マイクロソフト/2018年6月21日発売

中略

※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。

ハード推定販売台数
Nintendo Switch/50469台(累計:919万9946台)
Nintendo Switch Lite/38668台(累計:29万7361台)
プレイステーション4/7080台(累計:714万1390台)
プレイステーション4 Pro/5308台(累計:129万5000台)
Xbox One X/87台(累計:17077台)
Xbox One S/39台(累計:91203台)

Newニンテンドー2DS LL(ニンテンドー2DS含む)/1173台(累計:166万7054台)
Newニンテンドー3DS LL/130台(累計:588万4536台)
プレイステーション Vita/32台(累計:586万2627台)

というわけで、ニンテンドースイッチの136週目はノーマルスイッチが50,469台

Liteが38,668台を売り上げ、前週からの累計売上台数は合算で9,497,307台となった。

増税の影響はやはり大きい…。先週は増税前の駆け込みもあって、本体台数は平常より多く売れたのは間違いないため

今回は増税一週目+先週の駆け込み分が減るということを考えれば、この結果も妥当とは言えるのだろう。

やはりというか、スイッチは合算でも6桁には到達しなかったという状況。

先週から見れば失速とも取れるが、ロトエディションがあることを差し引いても、5万台以上

スイッチが売っているのは、現状前向きに捉えるべきではあるだろう。

ちなみに、今週は明日発売のツムツムがこちらも特別デザインのノーマルスイッチモデルが

発売されるため、今週も先週ほどの結果は残せるのではないかと予想している。

PS4はやはり、定価が低めなので、なんとか5桁を維持したというところだろうか。

しかし、来年年末にPS5が発売されることが発表されたのと、それにPS4互換がある(公式に明記はまだされていない模様)

という話も出ているので、これから買い控えが起こってもおかしくない状況にもある。

こちらの発表の影響も、来週以降注目したいと思う。


ソフトは、予想通りというか、ドラクエ11Sが2周連続1位を獲得し、36万本ほどの累計売上となっている。

DL版も含めれば、確実に40万本は行っていると思われる。増税があるとはいえ国内ハーフはやはり堅いだろう。

ゴーストリコンは前の作品に比べるとかなり数字が落ちているのと、評判がかなり悪いので

今後、結構早い段階から失速するのではと予想している。スパロボVは残念ながらランク外。


そして先週は新作に押されて、10位以内に入れなかったいつものタイトルがやはりランキングに復活。

定番と呼ばれるタイトルが、固まってきたイメージがある。これらのタイトルは大きく売上を落とすことはないのだろう。

そして、気づけばマインクラフトがミリオン達成まであと5万本を切っている状況に。

他のハードでも売れているタイトルだけに、驚異的な売上となっているこのタイトルは

一体どこまで売上を伸ばすのだろうか?30位までのランキングは明日更新予定。


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